これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第2章 第47話 ショウリの提案?

第2章 ブラックスマホの伝説
第47話 ショウリの提案?



前回のあらすじ

エナに連れられ精霊界に、霊力のドネーション&妖精のキスの嵐でみんなが元気になる。
エナがキスをすると若返りました
花の精霊と風の精霊が来て、霊力を分けると若返りました




「????? ?(・・;)?はい、加護が付きました」
【木の精霊の加護】
【花の精霊の加護】
【風の精霊の加護】 が付きました

3人は、顔を見合せ
花「加護あげた?」   風「ううん」首を振る
風「加護あげれたん?」 花「ううん」首を振る
木「ワ ワタシ ショウリ様に加護さしあげましたわ」
花、風「「嘘つけ!」」

「なんでや? なんでワイらの加護が付くんや?」
「こんなこと、過去にあったのかしら?」
「ワタシとショウリ様が特別な関係だからですわ」
「なら、俺らもやんか」
結局のところ不明…謎のままである

「あの~ 僕の用事は済んだんですよね…もう、戻りたいのですが」
「ショウリ様は 木を手に入れにこられたのでしわね、丁度良い木が精霊界にもございますわよ」
「あるある 何に使うんや?」
「家や馬車を作りたくて…」
「家や馬車ですか? 精霊林の大樹がいいかと…」
「そうですわね 精霊林に行きましょう」

そう言うとエナが光った
ここは?
ピコッ『精霊林』
『記憶転移』かな?

「あの樹でええんちゃうか?」
言われた樹は直径20mはありそうな大樹
「え? こんな大樹切ったら ここまで育つのに何百年もかかるのでは?」
「ショウリ様は お優しいのですね、でも、この大樹は利用されるために大きくなったのですよ。それがショウリ様の家や馬車というだけのことですわ」
「そや、気にせんでえ~、この樹を有効利用すれば、この樹のためになるさかい」

僕は、エナの力を借り、大樹を家の材料 柱や板にしてもらい、ポーチに収納した

大樹の側にウニのような毬栗のような青黒い岩があった
どこかで見たような?
【神眼】
『神石』

「これが、『神石』ですか?」
「そうですよ これが、『神石』です」
「流石に、これはもらえませんよね?」
「構いませんですわ、ショウリ様に差し上げますわ」
「も もらってもいいのですか?」

僕は、神石もポーチに収納した

*パーティーボックス*
〈ショウリ専用〉
・霊木の板   7500
・霊木の柱    650
・霊木の木の皮  250
・霊木の葉   9999
・霊木の丸太   400

・神石        2
・タンポトン   500
・タンポトンの種  25
・マッチ茸    100
・マッチョ茸    30

・霊木のくし     3
・霊木のブラシ    3
・霊木のかんざし  2
・霊木のカチューシャ 2
・霊木の木刀     3

・霊木のこん棒    1
・霊木の杖      1
・霊木の槍      2
・霊木の弓      2
・霊木の矢    250


〈共用〉
・霊木のイス   30
・霊木のテーブル  6
・霊木の皿   100
・霊木の大皿   50
・霊木のお椀   50

・霊木の箸    30(膳)
・霊木のスプーン 30
・霊木のフォーク 30
・霊木のナイフ  30
レッドプラントの花びら   100
ブループラントの花びら   100
グリーンプラントの花びら  100
イエロープラントの花びら  100
オレンジプラントの花びら  100
ピンクラントの花びら    100
パープルプラントの花びら  100
ブラックプラントの花びら  100
レインボープラントの花びら 100

レッドプラントの種   50
ブループラントの種   50
グリーンプラントの種  50
イエロープラントの種  50
オレンジプラントの種  50
ピンクラントの種    50
パープルプラントの種  50
ブラックプラントの種  50
レインボープラントの種 50

僕は精霊林の植物ももらった

林の中から蜘蛛が出てきた
「キャー」「キャー」
「ショウリ様 お逃げください」
「キャー」「キャー」

デカイ、『逃げろ』と言うので敵ですね、なら
「【小と大ナノデマクロ】蜘蛛を小さく 『無の空間ナインラウーム』で捕まえた」

「……………………」蜘蛛が何か言ってます
「ショウリ様…何をされたのですか?」
「蜘蛛を小さくして、捕まえました で、この蜘蛛は?」
「その蜘蛛はな、『精霊喰いの大蜘蛛』ちいう~んや」
「『精霊喰いの大蜘蛛』?」
「はい、この蜘蛛には困っておりましたのですわ…精霊を食べるので知恵もあり、私たち精霊の力が殆ど通じなかったのですわ」
「何か 喋ってますが?どうしますか?」
「…………………」蜘蛛が何か言ってます

