これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第5章 第132話 ショウリを怒らせた?

第5章 入学試験
第132話 ショウリを怒らせた?


前回のあらすじ
測定器をエスプリが壊した
ノイチが測定器を壊した
測定器は僕が『復元』で元に戻しました
入学試験が終わったら、エスプリ、デント、ノイチが合格していた



シーズー学園入学試験が終わった
合格発表は1月21日 の筈が
魔法科の1位 エスプリ 最低保証『1』位?
魔法科の2位 ノイチ

剣士科の1位 ノイチ
剣士科の2位 デント  

商業科の1位 スズ

教師科の1位 エスプリ が、発表された

「エスプリが… 先生になるの?卒業したら…」
「ねぇ エスプリ 教師科も受験してたの?」

「解らない… 手続きしたのレイジさんの奥さんおばさんだから」

そういえば、レイジさんの奥さんがエスプリを推薦して受験できるようになったんだった


◆学園長室◆
僕、エスプリ、デント、ノイチ、スズ
魔法科の1年の先生代表、魔法科の2年の先生達、魔法科の3年の先生代表
剣士科の1年の先生代表、剣士科の2年の先生代表、剣士科の3年の先生代表
商業科の1年の先生代表、商業科の2年の先生代表、商業科の3年の先生代表
教師科の1年の先生代表、教師科の2年の先生代表、教師科の3年の先生代表
学園長のレイジさん、副学園長(レイジさんの奥さん)


レイジ「まずは、みなさん、合格おめでとうございます」
 「「「「ありがとうございます」」」」
エスプリ、デント、ノイチ、スズ

レンジ「まさか、ショウリさんのお知り合いの方達だとは思いもしませんでした」

「説明してもらってもよろしいですか?」
「試験直後に合格発表の理由を」

魔法科3年先生代表「エスプリさんは、文句なく実技試験も筆記試験も満点での合格です」
「え~~~満点?」
僕だけ? エスプリ達は驚き過ぎで声も出ない

「ボ エスプリボク 筆記試験も満点なの?」
魔3代表「はい、エスプリさんは満点でした」
「町長の名前をフルネームで書けていたら完璧でしたね」
「採点途中ですが、今のところ、エスプリさんだけが満点です」
エスプリが下を向いて赤くなる
思わず 頭を撫でる

副学園長「実技試験の結果は言うまでもありませんね」ニコニコ
(実技の実力が桁違いだったため筆記試験を確認したようだ)


剣3代表「ノイチさん、デント君は、実技試験で上級生を秒殺(本当に4~5秒だったらしい)、筆記試験もノイチさんは、満点。デント君は、余裕で合格点に達してましたから、他の受験生と別格です」
「剣士科は実技重視ですから、2人を越える受験生は居ない事になり、お二人の1位、2位は確定です」
「例え、筆記試験が満点でもです」

教師科3代表「冒険者のCランクだとか?教師科でも欲しい逸材です、剣士科ではなく、教師科に来ませんか?」

商3代表「スズさんは、筆記試験時間ギリギリまで、回答用紙の裏面まで使い、魔道具のアイデアを書いて、その全てに我々商業科の先生が絶賛、魔法の知識も受験生の中でもトップクラスでした」
スズが赤くなって下を向く

商3代表「是非、商業科に入学していただきたい、授業料免除、個室もご用意します、魔道具開発の商業ギルド共同のプロジェクトに参加していただきたい」

商業科は、商業ギルドと共同で新魔道具・新商品開発をしていた、学園長が町長兼任だからか?魔法職だからか?

