これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第151話 エスプリが出産?

第5章 入学試験(帝都編)
第151話 エスプリが出産?


前回のあらすじ
お風呂場、ベッドルームで、指圧・マッサージを極め称号【神の指ゴッドフィンガー】を獲得
翌朝、『幻影松茸イレルジョマツタケ』騒動が起こる
ノイチが大人の階段を上る?



「… ルージュの監視眼モニタリングアイも規制対象みたい 見れない…念話もダメ…」
「転移も…召喚も… 何も出来ない 待つしかないのかな? 火災が発生したみたいだけど 大丈夫なのかな?」
ライト「火災? ルージュさんでしょうか?」

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
運営…父さん、母さんの効力だと思う
 でも、父さん、母さんが規制するってことはエッチな事が台所で起きてるってこと?
 ルージュが暴走するような?
 ~ ~ ~ ~ ~ ~

「ショウリ様、何か、ありましたの?」
イヴが下りてきた…目の下にクマが出来ている

「おはよう イヴ、キッチンでトラブルみたいなんだけど…入ることも、見ることも出来ないんだよね…困ったことに、僕のステータスを越えた力が働いてるみたいで…」
「そうでしたか、急にダミエナ、オリエナの監視眼モニタリングアイが途絶えて仕事を途中で抜けて来たのですが…」

“驚かないんだね 僕のステータスを越えた力に”
念話で聞いてみた
“創造神様とショウリ様のお父様とお母様のお力でしょう”

「わたくしが 見てきます」
「僕でさえ 入れないのに?」

「わたくし、女神ですから」ニコッ
イヴが消えた
?転移?

 ~ ~ ~ ~ ~ ~
◆キッチン◆ 数分前
エナ「粘液…相当溜まっていたということですわ…でも、よかったですわ 胞子のままでしたら集めるのが大変でしたですわ」

エナが痙攣している(裸の)ルージュの腹部から胞子白い粘液を拭き集める
「よかったですわ ルージュさんが炎に包まれてなくて、胞子が焼き胞子になって、栽培できませんでしたですわ」
「よかったですわ 服着てなくて、服来てたら、服に幻影松茸イレルジョマツタケが生えたかもしれませんですわ」

カオル「射胞子してしまいました 早めに調理しないと味が落ちてしまいますね」

オリエナ「お吸い物がよろしいですか?1本しかございませんし…」

エナ、カオルがとても冷静に対応している
ダミエナ、オリエナには感情がない、ゴーレムだから?メイドだから?ゴーレムメイドだから?

「エナさん、カオルさんは何故そんなに冷静なのですか?」
「それをまゆさんが言いますか?」
まゆもミーゼも赤くはなったがエスプリやミホ、ノイチ、ローズ、ルージュみたいに壊れてない


シーレン、スイレンも座り込んでいるが壊れてない
そして、水の妖精でよかったと思っている
 (射胞子を何度も出来るからです)

 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 回収した胞子(白い粘液)で、モンスター広場で『幻影松茸イレルジョマツタケ』栽培に使うということで、幻影松茸イレルジョマツタケは出来る…射胞子がまた出来る
 今度は、白い粘液ではなくても、あれを刺激すればピュッと出るのを楽しめる
 シーレン、スイレンは水の妖精でよかったと思っている、木の精霊、花の精霊は1度しか出来ない事を水の妖精だから、何度でも出来る…
(食べ物を粗末に…おもちゃにしてはいけません、後から、ショウリに怒られることになる)
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵


気を失っていたエスプリの様子が変
ダミエナが気づく
「エスプリさんが変ですわ お腹が大きくなってませんか?ですわ」

エスプリの下腹がぽっこり…妊婦の様に
オリエナ「出来ましたか? ショウリ様の子?」
ダミエナ、オリエナは冷静?感情がないゴーレムだから?メイドだから?ゴーレムメイドだから?