小と大ナノデマクロ】声だけ大きく

「ごめんなさい もうしません 許してください 何でもします もう精霊食べません 出してください」
「とか 言ってますが」
「困りますですわ」
「そや、こっから、いなくなってもらった方がええ」
「蜘蛛さん、次から選択してください
1)殺される
2)潰される
3)このまま死ぬまで閉じ込める
4)カードモンスターになる
    どれ選びます?」

「えげつないなぁ」
「そうですわね…」

「よ 四番」

§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:精霊喰いの大蜘蛛
レア度:★★★★★★☆
分 類:大蜘蛛
種 族:幻獣(蜘蛛)
性 別:オス
年 齢:822歳
職 業:ショウリの「カードモンスター」
サイズ:体長2m50cm、体重209㎏
特 長:その糸は精霊の羽根のように輝き美しい
    その糸はとても丈夫で軽い
    その粘液は接着剤的用途に使える
    人の言葉を喋れる
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

名前と体長を変えます
名前は長い、大きすぎます


§§§§§ 〈カード内容〉 §§§§§
名 前:スパロー
レア度:★★★★★★☆
分 類:大蜘蛛
種 族:幻獣(蜘蛛)
性 別:オス
年 齢:822歳
職 業:ショウリの『カードモンスター』
サイズ:体長50cm、体重4.5㎏
特 長:その糸は精霊の羽根のように輝き美しい
    その糸はとても丈夫で軽い
    その粘液は接着剤的用途に使える
    人の言葉を喋れる
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「ショウリ様には敵いません 仰せのままに」
『精霊喰いの大蜘蛛』が仲間になった


「ありがとうございました 僕は、これで戻ります」
「え~んや、ショウリ様にはこれくらい」
「こちらこそ、感謝してます」

「…ショウリ様、もう1つお願いがありますわ」
「僕に、出来ることでしたら」
「ワタシも一緒に戻ってもよろしいですか?」
「いえ、僕は転移魔法が使えますから1人で戻れます」
「ち 違いますわ ワタシもご一緒にですわ」
「ですから、転移魔法が…」
「ワタシは一緒に…側に居たいと言ってますの」ポッ
エナが赤くなった
「「「????? はい?(・・;)?」」」
僕と、ハナハナ、カゼフク…

ということで、ワタシ エナは仲間になったのですわ
ショウリ様はとても喜んでくれましたですわ
ハナハナも、カゼフクも泣きながら別れを惜しんでましたですわ

§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:エナ・バソーサ
レア度:★★★★★☆☆
分 類:精霊
種 族:精霊(木)
性 別:女
年 齢:16 《709》※隠蔽
職 業:木の精霊
レベル:709 〈★★★★☆〉
H P: 1002/1002
M P: 3510/3510(霊力1170)
サイズ:??? 《体長15cm、体重0.19kg》
性 格:子供好き、おかあさん的な世話好き
特 長:おばあさんと、お嬢様を使い分ける
    おばあさんの時は「おやおや」が口癖
    お嬢様時は「~ですわ」口調を使う
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◆魔法属性◆
 〈精霊魔法〉
『ウッドウォール』『枝の雨インフリラレイン』『』

◆パッシブスキル◆
 【森林再生】【木製製品加工】【理想の姿イビーアイシン

◆メインスキル◆(1/5)
【記憶転移】【】【】【】【】

◆サブスキル◆(0/5)
【】【】【】【】【】

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◆魔 法◆
『ウッドウォール』『根の呪縛コーリンチェーン』『枝の雨インフリラレイン』他

◆特技◆
 ?

備 考:火が苦手
  § § § § § § §


フレンド登録完了




「ただいま 待たせたね 遅くなってごめんね」
「ショウリ お帰り…その精霊は?」
「お帰りショウリ …エナ?」
「はい、エナは、これから皆様とご一緒にさせていただきますわ」

「「え~」エナさん?」
「そういうことになったのですわ、エスプリさんもミーゼさんもよろしくお願いいたしますですわ」
「でもでも 見た目が…若くなって」
「ミーゼさん!これが ワタシの本当の姿ですわ」
ミーゼは言葉が出なくなったエナの殺気?で