スズは、帝都の学校の受験をすると言っていたが…
即答でシーズー学園入学を決めた

ノイチ、デント、エスプリの入学の話

〈教師科の受講〉
エスプリ、デント、ノイチ
3人とも受講可能 卒業後、学園の指導者としての雇用の準備もあるとまで言ってくれた

〈デント〉
 デントの冒険者としての理由は片親と兄弟たちの生活資金の工面…シーズーに家族で暮らせる家の準備もするとレンジさんが保証する

デント「ありがとうございます、僕のためにそこまでしていただき感謝します、母と相談しないと決められませんが、一応 帝都の学校も受験してから決めたいと思います」
となり、デントは帝都に僕らと行くことに

〈ノイチ〉
卒業後、指導者としての雇用の準備がある
剣士科、魔法科、執事・メイド科…流石のノイチも厳しいので、教師科と執事・メイド科にすれば剣も魔法もメイド業も学べる高いレベルで
執事・メイド科はまだ希望・合格人数が解っていないので確定ではない

ノイチ「私には勿体ないお話です、でも帝都の学校の入学試験も受けたいと思っています、教師科を受講しても構いません…」
という事でノイチも帝都に行くことに

※ノイチ最終目的は なぜか裏の仕事…スパイ活動?誰かとの約束?を守ろうとしている?
【神眼】でも悪いことはしていない
帝都の学校卒業の方が肩書きが上だと考えているのかな?それとも帝都に目的があるのか?


〈エスプリ編〉
「やっぱり、私の目に狂いは無かったわ」
超ご機嫌の副学園長

「測定器を壊された時は青くなりました」
魔法科の先生方々が頷く ウンウン
その場に居なかった先生が驚く 「え~」
エスプリに視線が集まり、エスプリが赤くなる

「まさかの全属性2000越え、驚きました」
魔法科の先生方々が頷く ウンウン
その場に居なかった先生方が驚く 「え~」
エスプリに視線が集まり、エスプリが益々赤くなる

「ショウリさんが、『復元』をお持ちで測定器が直って助かりました」
魔法科の先生方々が頷く ウンウン
その場に居なかった先生方が驚く 「え~」
僕に視線が集まります

「エスプリさんには、学園に入ってもらって、シーズーの住民になってもらって、Sランクのショウリさんとシーズーで暮らしてもらって、お嫁さん方もシーズーに住んでもらって、子供も産んでもらって…お子さんを育てるにはいいところですよシーズーは、Sランクの報酬はどれくらい…まだまだ続く」

…途中から エスプリとは関係の無い内容になっていた、どうも エスプリより僕に 僕の収入納税額、、、、に興味があるようだ

エスプリボク やっぱり 冒険者としてショウリと一緒にいる方がいい」
「と言うことで エスプリの入学は辞退します」

「なっ 新設のためにこちらも協力したではないですか?今更、辞退されても困ります、新設は発表してしまいましたら」

「はい? 僕はエスプリの入学を辞退しただけで、新設科の件も、召喚獣の件も関係ないと思いますが」
「召喚獣は教師として召喚しますし、連絡用に召喚獣を置いていきますよ」
オルダニスキー(オルドル)を召喚した
「こんにちはダニ はじめましてダニ オルダニスキーダニ よろしくダニ」ペコリ
先生方が驚く ペコリ、、、が同調する

「あ え いや エスプリさんに入学してもらって、エスプリさんが卒業するまで、ショウリさんにシーズーに住んでもらってですね」
咳も出ないくらい動揺していた

「僕は、家を持ってます 移動式ですが、エスプリが入学しても僕は、冒険者業を続けますし、定住する気は今はありません」
「『竜宮城ドラゴンシーパレス』へ行く予定もありますし、僕は帝国以外の国にも行くつもりですし」

「『竜宮城ドラゴンシーパレス』へ行かれる?、ほ 他の国にもですか?」
商業科の先生が目を輝かせて僕を見る

「レイジさんに提案したのですが、シーズーから『スタトベガス島』に航路を作りたいのです、そのため風魔法使い、航海士や船大工の育成をお願いしたのですから」

商3代表「卒業生のつて、商業ギルド関係者のつてで、船大工達との話し合いが出来そうですし、学期が始まってから、在校生の希望者を募るつもりです」
商2代表「わたくしたちも期待してますシーズーから、カジノの島『スタトベガス』への航路」
商1代表「『スタトベガス島』と貿易が出来れば 素晴らしいことです わくわくします」

