これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第159話 一人でしちゃう?

第5章 入学試験(帝都編)
第159話 一人でしちゃう?


前回のあらすじ
#157話
カラオッケイ国のロックスで虎ンクペットをカード化する
スタトベガス代表の1人、ギャンブールさんの実家?にカード化した虎ンクペットの納品に行く
合計王金貨1500枚(15億円)の報酬をもらう
victoryの宣伝もしておく


ルージュ達の方が カジノより稼いでませんか?」
「ミーゼさんが泣きますね」
「だよねぇ…」

チッコチッコチッコ 18:35

「手紙…折鶴、神の蜘蛛アランカブトゥーに届いたよ」
監視眼モニタリングアイで確認できた

「なんて書いてあったのですか?」
「ん? スタトベガスのバトル大会に出ますので、どうですか?って」
呆れた顔のまゆとルージュ

スタトベガスに転移
ナビレーダーでお嫁さん達の位置を把握

エナ、シーレン、スイレンを迎えに行く
「どうだった?」
エナは無言
シーレン、スイレン「「少し負けました、約白金貨100枚程(1000万円)」」
途中からはエナのゲームの観戦に変えていたとか
(1000万円を少しと言う 奥さん2人はどうかと思うショウリ)

ミーゼを見つける
「どうだった?」
「楽しめました、少し勝ちです ニコッ、金貨10枚。(10万円)」
(ん~ 僕らの報酬を知ったらどうなの?(--;))

エスプリの回りに人集り
会場から ♪~~♪~♪♪ファンファーレ
「…「お~~~~」…」ギャラリーが同調した

「どうしたのかな」
ルージュが隣の男性に声をかける
「何か あったのですか?」
「あの女の子がスライムレースで当たり続けてエンジェルスライムメダル1000枚(1億円相当)を獲得したんですよ」
(¥o¥)ミーゼの目が変わりました(¥o¥)

あの女の子=エスプリ

「エスプリ 帰ろうか?」
僕が声をかけると
「ショウリ お腹空いたぁ~」
エスプリが飛びついてきた
ガヤガヤ ザワザワ
「あの子の兄?」「どういう関係?」「ちぇっ、男がいたのか…」「回りにも美人ばかりはべらせてるぞ」「かわいい」…
色々聞こえますが無視です

バクチ=ゴウ・ホウさんが声をかけてきた
「ショウリ様の 奥様は大変運がお強い様ですね」
ザワザワ ガヤガヤ
「奥さん?」「あの、いくつよ?」「く~、金持ってんだ、きっと…」「1・2…6・7 7人?全員奥さん?」…
色々聞こえますが 聞こえない振りです

「ありがとうございます」ペコリ


「ショウリ様に、ご相談したい事がございます。お食事をご用意致しますがどうでしょう?奥様方もご一緒に」
「高くつきませんか?」

ダミエナ、オリエナが作った料理の方が美味しい
食材の鮮度が悪い?
そんな料理で食事をした、代表者5人と…

相談内容
・カジノの島『ノーリア島』への物資の運搬
・バトル場の結界の強化と魔方陣の設置
・バトル場のモードチェンジを簡単にしたい
・宿泊施設の増設・新設

「あの~ どれも一人の 冒険者に頼むような内容では無いですよね?」
代表者達は苦笑い

「ショウリ様でしたら、何とかして頂けるのではないかと…」
汗を拭くのは代表者の一人『カクー=セー・キュー』さん
「わたくしは、物資の運搬全般を管理しておりますが、船での輸送には時間がかかり、鮮度が落ちてしまい、ゲートでの運搬では大量輸送が出来ません」
「で、僕に何をしろと?」

「ゲートの新設、荷馬車が通れるゲートを作っていただけたらと…」
「そんなことが、僕に出来ると?」

「帝都、スタトベガスの商業ギルドのゲートと同じ物を他の街にもお願いしたく、どうかよろしくお願いします」ペコペコ

「ゲートの設置を許可しましたが、荷馬車が通れる物を作れるとは思っておりませんでした。それにあのスマホでの通行手続きの方法も、他のゲートへ付けてもらえないかと、このままではギャンブール共も押さえきれない反乱が起こってしまいます」
「ギャンブールさん、実家?トラベル三世さんに会いましたよ、旅の話を聞かせてもらいました」
ダークな空気を誤魔化すショウリ

貴族をさん付けにする僕にも驚かれた



「宿泊施設の件は、僕に何をしろと?」
ゴウ「帝都の妖精の館を拝見いたしました、シーズーの妖精の館の事も聞きました、スタトベガスの妖精の館、開館を許可しました どうか、妖精の館をホテルにしてもらえませんか? 集客数の増加が見込める状況になり、客室数が明らかに不足しております、よろしくご検討ください」


