これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第4章 第100話 運び屋組?(完成)

第4章 試練のその先
第100話 運び屋組?



前回のあらすじ

巨大狂暴海ガメの甲羅を譲り受けるため、代わりの甲羅を造る
甲羅の買い取り金、王金貨100枚をミーゼ達がもらう(王金貨10枚…1000万円分)



ギルド側の女神の石像で、セーブする
ロン、ルージュは初めてのセーブ
みんなも帝都で初めてのセーブのはずが、ミーゼ、サンバ、タクシ、ローズ、カイは昨晩していた(王金貨10枚もらったから)

タラッラッタラ~ン♪
レベルが上がった 45→46

§§§§§ ステータス §§§§§
レベル:46
H P:940/940《2406400/2406400》
M P:940/940《2406400/2406400》
《霊 力:940/940
 (2406400/2406400(MP7219200))》
《神 力:460/460
 (1152000/1177600(霊力4710400))》
攻撃力:1140    《14592000》
防御力:1140    《14592000》
魔法攻撃力:1040  《21299200》
魔法防御力:1040  《21299200》
精神力:940     《2406400》
素速さ:1140    《14592000》
賢 さ:1040    《5324800》
器用さ:940     《2406400》
 運 : 60    《100(補整限界)》
抵抗率: 60    《100(補整限界)》
命中率: 60    《100(補整限界)》
EXP: 2024560(/2426000)

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「チェアさん(達)もよろしいですか?」
「今回は、食事に誘われただけですから、チェア達私共はいつでもいいですよ」
インクさんたちも頷く

「今度 帝都には入学試験の1月23日までに着くように来ますので」

「シーズーから(帝都へ)の荷物も考えるとしましょう」
「海底都市『竜宮城ドラゴンシーパレス』にも行ってみたいですね、ショウリさんと一緒だと運び屋業が楽しくて…あっすいません」
「次もショウリさんと一緒とは限らないですよね」
チェアさんが笑う

〈人物紹介〉
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:イスイス=チェア
種 族:人族
年 齢:40
性 別:男
職 業:商人(運び屋)
レベル:25 [★★★☆☆]
備 考:元冒険者ランクC、転職して商人になる
    ショウリに足の後遺症を治してもらう
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

チェアさんは、元々冒険者(ランクC) 魔物との戦いで足に後遺症が残る負傷をして、運び屋として、商人に転職した人、トトマ村で僕が『状態異常回復アヌマリディー・レフェクティオ』で治した
この世界は魔物や盗賊がいる、商品を運ぶ手段も馬車が殆ど、命懸けと言ってもいい
チェアさんたちのような運び屋は必要な人材である


「さあ、シーズーに戻ろう」

移動式家キャンピング・ハウスにみんなが乗り込んだのを確認してシーズーに転移した
(帝都の北門…冒険者ギルドから一番近いゲートから退都手続きをして出てから転移です)

シーズーの魔方陣のあった場所に転移
モモコに引かれて検問から入る
検問の門番に驚かれる

1)僕がSランクの冒険者だから
2)ライト、デュークがAランクの冒険者だから
3)移動式家キャンピング・ハウスから、ミーゼ、エスプリ、シーレン、スイレン、エナ、カオル、フレイ、ミホ、スキマ、ライト、デューク、まゆ、ロン、ルージュ、デント、ノイチ、スズ、リフト、シズワ、エルブ、サンバ、タクシ、ローズ、カイ、チェア、ジーム、コピー、インクの28人が出てきたから

◆シーズー冒険者ギルド◆
ショウリ「今、戻りました」
ココ「ショウリさん、以外と時間かかりましたね、ギルドマスターがお待ちです」

受付のココさんに案内されギルドマスター室に行く

ギルドマスター キンタロウさんに1日遅れたことを謝る
「すいません 遅くなって」
「これ、お土産です 鯛です」
「悪い 魚は 好みじゃないんだ すまない、それにシーズーでも鯛は取れるしな」
「あっ」
お土産の鯛はシーズーが港町だから取れるのは当たり前 なのでハイオークの肉にした (鯛はポーチに戻しました)

ココ「飛び級試験はどうだったのですか? 直ぐに終わらなかったのですか?」

ショウリ「試験も受けずにSランクになりました」

「「なんですとぉ~」」
斯々然々かくかくしかじかです

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
斯々然々

試験用のバトル場の改築の手伝いをした
壁を作って、結界を施して、本部ギルマスワナキオ魔力譲渡トランスファーした
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

