これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第170話 名付け親

第5章 入学試験(帝都編)
第170話 名付け親


前回のあらすじ
くも爺さん(神の蜘蛛アランカブトゥー)を移動式家キャンピング・ハウスに招待
一緒に夕食を食べる
何故か音楽会になる



くも爺さんに何が出来ます? と聞くと、自作のアイテムを次々と出し、その中に楽器まであった
くも爺さんは演奏も出来た

オーケス虎達を召喚すると
音楽会が始まった

19:00 サンバパーティーが戻ってきた
19:00 分身アバターとノイチが図書館から戻った

「お帰り♪」
ノイチ「何ですか? どうしたんですか?」
サンバ「どうしたんですか?」
バカデ「ショウリ お前なぁ…」
タクシ「なんか、楽しそう ですね」
フレイ、ローズ「「ただいま」」


「ワン」「クゥ~ン」
「ウォン」「キャン キャン」

「…「かわいい」…」同調シンクロした

「どうしたんですか?」
ノイチが反応する
檻から出す

ノイチのエプロンも虎ンクペットに戻る

白い毛の『巨大狼ジャイアントウルフ
赤毛の『炎の巨大狼ジャイアントウルフ
薄い青い毛の『氷の巨大狼ジャイアントウルフ
黄色い毛の『雷の巨大狼ジャイアントウルフ
金色の毛の『光の巨大狼ジャイアントウルフ
濃い茶色の毛の『ストーン巨大狼ジャイアントウルフ
虎柄の『虎ンクペット』

虎ンクペットの腹部に、子狼達は集まる
「私は、オスですよ、乳は出ませんよ」
困り顔の虎ンクペット

サンバさん達が驚く
「ショウリさん、この虎は 何ですか?」

虎ンクペットの説明をすると更に驚く
「収納能力を持つ魔物ですかぁ~」
「凄い ですね」

「あの~ ショウリさん、あのご老人は?」
バカデとみつおの酒を飲んでいるくも爺さんのことを聞くサンバ
神の蜘蛛アランカブトゥー
「…「え~~」…」同調シンクロした

バカデさん飲むのはいいですが、帰宅したら、手くらい洗いましょうよ…(--;)
くも爺さんもいつの間に…(--;)
くも爺さんも酒好きφ(..)メモメモ

「ショウリさん、この子狼達を飼ってもいいですか?」
賛成多数で可決 僕に反対の理由も無く、許可した

「でも、フレイ フレイにこの子狼達を飼えるの?魔物を使役するスキルは持ってないよね?」
「今は、小さくてかわいいけど、巨大狼ジャイアントウルフなんだよね? 大きくなって、回りに迷惑の掛かる魔獣になったら困るよ」
(僕が、カードモンスターにすれば済む事だが、敢えてフレイに聞く)

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
 冒険者は、将来的に市民や旅人に有害な魔物・魔獣は子供や卵でも、ケガをした魔物でも討伐をしないといけない。どんなにかわいくても…
 僕のように、カードモンスターに出来たり、魔物を使役するスキル持ちが従魔にしたりしない限り
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

お腹が空いていたのか、子狼達は羊グル豚のミルクを与えると、ペロペロと舐め尽くした
(かわいさ10倍増し)


 ▼ ▼ ちょっと戻って ▼ ▼
◆図書館◆
「ねぇ、ノイチ 魔物を使役する関係の書物読んでみない?」
「そうですね 虎ンクペットこの子の育て方とか勉強しとかないといけませんね」

「『召喚師誘導アレシタ』『魔物使い誘導アレシタ』『従魔誘導アレシタ』」
「これと、これ、…」
全部で33冊 ノイチと席に着く

職業系も探しておこう
職業系のスキルで、召喚師、魔物使い、ビーストマスター、調教師、ペットトレナー、ペットシッターのことを調べる


【調教】【飼育】【お世話】【給仕】【トリミング】
(メイドと魔物を使役する、スキルの共通点を探り、いくつかスキルを見つける)
【お世話】【給仕】【しつけ】【看護】【介護】【育児】

D.W.ドリームワールドマスター権限で、新しく職業をつくる。
お世話係プロソピコー

ステータスに副職、サブ職欄を作る
[メイン職] 戦士
[副  職] 魔法使い
[サブ 職] 鍛冶職人 みたいに

※サブ職は、戦闘に関係する職業は付けられない(メインは必須、副職は自由)

例 メイン:双杖使い 副:お世話係プロソピコー サブ:ショウリの妻
  メイン:闘う医者Drミリタリー 副:鍛冶屋職人 サブ:ショウリのエンディナー
  メイン:村人 副職:宿屋店員 サブ職:○○の妻

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
直接ノイチのステータスに干渉すると、図書館では不味いので、スマホのフレンドリストを操作してみた
出来た…これもマスター権限です

ノイチ職業 
メイン:学生《/ウエポンエキスパート[NEW]》
副 職:お世話係プロソピコー[NEW] 
サ ブ:料理人[NEW]
※序でに ウエポンエキスパート(武器職人)の職業も作った
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

