これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第174話 オリガミ家再び、何でこうなった?

第5章 入学試験(帝都編)
第174話 オリガミ家再び、何でこうなった?


前回のあらすじ
奥様方のスポツピック王国での活動申請登録をする
商業ギルドでvictory販売契約を結ぶ
ワナキオさんにスーツケース(収納魔道具)を作る



ワナキオさんは、荷物を入れてみる、全部入る
「やっぱり、便利だね 収納魔道具は」

「ショウリさん、それを販売出来ませんか?」
「いえ、収納魔道具は販売する気は今のところ有りません。ワナキオさんには請求しますが」

「ショウリ君?」
「白金貨100枚です」
エンジェルメダル100枚分です

「ショウリ君?」
「破格ですよ、本来なら、王金貨50枚はする品物ですよ」
ノビタさんも同意見

スマホ払いでお支払い頂きました

ワナキオさんは、スーツケースを持ってサーラさんの元へ行かれました。

「妖精の館を作るには、誰の許可をもらうといいですか?」

「オリガミ家の許可ですかねぇ」
「町長や冒険者ギルドマスターにも知らせないとですねぇ」

ノビタさんの言葉使いが変わりました、まぁ良いけど…

「町長さんは、どこに居ますか?」

町長の居場所…役場は、公園の向こうだった

「いきなり妖精の館の話をしても大丈夫な方ですか?」

交渉相手の情報は少しでも持っていた方が交渉を楽に出来る

「普通なら、信用されませんね、門前払いですね」

「この辺りで、妖精の館を立てられそうなスペースは有りますか?」

場所が無いなら、話をしても意味がない

「役場の裏手に、オリガミ家所有のそれなりの広さの、林が有るには有りますが…オリガミ家の土地ですよ」

「じゃ オリガミ家から、話をした方が早いですね」

「はぁ? そんな事が出来る訳ないでしょう。相手は社 長 爵プロデオスカレンダスですよ、門さえ、通れませんよ」

僕は、通行手形メダルオリガミ家家紋入りを出した
「これが有ってもですか?」

「え~~~」
ノビタさんは、驚いた
「ショウリさん、あんたは何者ですか?」

「商業ギルドグランドラン支部 ギルドマスター タシナハ=ノビタは、妖精の館建設を許可します」
『妖精の館建設許可書〈グランドラン商業ギルド〉』

ノビタさんは、建設を許可してくれた。

オリガミ家に行く前に、冒険者ギルドへ寄った
移動式家キャンピング・ハウス毎転移です、勿論、奥様方も一緒に
星獣を迎えに来た形になりました

「ショウリです。ギルマス タコアシさんに面会をお願いします」

斯々然々 妖精の館の件を説明
「冒険者ギルドグランドラン支部 ギルドマスター ハイセン=タコアシは、妖精の館建設を許可します」
『妖精の館建設許可書〈グランドラン冒険者ギルド〉』

僕の事を知る、タコアシさんは、すんなり許可してくれた

モモコを召喚
移動式家キャンピング・ハウスを引かせ、オリガミ家へ

オリガミ家の正門の前に、二角ピンクユニコーンに引かれた、見慣れない馬車?が停まる

通行手形メダルを見せ
「メーダ・ワノルキさんを呼んでもらえますか? ショウリが来た と伝えてもらえますか?」

暫く待つ 往復に時間の掛かるお屋敷だから

オリガミ家執事メーダ・ワノルキさんが来た
「ショウリ様、よく お越し下さいました(ペコリ)、…これは凄い馬車…ですねぇ」

「僕の移動式の家です 移動式家キャンピング・ハウスと言います」
「家? キャンピング・ハウスですか?」
中から奥様方が下りてくる
エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュ

「僕の奥さんです」
「…「え~」…」同調シンクロした
ワノルキさん、門番、通行人までもが驚いた

メール受信音♪♪♪♪♪
『ショウリちゃん、迎えに来て~』
サーラさんからのメールです

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
分身アバターを迎えにやる
ハウスの中に転移
「今から、社 長 爵プロデオスカレンダスに会いますから、ハウスの中に居てください」
「ダミエナ、オリエナ ワナキオさん、サーラさんにお昼をお願い、新婚旅行中だから豪華に」
「はい」
「かしこまりましたデスワ ショウリ様」
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

「こんにちは」ペコリ
「いらっしゃいませ オリガミ家執事メーダ・ワノルキです」ペコリ

「ショウリ様、今の(スマホの)音は何ですか?」
「メールです」
「スマホでメールが送受信出来ることが解ったので」
「それは凄い事ですね」

御者席に座って 案内されています
移動式家キャンピング・ハウスで、オリガミ家の正門を通りました

「執事失格ですね…ショウリ様には驚かされてばかりで、平静ではいられません…」

「執事も感情を持つ人間です。驚いて良いと思いますよ 僕は」

「ところで、呪いの件はどうなりました?」
神の蜘蛛アランカブトゥーはあれからは?」
「娘さんは お元気ですか?」

「オリメ様は大変元気になられました、ショウリ様をカブト様も、ハナカゴ様もお待ちです」
「オリメさんと言われるのですね、この前、名前を聞くのを忘れてて…急いでいて…すみません(ペコリ)」

