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久留米天狗

第5章 第155話 ゲート?

第5章 入学試験(帝都編)
第155話 ゲート?


前回のあらすじ
サンバさんパーティー、ロンのパーティーは入塔した
デントとナイバータに転移してきた
噴火ではないかと心配したら、火山の精霊達のケンカだった
それを、スタトベガスで賭けの対象とする事をショウリが提案した



アバターと入れ替わるショウリ
「失礼しました こちらが火山の精霊達です、それと火の大精霊と、土の大精霊さんです」
「ユーはミーを紹介イントロダクションしてくれないのかい? シズオだけさん付けかい?」
「ミーは、火の大精霊 ヨイモキ=トーク・ヒート、ナイストゥーミーチュー」
「土の大精霊です ダイチ=シズオです、よろしくです」ペコリ
※ショウリは火の大精霊の名前を今知った

「ワタシは、スタトベガスの代表の一人 バクチ=ゴウ・ホウです、こちらは、同じく代表の一人、スキーダ=フォン=ギャンブールさんです」

「冒険者ショウリさんの案で、ケン達俺らのケンカを賭けの対象とするって事になってな、俺らは本気でやれるなら、どこでもいいんだ」

ゴウ「ショウリさんは、どんな風に(賭けに)しようとお考えなのですか?」
「火山の精霊、5人同時のバトルです」
「これは、今回の精霊さんの予定だったので変えなくていいかなと、そして、賭けは、単純に勝った精霊を予想した人に3倍の払い戻し、掛け金は所持金の1/5まで、破産を考慮してと全精霊に賭けても勝ち組にならない金額を考えてです」
「1精霊1/5まで、払い戻しは3倍ですから、全精霊に賭ければ損をします」

ギャンブール「払い戻し3倍は少なくないですか?」
「このバトルは、精霊のケンカがメインです、払い戻しのオッズは僕には解りませんし、当てにならないと思いますよ、オッズの高い精霊を4人が集中したらどうなります?」

「僕の案は単勝ですから、複式方式をプロである、そちらで考えても僕は構いません」
「精霊の実力も解らない現状でオッズの決めようが無いのでは?」

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カザン=ドウ・スターエン
種 族:火山の精霊
性 別:男
職 業:スターエン火山の精霊
レベル:790
H P: 3900/3900
M P: 3000/3000(霊力1000)
身 長:16.8cm
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カザン=チョウ・スターエン
種 族:火山の精霊
性 別:男
職 業:スターエン火山の精霊
レベル:793
H P: 3900/3900
M P: 3600/3600(霊力1200)
身 長:17cm
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カザン=ソン・スターエン
種 族:火山の精霊
性 別:男
職 業:スターエン火山の精霊
レベル:785
H P: 3850/3850
M P: 3000/3000(霊力1000)
身 長:17cm
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カザン=シュウ・スターエン
種 族:火山の精霊
性 別:男
職 業:スターエン火山の精霊
レベル:791
H P: 3800/3800
M P: 3150/3150(霊力1050)
身 長:16.5cm
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カザン=ケン・スターエン
種 族:火山の精霊
性 別:男
職 業:スターエン火山の精霊
レベル:800
H P: 4000/4000
M P: 3000/3000(霊力1000)
身 長:17cm
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

5人ともほぼ同じくらいの大きさと強さ

「バトル予定会場を見せてもらってもいいですか?」

スタトベガスでは、バトル形式の賭けも行われていたので、それなりの結界を張ったいいバトル場が複数あった
プールの様な物、平らな物、凸凹の岩場の物、四角いリングの様な物…

「模擬戦してもいいですか? どんな感じになるのか見てみたくありません?」
ゴウさんも、ギャンブールさんも、火山の精霊達も承諾

凸凹の岩場のバトル場を使用
改造 火山の様に溶岩と岩のバトル場
結界を強化

「結界の強度をお見せしますね、大丈夫かな…なんて不安で本気が出せないと面白くないでしょうから」

「ルージュ頼める?」
「はい」

「ルージュは、フェニックスの人化の姿なんです」
「…「なんですとぉ~」…」
身内以外が驚いた

「ルージュは魔法攻撃力9000です」
火山の精霊達の倍
「…「なんですとぉ~」…」同調した

「『フレアバースト』」
火属性最強クラスの魔法を使った
四方八方に炎の塊が飛び散る
爆音が轟く ドッカーン…

爆煙が晴れる…結界により、観客席には爆風さえも無い

「この結界は『魔力吸収アヴソーヴ』と『自己修復』を付与してます、少々の攻撃では破壊できませんし、帝都のギルドのバトル場では100万攻撃でも無傷でした」
「…「なんですとぉ~」…」
身内以外が驚いた