ノイチも33冊の関係書物を読破
新しく特技を覚えた
【飼育】[NEW]【調教】[NEW]【お世話】[NEW]
【トリミング】[NEW]【給仕】[NEW]

ノイチにメイドの資料も読ませる
【介護】[NEW]【看護】[NEW]【お世話】[NEW]
【給仕】[NEW]【育児】[NEW]【しつけ】[NEW]
掃除人クリナップネイター】[NEW]
【コーディネート】[NEW]【着付けドレッシング】[NEW]
【炊事】[NEW]【家事】[NEW]

ノイチは、読んだだけで新たなスキル、特技を覚えるのは、やはり万能ということだろう、凄い
※僕もだけど…一緒に覚えました

ステータスを変更した事を伝えると驚いた事はスルー
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲


子狼この子達の対処の前に

虎ンクペットに聞いてみる
「ノイチと 1日過ごして、どうだった?」

「ノイチ様を主人ヴィルマと認めたいと思います。私に名前を付けてください」
「だって、ノイチ この虎ンクペットに名前を付けて」

ノイチは、虎ンクペットを『ファースト』と名付けた

「ノイチさんは、魔物を使役するスキルを持っていたのですか?」
「僕が、職業を変えた 転職した『お世話係プロソピコー』『ウエポンエキスパート』に」

「…「はぁ? 転職? 職業2つ?」…」同調シンクロした

ステータス変更の事を伝えると…
「ショウリ お前なぁ~」
「ショウリはんは やり過ぎや~」
「いつ、変えたのでしょう、我のステータスが変わってます」
「ボクにも、お世話係プロソピコーって新しい職業がある」

くも爺さんはバカデと酒を飲んでいる


「職業を、メインと副職、サブ職に分けた、エスプリだと、メインが双杖使い、副職がお世話係プロソピコー、サブ職が、ショウリの妻 って感じ」

§§§§§ ステータス §§§§§
〔ショウリ〕
メイン:魔法闘人マジックコマンダーD.W.ドリームワールドマスター》
副 職:魔道具作製者マジテムプロデューサー[NEW]
サブ職:イヴの夫/エスプリの夫/エナの夫/シーレンの夫/スイレンの夫/まゆの夫/ミーゼの夫/ルージュの夫
備 考:帝国冒険者ランクS/スポツピック王国冒険者ランクS(活動申請登録済)/カラオッケイ国冒険者特別召喚師ランクSS(活動申請登録済)

〔エスプリ〕
メイン:双杖使い
副 職:お世話係プロソピコー[NEW]
サブ職:ショウリの妻/ショウリのエンディナー

〔ロン〕
メイン:闘う医者Drミリタリー
副 職:鍛冶職人[NEW]
サブ職:ショウリのエンディナー
※ショウ竜の仕事を手伝ってもらいたかったから、鍛冶職人をつけました

※他のクラブメンバーも触りましたが、ここでは触れません
 § § § § § § §

~ 本題 ~
「フレイ どうするの?」
試しにフレイが名前を付ける が、やはり何も起きない(ステータスの変化は無い)
「かわいいだけ(の気持ちだけ)では、魔物を使役する事は出来ないよ」

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
小さいときから、飼ってもなついても、暴走した際、制御出来ない
それが、スキルであり、職業なのだから
職業が適応していないと、成長するごとに野生化していき…魔物とステータスの差があると、使役職でさえ認められる事は無いし、暴走は抑えられない
認められると、ステータスの差があっても従魔となる
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵


【神眼】では、フレイに魔物を使役するスキルは無い
転職ではなく、ステータスの書き換えを強行しない限り、フレイが使役職になる可能性は0…子狼を使役する事は皆無だ

エスプリが、2匹 名前を付けてみる

白い毛の『巨大狼ジャイアントウルフ』に、『ホワイト』
濃い茶色の毛の『ストーン巨大狼ジャイアントウルフ』に、『ストロング』と名付けた
(ストーンで、ロン毛だったから)
ボン カード化した

ノイチも名前を付ける
赤毛の『炎の巨大狼ジャイアントウルフ』に、『アン』
薄い青い毛の『氷の巨大狼ジャイアントウルフ』に、『ブルーレイ』と名付けた
ボン カード化した

エスプリもノイチも子狼を名付けることが出来、カード化した

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ホワイト(巨大狼ジャイアントウルフ)
レア度:★★★☆☆☆☆
分 類:狼
種 族:魔獣(巨大狼ジャイアントウルフ)
性 別:オス
年 齢:0歳
職 業:エスプリのカードモンスター(★★★)
サイズ:体長30cm
属 性:無
 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ストロング(ストーン巨大狼ジャイアントウルフ)
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:狼
種 族:魔獣(巨大狼ジャイアントウルフ)
性 別:オス
年 齢:0歳
職 業:エスプリのカードモンスター(★★★)
サイズ:体長30cm
属 性:水
 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:アン(炎の巨大狼ジャイアントウルフ)
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:狼
種 族:魔獣(巨大狼ジャイアントウルフ)
性 別:オス
年 齢:0歳
職 業:ノイチのカードモンスター(★★★)
サイズ:体長30cm
属 性:火
 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ブルーレイ(氷の巨大狼ジャイアントウルフ)
レア度:★★★★☆☆☆
分 類:狼
種 族:魔獣(巨大狼ジャイアントウルフ)
性 別:オス
年 齢:0歳
職 業:ノイチのカードモンスター(★★★)
サイズ:体長30cm
属 性:水
 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§