「ショウリ 木はどうするの?」
「待ってる 間 暇だったから切ったよ」

そこには、10本の木が切られて倒れていた
「…あ ありがとう(--;)」

僕は、枝を落とし丸太にしてポーチに収納した

*パーティーボックス*
〈共用〉(追加)
巨木な丸太 10


僕らは 『記憶転移』(トトマ村入口)→【神眼】+『テレポート』で宿屋前に転移した

まだ、もめていた
「だからギルド職員が…」
「女性が優先的に…」
「男性は外で…」

「まだ、結論はでてないのですか?」
「あ ショウリさん 今まで、どちらへ? ショウリさんからも言ってやって…」
「あの~ ショウリさん? その肩にいるのは?」
「新しく仲間になった木の精霊のエナさんです」
「エナですわ、ショウリ様と一緒にいることにしましたの、よろしくですわ」
「…「なんですとぉ~」…」
全員が同調シンクロした

僕は、ミーゼに宿屋の受付の女性とインクさんを呼んできてもらった
受付の女性は クレラさんだ
(やっと名前がわかった)

「今、部屋の空きは二人部屋1つなんですね」
「はい」
「男女6人の宿泊は無理ですね」
「そうですね、その部屋なら3人までかと」
「インクさんの部屋に後1人は泊まれますか?」
「出来なくはないです」
「僕らの部屋に後2人は泊まれますか?」
「そちらも、後1人ではないかと…」

「空き部屋のベッドを2階建てにし2個なら4人泊まれますか?」
「それなら たぶん でも、そんなベッドはありませんよ」
「それは、僕が作ります」
「ヘ?」
「僕からの提案です、二人部屋に男性4人 僕がベッドは作ります。今インクさんが使っている部屋をローズさんとデッパンナさんの2人で、インクさんは僕たちの部屋へ来てもらえば、全員が泊まれますね」
「インクさんの同意が必要ですが…」
僕はインクさんを見た
「わ わ 私は、ショウリさんの部屋でも構いません」
赤くなって答えた
「インクさんの同意は取れました、後の方はどうですか?」
「私はそれでいいです」「私も」
ローズさんとデッパンナさんも了承した
男性陣も了承した

僕は、トトキンの森の丸太から、

ポーチの収納能力、丸太の加工に驚いたくだりは省略
 
組立式の2段ベッドを2台作り、元々あったベッドと入れ替えた
そのベッドがセミダブルだったのでインクさんがいた部屋のシングルベッドと入れ替えた
そのシングルベッドを僕の部屋へ移動させた
ソファーが邪魔になるのでポーチに収納した
(2段ベッドとの交換という案もでたがポーチから出し忘れ、部屋の戻し忘れの場合はそうしてもらうことにした)

きちんと部屋代を払い 各自各部屋に荷物を置きに行った
店主もその提案を了承した
店側に何のデメリットも無いので、むしろメリットの方があるので当たり前ではある

男性陣は布団はないが野営用の毛布を使い、宿屋からも毛布を借りたようで問題なし

「ショウリさんて 便利ですね」
インクさんの言葉に全員が頷いた  ウンウン

夕食を済ませ 各自部屋へ戻った

僕らは、既にお風呂を済ませていたので、インクさんにお風呂をしてもらった

インクさんは風呂上がり、普段服を着ていた

ミーゼの下着とネグリジェ姿、エスプリのローブタイプの寝巻きにインクさんが目の色を変えたのは言うまでもない

僕はシングルベッドで1人、ミーゼとエスプリとエナとインクさんが元からあったセミダブルのベッドで一緒に寝ることになった 必然的に
エスプリは、スライムだし、エナは、精霊だから実質大人2人だセミダブルでも問題ない


明日は朝4時出発、2時30分起床ということで寝た

「おやすみ エスプリ、ミーゼ、エナ、インクさん」

「おやすみ ショウリ」
「おやすみなさい ショウリ」
「ショウリ様 おやすみなさいですわ」
「おやすみなさい ショウリさん」





残り1818日→1817日



第2章 終わりました
次からは、冒険です たぶん

〈アイテム紹介〉
『霊木』
撥水性、耐水性、耐火性、耐震性、強度、手触り、香り、加工のしやすさ、魔法耐性、家のような大きな建築物もお箸のような小さな物も、かんざしのような細工物も、木刀、イス、テーブル、皿、お椀…木工品加工職人にはとても喜ばれる万能木材
木刀や槍等の武器にも、盾や兜のような防具にも出来る優れもの


〈人物紹介〉
§§§§§ ステータス §§§§§
名 前:クレラ
種 族:人族
年 齢:27
性 別:女性
職 業:宿屋の店員
 § § § § § § §
トトマ村の宿屋『旅は道連れ』の店員
メロンサイズの持ち主
実は、結婚していて2児の母




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