キンタロウ「また、仲間が増えたのか?」

ショウリ「黒龍とフェニックスの卵が孵りました、ロンとルージュです 人化してます」

「「なんですとぉ~」」

「ライト、デュークもAランクに飛び級試験合格の昇格です」

「「なんですとぉ~」」

「シーレン、スイレンも巨大狂暴海ガメを討伐して、Bランク昇格しました」

「「なんですとぉ~ 巨大狂暴海ガメを討伐」」
港町のギルド関係者、海上の魔物の討伐の難しさを理解していた、巨大狂暴海ガメの討伐難易度も

ココ「驚きすぎて、疲れました」


ショウリ「パーティーメンバーが多いので、クラブを作りました」

キンタロウ「それがいい いちいちギルドでパーティー登録し直すより、ショウリさんのとこは大所帯たからな」

ショウリ「サンタクローズとトナカイのサンバさんたちも、僕のクラブに入りました」

「「なんですとぉ~」」ハアハア
同調シンクロして驚いた



◆蜘蛛討伐クエスト◆
キンタロウ「討伐数はショウリさんに任せます」

ショウリ「メンクラッタの村での方法でやりますから、400体くらいです」

ココ「よ 400…」

キンタロウ「ショウリさんのクラブメンバーだけで ですか? 大丈夫ですか?」
ショウリ「問題ないです」

1組》ロン(連)、シーレン、ミーゼ(連)、カオル
2組》サンバ、タクシ、ローズ、カイ、ルージュ(連)
3組》ライト、デューク、エスプリ(連)、カオル
4組》まゆ(連)、フレイ、スイレン、スキマ
5組》ショウリ、デント
※(連)…連絡係、フレイとルージュを代えたのは念話で連絡が出来るようにしたから

5組に別れ『招き猫【蜘蛛トレール】』を使って討伐する

全員で第1地点に転移、【蜘蛛トレール】発動、1組メンバーを残し、第2地点に転移、【蜘蛛トレール】発動、2組メンバーを残し、第3地点に転移、【蜘蛛トレール】発動、3組メンバーを残し、第4地点に転移、【蜘蛛トレール】発動、4組メンバーを残し、僕とデントが第5地点に転移、【蜘蛛トレール】発動


デントと組んだ僕は デントに指導しなから、11体を討伐する(報酬はデントのスマホに入金、ドロップアイテムもデントのスマホに自動回収される、故に買い取り金もデントのスマホに入金される)

呪縛系魔法&威圧で暴れないようにし、単体にして、デントに倒させた

当初はミスリルの長剣でも デントの実力では1撃では倒せなかった

攻撃を交わし、剣を振る
糸等の遠距離攻撃、魔法攻撃を上手く避ける
タイミングを計り攻撃、少しづつ 防御と攻撃の流れが出来てくる

11体目は1撃で倒せた
これが、運なのか?実力なのかは微妙な頭部への1撃だった

僕は、全てを口にする 言葉にする
蜘蛛の動き、デントの動きを 
蜘蛛が足で攻撃する際の体勢や他の足の動かし方等、
デントが剣で攻撃するときの体重のかけ方、剣筋、癖

僕は剣術を本格的に習った事はない
向こうの世界で秘書兼世話係の雪さんが素振りをしていたのを思い出す、バカデさんの動き、サンバさんの動き、ペドロさんの動き 模擬戦を参考にアドバイスをする

徐々にデントの動きがよくなっていった

回復系の魔法を使っただけで、単体とはいえ、Dランクのデントが1人で11体を倒したのだからやはりデントには才能がある

デントは、ソロで装備も大したものではなかった…討伐系のクエストを余りやってなかったのではないのか?ランクと実力が合ってない そんな感じだ

(追記 ショウリ討伐数29体 デントが気付かない程の高速で処理をしていた 転移も使わずに)

“主、終わりました”      185体
“ショウリ様、終わりました”   85体
“ショウリ 終わったよ”    176体
“ショウリ様、終わりましたわ” 170体
各組から念話の終了報告  (5組 40体)

合計 蜘蛛656体を討伐する
討伐報酬、ドロップアイテム買い取り金はそれぞれのスマホに入金された
今回はデュークもドロップアイテムが回収出来る範囲で討伐した

各地点に転移して合流後、シーズーに転移戻る

ショウリ「終わりました 合計656体です」
討伐時間 約30分

「…「なんですとぉ~」…」
ギルド前で待機していたキンタロウさんに報告したので、そこにいた冒険者達が同調シンクロした

討伐報酬、ポイント、ドロップアイテム買い取り等の手続きが終わった頃に

デントのランクがCに上がった

シーズー商業ギルドへ行っていたチェアさんたちが戻ってきた

チェア「ショウリさん、やはり討伐早かったですね 流石です」
「シーズーの商業ギルド ギルドマスターが会いたいと言っています それに会わせたい方も商業ギルドに来てましたので、よろしいですか?」
会わせたい人?
サンバ、タクシ、ローズ、カイ、デント、ノイチ、スズ、シズワ、リフト、エルブは移動式家キャンピング・ハウスで待ってもらう事にして
「デント ちゃんと勉強もすること」
そう言うと生徒達が笑った デントが赤くなった