「け 結界の強度は解りました、ですが精霊さん方が小さくてバトルが見辛いのではないですか?」
「それも心配ありません」
「バトル場の入口に魔方陣を作っておきました、精霊の方が魔方陣に入れば、10倍の大きさになります」
「16cmの精霊が160cmになるということです、これなら見にくくわないと思いますが」
「この魔方陣は身長制限をしますので2m以上の人だと2mに小さくなります」

「…」
呆れていた

5精霊の模擬戦
滅茶苦茶に暴れた
魔法は飛び交い、殴り、蹴る、体当たり、ドロップキック、ラリアット、バックドロップ、脳天チョップ、フック、アッパー、クロスカウンター、飛び膝蹴り、それらに炎を付与しての攻撃…

最後に立っていたのはシュウさん
他の4精霊は岩場の上に倒れていた

ゴウさんも、ギャンブールさんも興奮していた
「凄いですよ」

飛び入り サヤさんが
シュウさんにビンタ…バチーン KO

「…「え~~~~」…」同調した

&ケンさんに駆け寄る?飛び寄る?
「大丈夫?」

「男のケンカに手を出すとは…ダメだぞ」
ケンさんが人差し指でサヤさんのおでこをツン
「だってぇ~ あんたが負けるなんて…」
二人の回りにハートが飛んでます…シャボン玉の様に出て消えて出て消えて…


「こんな感じになります…ラブラブは想定外です」

溶岩モードを岩場モードに戻す

「ショウリさん 俺らすきっきりした…ケンカしなくてもいいぞ」
火山の精霊達が頷く ウンウン

「…「なんですとぉ~」…」同調した

「いや、正確にはフラフラでケンカ出来ん」
火山の精霊達が頷く ウンウン

「驚かせないで下さい『魔力譲渡トランスファー』『メガヒール』」
全員全快

とりあえず、僕の3倍オッズ案が採用された
通常、火山の精霊のケンカ後、回復に最低3ヵ月かかるらしい
事実、噴火は1年に1回も無かった…噴火にならない程度の小競り合いで発散していたからでもある

年に1回では賭けとしては寂しい
精霊達に協力要請してみる

血の気の多い妖精や精霊は、火山の精霊だけではなかった
男だけではなかった
一人二人ではなかった…

妖精界、精霊界から転移できる妖精、精霊を対象
総勢約200人
組み合わせ、スケジューリングなどはスタトベガススタッフプ ロに任せます

妖精や精霊の応援団やチアガールが編成された
※普段のバトルでも活躍するようになる

スタトベガススタッフ達に感謝された

アバター達も各街の代表者に感謝されていた

疑問をゴウさんに聞いてみる
「この島が何故、カジノの島になったのですか?」

ゴウ「この島には『ゲート』があります、ゲートとは転移の魔法が付与された門です」
「そのゲートにより、3つの都市と繋がっています、『スポツピック王国』のグランドラン、ノーリヤの大陸『カラオッケイ国』のロックス、『卓上G連合国』のチェスタウン…残念な事に『カルタ帝国』とは繋がったゲートは発見されていません」

「ゲートの発見者の子孫でこの街の創設者のお一人が貴族のスキーダ家のギャンブールさんなんです」

「そのゲートのお陰で3都市から多くの来客があります、そして、この街にはスロットと競魔場がありました」
「スロットというのは、3つの図柄が揃うとメダルがもらえます、図柄でもらえるメダルの枚数が違います。そして、競魔場とは魔物が競争をする物です、スライムの障害物競争、スケルトンの骨格早組み立て競争、怪力自慢の魔物の腕相撲、…等、魔物が競争をしていた土地『競魔場』を発見し、魔物と交渉をし、『ノーリア島』にカジノの町『スタトベガス』が出来たのです」

カジノの景品はガチャと一緒でメダルを使うことで出てくる
ガチャがガチャポイントを使うデリバリーボックスなら、デリバリーボックスのメダル版?