商業科の先生が目を輝かせている
学園の教師としてではなく、商人としてなのだと思う

「どうしても、エスプリさんの入学は望めないのでしょうか?」
レイジさん咳も出てない…
「僕にではなく、エスプリに聞いてください」

エスプリボク、学校には行きたいと思う でも、ショウリと旅がしたい これは、ボクにとって何より優先すること、学校に通うことより」
「勉強は学校でなくても出来る、ミーゼやイヴが教えてくれる、ダミエナやオリエナが料理を教えてくれる、シーレンやまゆが魔法を教えてくれる、ボクの回りには先生がいっぱい居るから学校でなくてもいい」
「だから、ショウリと旅をする」

副学園長が 僕を怒らせたことを追記しておく
エスプリを入学させたいためか、エスプリが入学しないならスズやノイチ、デントの入学を認めないと言い出した

レイジさんも それには驚いた

副学園長の野心を『小と大ナノデマクロ』で小さくしました、オーム婦人に使ったみたいに
オーム婦人の時と違うのは副学園長の欲望・野望・野心が小さくなったと同時に胸がだら~んと垂れました
僕を怒らせたことを後悔しても胸は戻りません 

怖いですねぇ…決してショウリを怒らせてはいけません 特に女性は
あった物が無くなり、はっていた物が垂れます

デント、ノイチの入学は保留、帝都の学校の結果次第
エスプリの入学は無し
スズは早速 お引っ越し

 スズの夢は自分の魔道具屋を出店する事、僕が妖精の館の複合施設化を構想している事、新航路設立案もシーズーに残る要因になっている様だ

 帝都の学校へ断りの手紙を、妖精の館のマザーに念話連絡、印転移マーキングてんいで手紙を転移し、お願いした
 今日から、個室の利用も出来るとの事で ハウスからスズの私物を移した(魔法 転移って便利)
 ※スズの考案した魔道具、商品の開発にスズ中心で始まった事を追記しておく


移動式家キャンピング・ハウス台所◆
スズ立ち会いのもと、考案したデリバリーボックスの改造

デリバリーボックスに『調理★★☆』を付与
料理の材料を入れる 肉、米、ソイソース等調味料
チーン カツ丼、、、 が出来た 

肉、串、調味料 を入れられたら
チーン 串焼きが出来た 焼き立て熱々

「スズ、凄いね」
僕らは感動した

僕は、ポーチの共有部とデリバリーボックスを繋いでみた

メニューを設定(タブレット)

チーン 白米、鯵の塩焼き、鯛の刺身、味噌汁、納豆、冷奴 が出てきた(皿、器に盛付けられいた 暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たいままで)

「すご~い スズ 天才!」
エスプリがスズを誉める スズが赤くなる


「料理が楽になります」
ダミエナ、オリエナもスズに感謝する

「こらは、アイデア料 これからも頑張って良いアイデア考えて」
紙を100枚、手動で芯が伸びる鉛筆、持ち手が木ではなく糸を巻いた鉛筆、魔法書【鑑定★☆☆】、魔法書【解析★☆☆】を出し渡した
スズは驚き、喜んだ

「お世話になりました」ペコリ
「元気でね」
スズとお別れ 学園の部屋に転移してあげた

“ショウリ様 …”

マザーからの念話、帝都からの復興支援第2陣の準備が出来た 連絡

「ナイバータに行ってくる」
「大丈夫ですか?」
シーレンたちが心配してくれる

「キャッ」
シーレンの腰に手を回し 社交ダンス、タンゴを踊る時の様にシーレンを後ろに倒す上から見つめる格好
「もう 僕は大丈夫」ニコッ

「イヴと特訓したから 力のコントロールも精神のコントロールも大丈夫 だと思う」
シーレンの腰に回した手に気を込める
「ヒャィ」
シーレンが仰け反る シーレンの力が抜ける
シーレンを起こすが膝に力が入らないのかカクカクしている 赤い顔、涙目 
「僕が触るとイッテたのは今のがコントロール出来ずにいたせいみたい」
小声で「続きは夜ね」
ボン シーレンから何か出ました 赤くなりました