「バトル場の結界は強化します、エントリーした僕の知り合いのバトルに耐えられるようにしないと、観客に死人が出ては困りますから」
(分身アバター使って、始めました)
「し 死人…」
青くなる代表者達

「火山の精霊以上の方が参加されたりしますの?」
代表者の一人 紅一点『ネーマ・イク=係長爵カリチョカレンダス=アイラ』

「はい、僕もまゆもエントリーしたので、精霊達より強いですよ」
「皆さん、エントリーされたのですか?」
お嫁さん全員の手が上がる…テーブルに顔をつけ沈んでいるエナの手は手首の先だけ
「大会は明日ですが間に合うのですか?」

「結界の強化でしたらもう終わった頃です」
「…「なんですとぉ~」…」同調した

分身アバターが、1つのバトル場を一人で、強化、改造しちゃってました

その頃、妖精の館を拡張し、別館も新設
総客室数200(客数1000人以上)を作っていた
※冒険者は相部屋を気にしない方が居ます、大部屋30人雑魚寝を3部屋作りました
※精霊界・妖精界から精霊王権限で妖精達を召集してます、2000人程
勿論、分身アバターがやりました
分身アバターですが、一人でしちゃってます

「今、妖精の館の増設も終わりました、妖精を2000人程増員して、客室200室、集客数1000人以上 とりあえず、明日は接客対応には多少の問題はあるでしょうが大丈夫でしょう」
「…「なんですとぉ~」…」同調した

「ゲートはどこへ設置しますか?、併設するには不便なゲートもあるようですが」
各街の商業ギルドに荷馬車用のゲートを設置、スタトベガス側は商業ギルドの駐馬車場に離して設置
序でに、駐馬車場を拡張、倍の広さに
※帝都のゲートも移動させました

要望完了までの所要時間約3時間、食事時間含む

「一応、要望にあったバトル場のモードチェンジは、大精霊にお願いしてます」
「水のフィールドを 水の大精霊担当」
「平なフィールドを 木の大精霊担当」
「岩のフィールドを 火と土の大精霊が担当」
「環境変化に 風や闇の精霊に協力してもらいます」
「治療・回復に光の大精霊達の力を借ります」
「精霊の力(人数)で変化を増減させられます」

「こんな 感じです」
空中に映像を出す フォログラム
水→氷→水
平原→森→草原→平原→雪原
岩場→溶岩→岩場
砂漠→荒野→砂漠
廃墟→荒野→平原→草原→森
雨や風、炎天下も付けられる(オプション)
呆れて、開いた口が閉まらない状態

「明日の大会から出来ます」
「…「なんですとぉ~」…」同調した




「ねぇ ショウリさん、利益の2%ってどれくらいでしょうか?(¥o¥)」
「さあ?」
改造費はスマホに入金された 王金貨5000枚(50億円)
+大会終了後、利益の5%
そして、毎月利益の2%が入金される

¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
チャージ残高
王金貨:   6820 ← 5600
白金貨:   3545 ← 300
金 貨:   1578 ← 100
銀 貨:    812 
銅 貨:     99
青銅貨:    100
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
 (総額71億9110万2900円)
転生して一月ひとつきたってません、スマホだけの金額、ポーチの中にもあります


ハウスに転移すると見馴れた顔ぶれが…
ワナキオさん、サーラさん、ロチョさん、サラさん、チェアさん、インクさん、マザーも


「ショウリさん、どういうことですか?」
インクさんが詰め寄る
「何がでしょう?」
「中で話しませんか?」
マザーまでも僕が何かやらかしたような感じです

◆ハウス内 応接室◆
お風呂を先にしても良いとお嫁さん達に言ったが脚下された、全員側に居ます

「まず、ワナキオぼくから良いかな?」
「ショウリ君、新種の幻獣『虎ンクペット』をカード化したようだね」
「はい カラオッケイ国で見つけて、カード化しました、それが何か?」
(情報が伝わるの早いなぁ と思うショウリ)
「ショウリちゃ~ん、その虎ンクペットってぇ~、収納能力を~ 持ってるんですよねぇ~」
「普通ので1000kg、覚醒種で100トンを収納出来ます」
ロチョ「そこです、100トンが1体の虎ンクペットに収納出来るのですよ、大問題です」