「やっぱり、お世話係プロソピコー エスプリとノイチは、子狼くらいなら、直ぐに使役出来るみたいだね」

フレイが僕を見る
「僕に、カード化して欲しいのかな?」
「フレイは どうして、この子達を連れてきたのかな? ただ かわいかっただけかい?」
「…」
「なぜ 黙ってるの?」

僕は、召喚用の魔方陣を書く、雷と光の巨大狼ジャイアントウルフの毛を置き、召喚する
「雷の巨大狼ジャイアントウルフ、光の巨大狼ジャイアントウルフ召喚」

体長3m程の成獣の狼を召喚した
「僕がカード化するなら、こっちをカード化するよ」
「君達をカード化したい」
「「ガウ」」狼は頷き ボン カード化した

「ショウリ どうして そこまでするの?」
「エスプリ 僕は、モンスターをただカード化しているんじゃないよ、僕がしようと思えば全ての魔物をカード化出来ると思う、ステータスを変更出来るんだから…」
「討伐の時もカード化しないように意識してるくらいなんだから」

「カード化って そんなに簡単な事や無いやろ? 意識してカード化しないようにしてるって どんだけやねん」

「フレイを、カード化しようと思えば出来ると思う、強制的にステータスを書き換えてカードモンスターにも出来る」
「僕にとってカード化…カードモンスターにする事は簡単な事、回りのみんなが思う程難しい事じゃない」

僕は くも爺さんの所へ行く
くも爺さんに 僕のカードモンスターにならないかと、みんなが驚くことを言ってみる
「ホホホ わしを カードモンスターにか? ショウリさんには驚かされますな 話しは聞こえとった 後から解除も簡単なんじゃろ? それを約束してもらえるならええよ ホホホ わしをカードモンスターにのぉ」
スマホにフレンド登録してもらう

「ん? カード化せんのか?」

僕は、スマホのフレンドリストを操作して、くも爺さんを僕のカードモンスターにした

「今、しました、序でに、名前もくも爺 にしておきました」

 §§§§§ ステータス §§§§§
名 前:くも爺(神の蜘蛛アランカブトゥー)
メイン:神の蜘蛛アランカブトゥー
副 職:
サブ職:ショウリのカードモンスター ★★★★
 § § § § § § § § § § § § §

「スマホを操作しただけで、神の蜘蛛アランカブトゥーでさえ、カードモンスターに出来るんだよ」

「…「…」…」言葉も出ない
くも爺さんは また、酒を飲み始めた

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 僕が言いたいことは 伝わって無いだろう…
現界(地球)で ペットが捨てられたり、川などに外来種が捨てられたりして問題になっている。
 この世界で この子狼達を 放置したら 外来種騒ぎどころでは済まない
 現界(地球)の事を話さずにこの事を解らせたい…説明しきれない、もどかしい
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 
「僕が言いたいことは フレイ自身が責任を取れるかどうかなんだよ 子狼達をカード化したくないわけでは無いんだよ…」
「僕やエスプリ、ノイチが カード化しても これが繰り返されたら 困るから 切りがないから…」

まゆ「可愛いから 醜いから で、カードモンスターにする、しない 討伐する、しない それはフレイさんの基準ですよね」

サンバ「冒険者としてなら、その魔物が有害かそうでないかで 討伐する、しないを判断しないといけませんね」

シーレン「その子狼を保護したいのなら 将来 大きくなった巨大狼ジャイアントウルフも責任を持たないといけませんね」

『雷の巨大狼ジャイアントウルフ』と『光の巨大狼ジャイアントウルフ』がじゃれあっている


バカデ「難しく考えるな…なっちまえ 魔物使いに」
フレイの背中を押した

「変えて、フレイの職業を魔物を使役出来る職業に変えて、ショウリさん」




残り1778日(1月20日)

1月23日 帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス


お世話係プロソピコー
雇い主のお世話全般を行う
お世話、給仕、介護、看護、育児、しつけ
魔物を使役するスキルを持ち、世話を行う
調教、飼育、お世話、給仕、トリミング

『ウエポンエキスパート』
武器の扱いに優れた職業
短剣、長剣、大剣、双剣、細剣、、長刀、弓矢、ヌンチャク、三節棍、こん棒、槍、三ツ又槍、鎌、杖、斧、トンファー、ナイフ、扇、ムチ、ブーメラン、鉤爪カギヅメ、吹き矢、針等武器の扱いに長けた職人

クラブ名の変更
クラブ:ベスタ・ヴァン → クラブ:ノン・スタンダード
※ベスタ・ヴァンの意味を忘れたから(--;)
※ノン・スタンダード=規格外

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