「…「え~~~~~~~」…」同調した
ミーゼ、まゆ、シーレン、スイレン、エナ、カオル

「まだ、子供が出来るには 早すぎませんか?エスプリさんが、ママになのですか?」
スイレンがおろおろ
カオルは真っ赤

エスプリの体が宙に浮く
足が開く 膝が立つ 更にお腹が大きくなる
スッポン 何が出た エスプリの中から

ミーゼ、まゆ、シーレン、スイレン、ダミエナ、オリエナはそれを見ているしか出来なかった…
言葉も出なかった

魔素? 光の粒が球状に渦巻いていた

へその緒? よく見ると光がエスプリと繋がっている

光の粒が人型に変わる…イヴに
(エスプリは宙に浮いたまま)

「どうかしましたか?」
イヴが聞く

「…「え~~~~」…」同調した
ミーゼ、まゆ、シーレン、スイレン、エナ、カオルが驚く
ダミエナ、オリエナは冷静?感情がない、ゴーレムだから?メイドだから?ゴーレムメイドだから?


幻影松茸イレルジョマツタケくだりを説明

「 そうでしたか、急にダミエナ、オリエナの監視眼モニタリングアイが途絶えて仕事を途中で抜けて来たのですが…」
エスプリはイヴの力で目覚めない(この状況で起きられたら面倒なので)
気絶してるノイチ、ミホ、ローズ、ルージュを見るイヴ

「ここからは、お嫁さんになったら教えてもらえる秘密です おやすみなさい」ニコッ
夢への誘いソゥミュ・イビター
イヴの魔法でカオルが眠る

イヴが外の状況を話す
イヴ自分はエスプリの中の女神の魔力を集めた仮の姿だということも
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵
 ミーゼ達は驚く
 シーレン、スイレンは驚いた振りをする
 シーレン、スイレンはイヴがエスプリ誕生に関わっていたことを知っていたがミーゼ(は薄々)もエナもまゆは知らないことであった為
 #114話参照
 ∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

「今、ショウリ様のお父様とお母様のお力で結界が張られているということですか?」
「そうです、もしかしたら、ダーリンみたいに記憶の消去か書き換えが起こるかもしれません」
 #120(ミーゼとイヴだけが続きを知っている)、128話(一部のお嫁さんが真実を知っている)参照

「だから、カオルさんだけを眠らせたのですね」

「まゆさん、一応、ルージュさんに服を着せておいてください」
「エナさん、その胞子(の入った容器)は手紙を付けてイヴわたくしに、 万が一記憶の消去が起きた場合に備え、イヴわたくしが預かります」

「ダミエナ、オリエナ ここでの事は極秘事項、関係者以外への口外は禁止します、よろしいですか?」
「「解りました」ですわ」コクリ

夢への誘いソゥミュ・イビター
ミーゼ、まゆ、シーレン、スイレン、エナが眠る
ダミエナ、オリエナが目をつむる

…これを見せたくなかったから
イヴがエスプリの中に戻る
へその緒?を伝って
エスプリの体は静かに床に降りる
 ~ ~ ~ ~ ~ ~
◆キッチンの外◆
スー イヴが現れた

デュークが飛び退く
デュークの後ろに現れていた

「ごめんなさい デュークさん」
「それで、中の様子は?」
「大丈夫です、特に大した事は起きてませんでした、火災もルージュさんが体から炎を出した程度です」
「十分、大した事だと思うんやけど…ルージュはんが火吹くなんて事は…」

「結界が消えるまで待っても問題ありません」
「そぉ…」

暫くすると キッチンからみんなが出てきた
朝食を持って

ダミエナ、オリエナ「「朝食、出来ました」ですわ」
「お待たせ」「お待たせしました」

人数分がテーブルに並ぶ
「ごめんなさい ルージュわたしのせいで ごめんなさい」
ルージュが謝る

「大丈夫なんだね それならいいよ ね?」
女性陣には赤くなっているが それ以外は特に変わったところはない
ルージュが炎を出した事は触れない事にしていた

ダミエナ「松茸のお吸い物ですわ とうぞですわ」
「松茸かぁ 通りでええ匂いがしてたんや~」
オリエナ「塔でノイチさんが入手した1本をお吸い物にしましたので、おかわりは出来ません」
「へぇ ノイチが塔で入手したんだ」
ショウリがノイチの頭を撫でる

