これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第4章 第93話 初仕事?(3)

第4章 試練のその先
第93話 初仕事?(3)『指名、依頼』



前回のあらすじ
ガチャで『帝都★★★★★料亭『神の食卓』お食事券(5人分)』を人数分(合計6枚)ゲットし、料亭にやって来たら、休みだった



「馬車の中に畑?」
「ゴマ柳、羊グル豚、グレープピーチが チェリンゴにジャイアントスイナップルが トトマとナバナの畑?」
「卵星テントウ、酒コーピオン?」

僕は、隣の部屋ナスタルームから、あらしを召喚
「え? 金ピカごぼう嵐? え~」

「ショウリ君、ギルマス代わる?」

馬車の中の畑これと ギルマスは関係無いでしょう?」




僕は、広場に驚いている最中にポーチの中の中身不明の袋を確認していた
*パーティーボックス*
〈ショウリ専用〉

皮袋(中身不明)     68 → 30

米(15kg)       13
小麦粉(15kg)      2
唐辛子(2kg)       1
金貨(25)        1
銀貨(25)        1
銅貨(30)        1
大豆(10kg)       1
小豆(10kg)       2
きな粉(10kg)      1
グリーンスライムの核(10) 1
麦の種         1
ハニービーの蜜玉の袋(50)  2
ハニーアントの蜜玉の袋(50) 2  
シュガービーの蜜玉の袋(50) 1


「まめじー」
僕は、四手豆投げ巨人を呼ぶと
「一休さん まめじーです、四手豆投げ巨人です、大豆が出せますから 『味噌』と『ソイソース』は造れます」
「『グレープピーチ』『チェリンゴ』『トトマ』『ナバナ』ゴマ柳から『胡麻油』も『ビネガー』も獲れます (エナを手招き)彼女は木の精霊 エナ 彼女の力で収穫はいつでも出来ます、必要な量は確保出来るでしょう」

「みつお このモンスターは 三尾酒コーピオンの みつお 酒が出せます」

「このモンスターは 金ピカごぼう嵐のあらし 金ピカごぼうがもらえます」

「このモンスターは 卵星テントウのたまことたまみ 新鮮な玉子はあります」

ショウリ「米はどれくらい必要ですか?」

驚きすぎて、放心状態の一休さんがポカーンとしていた
サーラ「ショウリ君、まさか?米もあるのぉ?」

ショウリ「あります 150kgくらいなら」

やっと帰ってきました(一休さんの意識が) 
一休「米もあるのですか? 150kgも」
ポーチから 米(15kg)を10袋、唐辛子(2kg)1袋、砂糖(10kg)1袋、黒砂糖(10kg)1袋を出す

一休「収納魔道具? そのポーチにこれだけの米が…」
ワナキオさん、サーラさん、ロンとルージュとスズも驚く

チェアさんと交渉中
『かぼちゃ』『梅オレン』『ジャイアントスイナップル』追加


「『オーガの肉』はありませんが『ハイオーガの肉』か『ビッグオーガの肉』ならあります」
「両方もらいます」

「『オークの肉』5あります」

「『レッドドラゴンの肉』、『ブラックドラゴンの肉』あります」

「『味噌』『ソイソース』を職人に頼むと1週間はかかるとか?これ 僕のところの味噌とソイソースです、昨日出来た…造った物です」
ダミエナ、オリエナが造った物を出すと、一休さんが試食

一休「造った? これを1日でですか?」
ダミエナ「1日ではなく1晩…6時間程ですわ、ダミエナワタシが造りましたですわ」

一休「大豆の量が10kgに増えても造れますか?」
困惑しているミスリルゴーレムのメイドなのだから
ダミエナ「大丈夫ですわ 2時間程で味噌造れますですわ」
ショウリ「僕の魔力を使ったらどうなる?」
ダミエナが2時間なら僕なら?
ダミエナ「ご主人様ですから…一瞬で出来てしまうかもですわ」
湯がきもしていない生の大豆をダミエナが両手ですくうように持ち、魔力を込める…大豆が魔力に反応 もや?がかかったような薄いベールに包まれ光っているように見える
ダミエナ「ご主人様、ダミエナワタシの腕に魔力を込めてみてくださいですわ」
ダミエナの腕に触れ、魔力を(少し)込めると

大豆が茶色になって、香りがしてくる
ダミエナが茶色になった大豆を潰し混ぜる
一休さんが、出来立てを試食
一休「味噌です 出来立てとは思えない程の…1年物くらいの熟成度 … 凄いです」