じ~ 
ミーゼ、エスプリ、スイレン、まゆ、ルージュ、ダミエナ、オリエナの視線を感じる

「今、シーレンとエッチな約束した?」
エスプリが ぷぅっと頬を膨らませる

ぶっ
膨れた頬を左右から指で押したらこうなります
エスプリが赤くなり、回りのみんなは笑う



帝都から第2陣を転移

ナイバータでライト達からの経過報告聞く
ロンにドネーション、精霊、妖精達にトランスファーする
僕の入手した蟹の暴走祭カニイバルの情報を話し、上位種の蟹が現れる可能性があり、注意する様に言った
カオルらの料理は好評だと知る
ライト達にもトランスファーしておく
クッキーやチョコを追加で置いてくる

「キャンサーリンについては解らなかったのですか?」
「あっ イヴに聞くの忘れてた」
ライトに言われるまで忘れてた


1陣の帰宅希望者を帝都に転移で戻る、みつおの酒を手土産に「お疲れさま、また お願いします」と声をかけ渡す


◆帝都ギルド本部 ギルドマスター室◆
「そのショウリ君の情報は信用できるのかな?」

「解りません、この本に書かれている事がどこまで本当の事なのか…」

僕は疑うことをしなかったが、ワナキオさんは違った

「まだ、蟹の暴走祭カニイバルには解らない事が多い、無視する情報でも無いだろう、海沿いの街や村には注意する様に伝えた方がいいんじゃないか?」
副ギルドマスターの1人、ガンダディーン=ゼックロスさん

「でも~、内陸の~ ナバナ村の小さな魔道具屋から~ そんな本が~ 見つかるなんてねぇ~」

「ショウリさんが見つけなければ、もしかしたら まだ、ナバナ村に眠っていたかもしれませんね」
副ギルドマスターの1人、ハイレ=オルソックさん

サーラさんの言葉、オルソックさんの言葉に僕もそう思う
僕が魔道具屋に行かなければ…これもたまたまなのか?
本棚に並んでいた本ではなく、おばあさんが奥から出してきた本…不思議な感覚を覚えたショウリだった
そういえば、 導きの魔法の本 コンパス等を作っている…図書室で本を探して 使えない魔法の中に『ルーベ・ラナ・ンホ』本を並べ替える魔法…偶然なのか?


「じゃぁ 僕は、それだけを伝えたかっただけですからシーズーに戻りますね」
「あっ 僕の所で世話をしている スズがこちらの学校の入学試験を受けられるように手配してくれたみたいですが、スズはシーズーの学園に行くことになりまして、その~すいません」
「その件は もういいよ、シーズー学園に合格って早くない?発表はまだだったんじゃない?」

合格発表の経緯を話した
「エスプリちゃんが~ 1番? すっご~い」
「測定器の改良が必要だね」


シーズーに戻ってきた




残り1784日(1月14日)

1月17日ワナキオさん結婚式(帝都)
1月23日帝都入学試験
1月末 竜宮城ドラゴンシーパレス



第5章 入学試験 シーズー編終わり、帝都編の始まり

※追記※
合格発表の掲示板の前で、エスプリ、デント、ノイチ、スズと記念写真を撮りました
(挿し絵が入れられたら良かったと思う)
(挿し絵を描く技量は作者には無い)

魔法書【鑑定★☆☆】、魔法書【解析★☆☆】
適正があれば、読むと魔法スキルが使える様になる
図書室にあった、チャンドン語という特別な文字で書かれた魔法書の作り方を参考に作った物
ショウリは簡単な魔法書を作れる様になってました


〈作者の呟き〉
エスプリの入学を無しにしたのは、作者が学園編を書く技量が無いことは内緒

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