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
記憶が書き換えられていた

ルージュの炎を出すタイミングが…
見ただけで炎を出していない
そのため、エスプリは落としてない
エナの指導でダミエナがシコシコ刺激して射胞子
※ダミエナもエナの姿です、ミスリルのエナです
このタイミングでルージュが限界に炎を出す
消火
消火後、イヴが転移で現れる
裸になってしまったから、慌ててまゆが服を着せる
(炎を包まれないよう 糸でルージュの力を制御する)
カオルの指導で松茸がオリエナによって調理される

採種した胞子はイヴに渡した

と、書き換えられていた
ルージュが見ただけで暴走したこと
胞子白い粘液が裸のルージュにかかったこと
エスプリの中からイヴが出てきたこと
は 無かったことになっていた
 ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲

結界が張られた理由
射胞子の採取行為、ルージュが暴走し裸になったこと、精霊の大人の儀式が、規制対象、閲覧禁止の対象
と、結論に至った


食後、イヴがエナに胞子を渡す
エナ、カオルがモンスター広場に行く
※数日後に少し大きな松茸が取れるようになる
※射胞子は故意にしない
(ダミエナ、オリエナの担当 誰も見ない時間帯に)



「デント どうだった?」
昨日から話さないデントにあえて聞く
「… 自分の力の無さが自覚できました、回復系の魔法やアイテムの重要性も ショウリさんに頼りきって居たことも…」
「回復系の魔法やアイテムの重要性は バカデ達も実体験で実感した…」
バカデは左腕を触る

バカデの腕のこと等を知らなかったデントが驚く

オルダニスキー、オルドワルトに念話で聞いてみたが、塔内部での入手アイテムの事は運
必ず、同じ場所で同じ物が入手出来るとは限らない
ということだった

「パスも、幻影松茸イレルジョマツタケも同じ階で入手出来るとは限らないし、そこでしか入手出来ないとも限らないみたいだね」
「今度は、宝箱を見つけないとダメだよね」
エスプリが何故かとても元気…

「エスプリ元気だね?」
「うん、何だか体が軽くなった感じショウリのマッサージのせいかな?」
赤くなるエスプリとお嫁さん達と僕

イヴが今朝もマッサージされたことを知り、仕事に戻る前にマッサージしてさしあげました
体の中から…満足して仕事に戻っていった

「大丈夫かな? フラフラで…」
心配するショウリ

「ショウリ 終わった?」
「その言い方は どうかと思うよエスプリ」

裸の僕にエスプリが抱きつく
エスプリが男の子を握る
「射胞子って こうするんだよ…」シコシコ

「やめなさい エスプリ」
男の子を立たせた、エスプリを立たせる
「もう…」
つまらなそうなエスプリ 

「ねぇ ショウリ ボクの格好どう?」
メイド服のエプロンドレス姿

「かわいいよ」
エスプリがクルクル回る
「キャッ」転んだ
「痛たっ」悪のりしすぎ…
見えてしまった スカートの中が

「エスプリ 準備がいいね」
「何が?」
「何って、履いてないじゃないか」
「何を?」
「何をって パンティ」
「え?」スカートの中を確かめるエスプリ
「履いてない…」
「え? 自分で脱いだんじゃないの?」
「今朝 した後 ちゃんと履いたもん」
した後って 確かに今朝したけど…(--;)

「じゃ いつ脱いだの?」
「解らない…」

「やっぱり、キッチンで何かあったみたいだね…」
僕とエスプリはそう思う
記憶が書き換えられたらしいと…

「ボク、何かしたのかな?」
「怖いだろ 覚えてないと…」
抱きつくエスプリ


「エスプリ 松茸で変なことした?」
「してないもん ショウリのこれしか入れないもん、あんな大きな松茸入らないもん」
涙目で赤くなるエスプリ 男の子を握るエスプリ
僕のこれしか入れないって(--;)赤くなるショウリ

「大きかったんだ…」
ボン エスプリの頭から何か出た


「着替えておいで 出掛けるから」
「うん」
エスプリは着替えに部屋に行く

いったい何がキッチンで起きていたのだろう…
気になるショウリだった




残り1779日(1月19日)

1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



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