一休さんの指定する入れ物に大豆を入れ、同じようにダミエナが魔力を込める 僕が魔力を流す
『味噌』完成

一休さんの指定する入れ物に大豆を入れ、同じようにダミエナが魔力を込める 僕が魔力を流す
『ソイソース』完成

一休「調味料、米、肉…後は野菜と魚ですね」

クエスト『野菜の調達』『魚の調達』『調理の手伝い』
※ワナキオさんとサーラさんが承認、その場の緊急クエスト扱いになりました※

『野菜の調達』班
エナ、カオル、スキマ、妖精を召集 と、チェアさん達(商業ギルド確認を含む)
『大根』『しそ』『キュウリ』『ワサビ(根茎)』『キャベット』『コーン(粒ではないもの)』
妖精に魔力譲渡トランスファーを約束
「帝都内をお願い」
「任せて」「わかった」「うん」「はい」
「任せな」「わかりました」

エナワタシ達は精霊界あっちを見てきます」


『魚の調達』班
』『秋刀魚』『マグロ』『フグ』『鯛』
ショウリ、シーレン、スイレン 妖精召集
(紛らわしい(-_-;))

「魚は1人じゃ無理だよ どうする?」
「お店を教えてくれれば買いに行くよ」

「だって」「わかった見つけたら教える」…「お店を教える」飛んでいきました


『調理の手伝い』班
ダミエナ、オリエナ、まゆ、ミーゼ(エプロン装備)、エスプリ(エプロン装備)
(移動式家キャンピング・ハウスの台所も使う)

バカデさん、サンバさん、タクシさん、ローズさん、カイさんは妖精の連絡待ちの待機
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『野菜の調達』班
〈妖精目線〉
「『大根』無い?」「うちは武器屋だよ」
「『大根』無い?」「ここは服屋よ 八百屋に行ったら?」

「『キュウリ』ありませんか?」
「うちは武器屋だよ(今度はキュウリか)」
「『キュウリ』ありませんか?」
「魚屋には キュウリはないよ、鯛(鯵、秋刀魚、フグ、マグロ、鯛)はあるけど」
「『キュウリ野菜』を探してるの」
※この妖精には、魚の調達を頼んでません※


「『しそ』見つけた」1枚持ってきました
※数を言ってませんでした※
調理人A女「『しそ』は30枚欲しいの まだあったらお願い」
「先に言ってくれたら もう少し持ってこれたのに、30枚は1人じゃ無理」
ローズさんと取りに行きました
※念話的な信号でしそが見つかったことは連絡がいきます※

妖精の報告で、サンバさん、カイさんがお店に向かう
次々と 野菜が揃い始めました
大きな大根を3人で運んだりして

『大根』7本、『しそ』30枚、『キュウリ』10本、『ワサビ(根茎)』1本、『キャベット』2個、『コーン』2本
野菜は揃いました

エナは、『キャベット』10、『ワサビ(根茎)』10、『コーン』100持ってきていた
スキマ「何で わいがコーン 100やねん」
(重たかったみたいで 愚痴ってます)

*パーティーボックス*
〈共通〉追加
キャベット   8
ワサビ(根茎)  9
コーン    98

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『魚の調達』班 (少し時間が戻ります)

『招き猫【人トレール】』を『招き猫【鯛トレール】』にして、海の上 沖合い3km、上空50m
『招き猫【鯛トレール】』に魔力を込めて
神木の竿とまゆの糸、針なし、糸が魚に絡みます
海面に立って 糸を海に入れます
「釣れるね、入れ食いだね」
「これって、釣りなのでしょうか?」
「糸が魚を追いかけてますよ」

あがった鯛は、スキル『解体』で締めて、ポーチへどんどん入れていきます
1本の糸で10匹かかる(絡む)ことも、細いのにマグロの1本釣りにも耐える糸


鯵   100
秋刀魚 123
マグロ  18
フグ   59
鯛    88
カレイ   30
鰹    67
ブリ    11
ハマチ   8
カンパチ  5

(全部 鯛(-_-;))
「紛らわしい」
僕はスマホを出し、素材アプリを開く

画像を確認しながら
「これは、鯵、これは、秋刀魚、これは、フグ、これは、鯛、これは、カンパチ ハマチ、鰤、鰈…」
名前を D.W.マスター権限で書き換えていった
※アプリを書き換えは普通出来ません※

「ふ~ 知ってる魚は書き換えた」
(間違えてないか不安ですが、備考のところに 鯵とも呼びれる とかあったし大丈夫だよ たぶん)

その間にもシーレンとスイレンは釣り続けていた

追加
鯵    50
秋刀魚  44
マグロ   6
フグ   22
鯛    36
カレイ   19
かつお     7
ブリ     1
ハマチ   3
カンパチ  2
いわし    46
アナゴ   2