「とんでもございません。頭を下げられては、こちらが困ります」
謝るなら、カブトさんやハナカゴさんだよね

屋敷の入口には、執事やメイドが並んでいた

「…「いらっしゃいませ ショウリ様」…」同調シンクロした挨拶

ハウスから、エスプリ、エナ、シーレン、スイレン、まゆ、ミーゼ、ルージュが下りてくる

「ショウリ様の奥様方です ごぶ…」
「…「え~」…」同調シンクロした

ワノルキさんの言葉を遮ったメイド達

◆広~い応接室◆
奥様方は、それぞれ ソファーに座ってます
僕の横にはエスプリとミーゼです

♪音楽が♪
「カブト様、ハナカゴ様、オリメ様がお見栄に成りました」
部屋に居たメイドが教えてくれた

ソファーから立つ
ドアが開き、カブト様、ハナカゴ様、オリメ様が入ってきた

奥様方が7人来ている事は報告済だったようで驚かれなかった

「こんにちは 突然の訪問、お許しください」ペコリ
奥様方も挨拶する ペコリ

「ショウリさんには 感謝しております、娘もこの通り元気になりました。」
「オリメです ショウリ様には感謝しております」

「「かわいい」」
エスプリドアがエナが思わず声に出しました

オリメさんは、獣人 昨晩カード化した子狼を越える、かわいさ 尻尾と耳がモフモフでした
僕も危うく声に出そうでした

 前回は、ベッド…布団を掛けられていた、地下室で薄暗かった、糸に生気を吸われていた、寝ていた、側に寄ってない。
 だから、こんなにかわいかったことに気づく事が無かった。
 神の蜘蛛アランカブトゥーが求婚するのも頷ける。
 あの、尻尾、耳をコショコショしたい…

ナデナデ 体が勝手に動いていた
ナデナデ 頭を撫でていた

「ショウリ様?」
「(はっ!) 元気になられ 良かったですね」
精一杯 誤魔化した つもり

オリメさんは、赤くなった
肉親以外に頭を撫でられるなんて事はあり得ない事
初めてを奪われた…


「お父様、お母様、オリメわたくし、ショウリ様の元へ参ります。結婚します!」

「…「えー!」…」同調シンクロした

何でこうなった?

「あの~ いいんですか?」
「ショウリ様は、オリメがお嫌いですか?」
「いいや、嫌いじゃない です」

「では、獣人だからですか?」
「いいや、獣人も関係ない、神獣や聖獣、精霊や妖精もお嫁さんだし…」
「え? そ そうでしたか…」

「では、年下が問題ですか?」
「いいや、年齢も関係ない、ルージュはもっと下だし…(0歳です(--;))」
「え? そ そうでしたか?」
見た目は20歳ハタチくらいに見えますからね(--;)

「では、わたくしが社 長 爵プロデオスカレンダスだからですか?」
「いいや、それも僕は気にしない…(イヴは女神だし)」
「なら、問題はございませんね」

ん~こんな場面シーン見た様な、読んだこと有るような? 無いような?(--;)

「でも、僕 ただの庶民、冒険者ですよ」
ただのなのか? 億越えの攻撃力有りますよ、称号【神を超えし者】でしたね(--;)
庶民なのか? 100億円程の財産が有りますよ、称号【富豪】でしたね(--;)
 
「構いません」

「既に、8人 お嫁さん居ますよ。」
「え? そうでしたか…もうお一人居られるのですね、構いません。9番目でも」
少し寂しそうにするオリメ…かわいい

今更だよね、称号【妻多者】【妻多種者】だもんね(--;)



「カブト様も、ハナカゴ様も 僕で大丈夫なんですか?」

「オリメが選んだのだから、間違いない」
オリメこの子の鼻は、悪人を見抜く いいえ、かぎ分ける、超嗅覚の持ち主なんですよ」
オリメこの子を信じます」
超嗅覚? 魔眼でなくて? 狼の獣人だからですか?