僕らは、シーズー商業ギルドへチェアさんたちと歩いて、向かった

チェア「あの桟橋に停泊中の商船の護衛でシーズーにたまたま来ていた人を紹介したいのです」
ショウリ「商船の護衛? 船も護衛するのですか?」

チェア「チェアは、魔法が使えませんから、陸路専門ですが、『運び屋組』には、魔法が使える者も居ます、彼らは陸路の護衛もしますが、海上輸送の護衛も引き受けます」

◆シーズー商業ギルド◆
チェア「おはようございます」
受付の女性「あ おはようございます また何か?」

チェア「ギルドマスターに呼ばれてまして ショウリさんをお連れしたと伝えてもらえますか?」

受付の女性「そうでしたか、少々お待ちください」
そう言って、階段を上がって行った

受付の女性「3階の大会議室へご案内します」

3階、大会議室
コンコン「ショウリ様をお連れしました」
「どうぞ」会議室の中から女性の声がする
ガチャッ 中に入る
そこには、3人の人?ドワーフ2人、ハーフエルフ1人がいた(女性が2人、男性1人)

「あんたが ショウリさんかい?」

ショウリ様は こちらです、我はロン」

「はじめまして ショウリです」

「ごめんよ、私はシーズーの商業ギルドのマスター『ラピド』だよ よろしくだね」

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カルクロ・メンタル=ラピド
種 族:ドワーフ族
年 齢:82
性 別:女
職 業:商人
レベル:69 [★★★★★]
備 考:シーズー商業ギルド ギルドマスター
    ベローチの妻
    145cm99kg
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§


「私は、『カルクロ・メンタル=ベローチ』だよ、商業ギルドの副ギルドマスターしてるだよ、ラピドの夫だよ、よろしくだよ」

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:カルクロ・メンタル=ベローチ
種 族:ドワーフ族
年 齢:70
性 別:男
職 業:商人
レベル:52 [★★★★☆]
備 考:シーズー商業ギルド 副ギルドマスター
    ラピドさんの夫
    149cm149kg
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
~~~~~~~~~~~~~~~

「ショウリさん、はじめまして 私は『ポリフェーノ=ナナ・ニパ』ナナって呼んでね、そう あなたがショウリさん…」

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:ポリフェーノ=ナナ・ニパ
種 族:ハーフエルフ
年 齢:37
性 別:女
職 業:商人(運び屋)
レベル:44 [★★★★☆]
魔法属性:水、風、光、精霊
備 考:運び屋組ナンバー2
    背が高い、可愛そうなフラットです
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
H P: 500/500
M P: 300/300
霊 力: 100/100
§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§

ミーゼより背が高いのでは?お胸がとても寂しいが…
霊力持ち?精霊魔法が使えるようだ

チェア「さっき、紹介した ショウリさん、Sランクの冒険者です 後ろの方々はパーティー…クラブメンバーの方達です」

ラピド「本当に ショウリあんた Sランク? ロンあんたの方が強そうだね」

ベローチ「失礼だよ ラピドさん、ごんなさいだよ」ペコリ

ショウリ「いいんです そう見えても仕方ないですから」
ロン「主は (我々より)強いのですから、もっとちゃんとしてください」

ナナ「鑑定して見ていい?」

ショウリ「ステータスですか? 隠蔽してますよ それでいいなら、どうぞ」
チクチク ピリピリ

ナナ「レベルが46で、何でそんなに(ステータス)高いの? 全てが1000前後…どっちに隠蔽してるの?高く?低く?」

ショウリ「ハハハハッ 初めて高く隠蔽してるって言われました」

ナナ「じゃ、やっぱり低く隠蔽してるのよね」

ショウリ「まゆ この女性より高いです」

ナナ「へ? 嘘? HP 123456/MP 145678/攻撃力 25454 より高い? うそ~」
ラピドさんも、ベローチさんも青くなり口をパクパク
抱き合って震えてます
攻撃力25000以上が目の前に要るのだから当然かもしれません

まゆ「ワタクシのご主人様ですから当然ですわ ワタクシなど触れただけでメロメロでしたから」
赤くなる

スキマ「ロンの本気を手玉にしよったな 100万を」

ナナ「メロメロ? 触れただけで? 100万を手玉に? え? え~」

チェア「ナナさんは 私たちが所属する『運び屋組』のナンバー2なんですよ、本当はリーダーに紹介したかったのですが…」
渋い顔をする

ナナ「リーダーのくせに船の出発に遅刻、今、船の中で反省してもらってるの」

エスプリ「寝坊? ショウリも起こさないと起きない」
ミーゼ達が笑う クスクス デュークも肩が震えてます

ショウリ「エスプリ それ、タブーにしませんか?」
赤くなる

ラピドさんとベローチさんがようやく回復したようだ




残り1808日



『運び屋組』と呼ばれる街間の輸送を商売としている店舗を持たない商人の組織、元冒険者が多く、元兵士・元護衛もいる

100話です まだまだ文章力が足りません
誰か文章力が上がるスキルを付与してください

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