「大丈夫だと思いますよ、覚醒種にしたのは僕がステータスをいじったからですし、虎ンクペットを捕まえられる冒険者は居ないと思います、虎ンクペットが居た場所は僕らくらいしか行けない場所でしたし」
まゆとルージュに同意を求める

「あの場所に辿り着ける冒険者は、まゆわたくしの知る限り居りません、空を飛べない限り辿り着けないでしょう」
「空を飛べても、結界を越えられないでしょう」
ルージュも語る

「……」
虎ンクペット(覚醒種)を召喚した
体長3m程の虎を30cm程にしてテーブルの上に
「…「か かわいい」…」
お嫁さん達にもみくちゃにされる虎ンクペット
「ご主人様…助けてください」
「そだね 1体だとそうなるね」
全部(残り4体)召喚した 30cmサイズで
「そういうことではございません」

サラ「喋れるの?」ナデナデ
サーラ「かわいいわぁ~」ナデナデ
インク「ショウリさん 欲しいですください」ナデナデ
虎ンクペットがインクさんから離れる

「この子とこの子は、まだ覚醒させてないので、言葉は解りますが喋れません。この子は虎ンクベッド…進化種でベッドに出来ます」
足の間の皮を伸ばして見せる ビローン
「ご主人様 引っ張らないでくださ~い」

「乱獲の心配は無いんだね?」
「ねぇ、虎ンクペットって他の場所にも居るの?」
虎ンクペットに聞いてみた
「長老の話では この世界に12の生を受けたと言っておりました」
長老?あの眉毛の長い虎ンクペットかな?

「1体討伐されて、僕が11体を発見、6体をカード化…もう虎ンクペットは居ないって事かな?繁殖してないのかな?…」
「…「討伐された?」…」虎ンクペット達が驚いた

「うん、討伐履歴で存在が明らかになって僕がカード化のクエストを受注した、討伐の経緯は解らないから聞かないでね」
「ワナキオさんは何か知ってますか?討伐の経緯とか…」
「ぼくの管轄なら調べようがあるけど、他国のギルドでの事は…無理だよ、たぶん」
「ショウリちゃんなら~、調べられるかもねぇ~」

「虎ンクペットの件だけでは無いですよね?」

サラ「ゲートの事よ」
インク「いつの間にゲートを設置していたのですか?それも荷馬車が通れる物を」
「僕、言いましたよ 受付に「スタトベガスとゲートが繋がったので駐馬車場にゲート設置しておきます」って」
ロチョ「ゲートの事を知らない受付に言っても「?」で、私の所に上がって来たのはほんの先程だったのですよ」
サラ「駐馬車場のゲートを見て、驚いたわ」
ロチョ「使い方の説明もしてください」
「すいません」
素直に謝る

「それと、他国の商業ギルドにも荷馬車用のゲート設置してますから」
「…「なんですとぉ~」…」商業関係者が同調した
「荷物の配送準備と手配を…」
ロチョさん、チェアさん以外が帰りました

「ショウリ君は問題意識が低いから~」
ワナキオさんが呟く

ゲートの説明をサーラさんがしてます
それを聞いてチェアさんが帰りました
※一応、説明書を渡しました
「ショウリ君、それは最初に渡そうよ」
みんな(僕以外)同意見 頷く 虎ンクペットもウンウン

ロチョ「虎ンクペットを1体 他国の貴族に渡したのですよね?」
「そういう依頼でしたから」
サーラ「その虎ンクペットを~、奪われる事は無いのぉ?」

「貴族の方もそれを危惧してましたから、ステータスをいじって攻撃力を10万にしてきました、盗賊どころか、軍隊相手でも負けませんよ」
自慢気に話したら
「…「なんですとぉ~」…」虎ンクペットも驚いた

「その虎ンクペットが他国を襲うことは無いのですか?」
「無いです、保険もかけてますが」
「保険?」
「内緒」
まゆの質問に答える
同行していたまゆも気づかなかった


「それで ショウリ君、相談なんだけど、その虎ンクペットを宮殿に納めてくれないかい?」
困った顔のワナキオさん

宮殿の情報収集員が既に情報を報告していた
優秀な諜報員の様です
現時刻22:55
「この時間にですか? 明日は朝からスタトベガスのバトル大会に出る予定にしてるんですけど…」

「明日の朝、8時に宮殿に行くから 8時までにはギルド本部に来てね」
「サーラさん 聞いてます?バトル大会に出るんですけど…」
「宮殿に行くからギルド本部に来・て・ね」
ワナキオさん、お嫁さん達、虎ンクペット達が震えた
「はい」




残り1779日(1月19日)

1月20日 スタトベガス、バトル大会
1月23日 帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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