「それに、ショウリさんなら、神の蜘蛛アランカブトゥーからも守ってもらえるのでは?」

「はぁ…」
何でこうなった?
反対する者は居なかった、それどころか全員が賛成です。 奥様方も全員賛成です。(イヴ以外)
オリメが僕の婚約者になりました、結婚はもう少し後、オリメが学校を卒業してからになりました。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 オリガミ家は、狼の獣人、カブトさんは狼の割合が多いワーウルフ、ハナカゴさんは人の割合が多い獣人(狼)、胸が大きい(メロンサイズ)←ここ大事
 オリメは獣の割合が少し多い、目は人、鼻・口は狼、頭の上に耳、尻尾、足は人、手は毛深い人の手、純白の毛
 貴族は12歳になると、結婚することもある、オリメは14歳に12月になったばかり、胸は成長途中(14歳ですから、母親似であって欲しいと思うショウリ)
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「ところで、本日は何か用が有ったのでは?」
「そうでした、公園の側の林に妖精の館を建てたくて、許可をもらいに来たんでした。」
(敬語も忘れてます)

「なんと、妖精の館を建てる?」
「ショウリは、精霊王 妖精の館、色々な町に作ってる」

「…「なんですとぉー」…」同調シンクロした

「オリガミ=社 長 爵プロデオスカレンダス=カブトは、妖精の館建設を許可しますぞ、婿殿に差し上げましょう」
『妖精の館建設許可書〈オリガミ家領主、オリガミ=社 長 爵プロデオスカレンダス=カブト〉』

妖精の館それは、いつ出来ますか?」
「それは、町長さんに許可してもらえれば、今日中に出来ます。」

「…「なんですとぉー」…」同調シンクロした

義父・義母に建設状況を見たいと言われて、断れません。隠すことでも無いので
カブトさん、ハナカゴさんと新婦オリメと、移動式家キャンピング・ハウスで、役所に行くことになりました。

◆ハウスの中◆
「凄いですなぁ…これをショウリさんが、お作りになられたと?」
「凄いですわぁ…」「す 凄い…」

驚くところは、貴族も庶民も一緒です
ハウスの広さ、ハウスの中の畑、モンスター広場のモンスター、オリハルコン・ミスリルのメイドゴーレム

ワナキオさん、サーラさんを紹介
「帝都の冒険者ギルドマスターの新婚旅行中の護衛ですか? 流石ですなぁ」
否定をしませんでした

「ショウリ君、9人目の奥さんが社 長 爵プロデオスカレンダスのご令嬢? ギルマス代わる?」
「関係ないですよね?」

「ほく、部 長 爵ブージャンカレンダスだから、ショウリ君が、上になるのかな?」
「こういう時、どうなるのですか?爵位とか、全然解らなくて」

「オリメは一人娘だが、5番の子だ、上に4人の兄が居る、跡継ぎ…継承権は5番目だ、ショウリさんになら継がせても良いがな、長男達が納得せんだろう はははは」
笑えません(--;)


オリメは、オリガミ=オリメとなり、嫁いだ事になる
僕に家名が無いので、オリガミ=オリメだ


◆町役場◆
二角ピンクユニコーンに引かれた馬車が役場前に停まる
僕、奥様方、オリメ、カブトさん、ハナカゴさんが、下りてくる

ザワザワ ガヤガヤ ざわつく

町長さんが飛び出してきた
「これはこれは オリガミ=社 長 爵プロデオスカレンダス=カブト様、ハナカゴ夫人、オリメ様も、本日はどの様なご用件でしょう?」
「こちらの方々は?」

斯々然々で妖精の館の件を説明

町長『アマダ=オッターノ』さん、オリガミ家が認めたのだから、無下には出来ない
妖精の館建設を許可してくれました

◆役所裏の林◆
「エナの力も貸して、エナは森の精霊です」

「お~」

エナと手を繋ぐ、エナが選別した木に霊力を集中
「『森林再生』」「館形成」
僕が、直接一人で出来なくは無いが、エナとの共同作業です。
1本の大樹に回りの木々が集まる感じ
大樹に、マジベータ(魔力エレベータ)を作る、回りの木々に客室を作る、高さ30m、1階はフロント、物品販売エリアと巨人の客室…魔法陣で2mになります。2階にレストラン、3~8階が客室24室

「精霊王の名の元に、精霊・妖精召喚、招集」

精霊(火、水、風、土、光、闇)、妖精24人を召喚し、近隣から妖精20人を招集しました。
「呼んだ?」「妖精の館だ」「館だね」

「グランドランの妖精の館、任せてもいいかな?」
「「いいとも~」」妖精達が手をあげる

「出来ました」




残り1777日(1月21日)

1月23日 帝都入学試験
1月25日 14時出発、竜宮城ドラゴンシーパレス


オリガミ家四兄弟
長男オル、次男フォールド、三男ダブラ、四男マゲル
今度、登場予定 予定は未定(--;)

【妻多者】
妻を5人以上持つ

【妻多種者】
異種の多くの妻を持つ者
(現在:女神、神獣、聖獣、精霊、妖精、ハーフエルフ)

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〈備考〉
 『町』『街』を調べたら、町は全体を指す、街は一部を指す事が解りました。
 今まで、誤字(誤表現)が有ったと思います、これからは気を付けます。


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