イカ    10
タコ     8
エビ    40
サメ     1
カニ     6
大きなカニ  1
大きなエビ  1


討伐履歴
(&カード化)

人食いシャーク 2(1) 全長3m
シーサーペント 2(1) 全長8m
巨大イカ    1(1) 全長27m
巨大狂暴海ガメ 1(1) 体長50m
海獣      7(1) 全長10~22m
海竜      1(1) 全長33m

糸に絡まり、シーレンに氷付けにされ 僕にカード化されました
暴れる海竜にも耐える強度の糸でした、神木の竿も僕の認識を凌駕する強度の物でした
モンスターも締めて、そのままポーチに回収

「そろそろ、戻ろうか? 亀 デカかったね カード化したけど、食材になってたかな?」
「海竜とかに 邪魔されなければ もう少し釣れたのですが…」
「お腹も空いたし、もういいよ 戻ろう」

料亭に転移する
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ただいま」

『魚の調達』
『鯵』   4
『秋刀魚』 0
『マグロ』 0
『フグ』  3
『鯛』   3
妖精が見つけた分(タクシさん、チェアさん達が買いに行きました)

『鯵』   36
『秋刀魚』 40
『マグロ』  2
『フグ』   7
『鯛』   12
残り ポーチから出す

料理人B男「こ これ、どうしたんですか? 今まで、泳いでいたみたいに新鮮ではないですか?」
ショウリ「はい、今、釣ってきましたから」

一休「え? 海に出たんですか?船はどうしたんですか?」
ショウリ「船は、使ってません、飛べますから」

「…「何ですとぉ~」…」
一休さんたち料理人が同調シンクロ

一休「(ワナキオさんを見ながら)Sクラスは飛べるのですか?」
ワナキオ「ショウリ君と一緒にしないでくれますか? ショウリ君は、特別なんですよぉ。精霊のリーダーですから」

「…「何ですとぉ~」…」
一休さんたち料理人が同調シンクロ
「いやいや さっき妖精達呼びましたよね」

料理人A女「妖精は 私達も利用します、少し いいえ だいぶ妖精の人数が多いなぁって思ってはいたのですけど…」

サーラ「妖精にねぇ 仕事を頼むことは帝都ここではよくある事なのぉ でもねぇ 普通はぁ 妖精の館に行ってぇ 契約を~ しないとぉいけないんだけどねぇ~」

ショウリ「そうなんですか? では、妖精の館に行かないとですね」
妖精「ぼく、呼んでこようか? ナナシ様」
ショウリ「ナナシ様?」

妖精「ナナシ様 私たちに仕事の指示をしてる大妖精」
「ナナシ様に会う?」「ナナシ様呼ぶ?」「呼ぼう ナナシ様」

ショウリ「後で館に行くよ」
「お疲れ様」と魔力譲渡トランスファーする
「またね」「またお願いします」「また呼んでね」と帰っていく

一休「最近は、魚の調達も難しかったのですよ…空を飛べると魔物に襲われないのですか?」

シーレン「襲われましたよ 大きな亀、50mくらいの巨大狂暴海ガメはショウリ様が、カードモンスターにしてしまいました」

「…「何ですとぉ~」…」
ワナキオさんを筆頭にパーティーメンバー以外が同調シンクロした

ワナキオ「ショウリ君、ギルドの掲示板見ましたか?」

ショウリ「一応…あっ いいえ、ギルド本部に着いたらそのまま、飛び級試験だったので 見てませんでした」
パーティーメンバーも確認していなかったから気まずそうです(デューク、ロンとルージュは無反応)

サーラ「シーレンさんのぉ スマホの履歴見せてぇ」
※なぜ 僕のスマホと言わなかったのか サーラさんは、僕のスマホが黒だと知っていたからです※

シーレンがスマホの討伐履歴を見せる
ワナキオ「ショウリ君、ギルマス代わる?」

サーラ「たった30分で、人食いシャーク 2、シーサーペント 2、巨大イカ、巨大狂暴海ガメ、海獣 7、海竜 ってスマホの故障だと言われてもおかしくないわよ」
ゆる~い喋りではなくなっていた
「それも、ショウリ君、シーレンさん、スイレンさんの3人でって…」

一休さん、料理人達は言葉も出ない
デント、ノイチ達生徒はその凄さが理解できていない

エスプリ「ショウリ だから」   




残り1809日



アプリの名前を書き換えたら、みんなの認識も鯛から鯵やフグ となっていた 記憶が書き変わっていた


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