「試しにやられてはいかがですか?」
このまま やるとお嫁さん達のお説教になるのは目に見えてます
お嫁さん集合です
アバターと共に記憶転移、シーレン、スイレンは印転移マーキングてんい
※アバターは気づかれない早さで消えます
「僕のお嫁さん達です」
「…「なんですとぉ~~」…」同調した

(百聞は一見に如かず)
ギャンブールさんの薦める、スライムの障害物競争をやってみた

5色のスライムの障害物競争
色でオッズが違う
元気がよさそうにピョンピョン跳ねるスライム
クルクル回るスライム
寝てる?スライム
色々だ…

エスプリが緑のスライムが良いと言うので
緑のスライムにスライムメダル10枚賭ける

スタート 
 上り坂 下り坂 水溜まり 一本橋
ゴール

見事1位…オッズ2.5倍=25枚
「続けますか?」
 [はい] [いいえ]  「はい」ポチッ

また、緑のスライムに賭ける

スタート
 勢いよく飛び出したかと思うと隣のスライムと話しだす?スライム
 ゴロゴロ転がるスライム
進み方も色々だ
ゴール

見事1位…オッズ4倍=100枚

[いいえ] ポチッ やめる
「こんな感じです」

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
レインボースライムメダル  235  
エンジェルスライムメダル  293
ダンゴスライムメダル    265 
スライムメダル       460 ← (-10+100)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎


ゴウ「メダル交換所でアイテムに交換できます」
交換機にスマホを乗せ、景品を選べると言う
景品はスマホを乗せ、メダルが該当の枚数ないと景品名が見れない 「???」表示になる

景品にありました
レインボースライムメダル 50枚
 『収納魔道具 ショルダーバッグ型★☆☆』

エンジェルスライムメダル 30枚
 『試練の塔オルドルタワー入塔許可パス』

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
収納魔道具ショルダーバッグ型★☆☆
見た目も可愛くない、色もダサい、重たそう
収納上限があるショルダーバッグで5000万円?

じゃ…僕のポーチっていくらの価値があるの?
お嫁さん達のポーチは?
ロン達のリュックの価値は?

ミーゼの目が(¥o¥)になっていた事は触れなくても解ると思うショウリだった
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

僕、ミーゼ、ロン、ライト、デューク、スキマ、カオル、ミホの試練の塔オルドルタワー入塔許可パスを交換

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
レインボースライムメダル  235  
エンジェルスライムメダル   53 → 240
ダンゴスライムメダル    265 
スライムメダル       460 
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

「今日はカジノで遊びません」
膨れるエスプリ、ミーゼ
「ブッ」ほっぺを押す
赤くなるエスプリ
慌てるミーゼ

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
念話でパスを入手したことを伝え
コンテナに収納しておく

塔内でロン達が発見することがあれば使わずに済む
ミーゼ以外はエンディナーなので今はパスは要らない
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

帝都に転移
僕、まゆ、ルージュだけ…他のお嫁さん達は遊ぶそうです
◆冒険者ギルド本部◆
ワナキオ「ショウリ君が来るときは驚かされる事が多い気がするのは気のせいかな?」
サーラ「凄いじゃな~い スタトベガスとゲートが繋がるなんてぇ~」

報告と許可に来た
ワナキオ「スタトベガスとゲートを繋ぐ事を許可します」

ゲートを冒険者ギルド本部の中に設置した
通行はスマホでチェックする
他のゲートは門番が2人づつ居る
通行料の徴収と不審者のチェックに
帝都のゲートはスマホでチェック、(通行料の)徴収をする為、門番は居ない

スタトベガスから代表者のバクチ=ゴウ・ホウさんとスタトベガス町長さんが挨拶にゲートを通って来ました

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 犯罪者、前科者は通行できない(スマホの色が黄色や赤の者)
 お金を持たない者…スマホに入金していない者は通行できない
 スマホを持たない者は通行できない
 危険物を所持していたらタブレットが警報を鳴らします
 勿論、他人のスマホでは通行できない
徴収した通行料は帝都のギルドのゲート専用タブレット、スタトベガス、カジノの事務所の専用タブレットに入金されます、通行履歴も記録されます
いかさまや不正行為をした者はタブレット登録で通行不可に出来ます
タブレットでゲートの利用のオンオフが出来ます


〈余談〉
帝都→スタトベガスの最初に記録されたのは、サーラさんだった
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵




残り1779日(1月19日)

1月23日 帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス


〈メダルレート〉
 レインボースライムメダル=王金貨
 エンジェルスライムメダル=白金貨
 ダンゴスライムメダル  =金貨
 スライムメダル     =銀貨
※スライムメダルをダンゴスライムメダルには両替出来ない、ダンゴスライムメダルをスライムメダルに逆両替も出来ない
お金をメダルには出来るがメダルをお金には出来ない

〈余談〉
他のゲートもスマホチェックに変えることになる
門番が不正行為をしていたことが発覚、徴収した通行料を横領していた門番が居た
犯罪者を通していた(賄賂をもらっていた)門番が居た


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