これって?ゲーム?異世界?

久留米天狗

第11話 このスライム《こ》は、天然?(4)

第1章 両親の思い
第11話 このスライムは、天然?(4)
     ………(--;) 天然には苦労します



前回のあらすじ

スキル『最低保証』の勘違いの原因がわかりました

勉強が大事だという事もわかりました。



「今なら、ステータス読めると思うよ…開いてみて」
(僕は、カメレオンスライム(亜種)に、ステータスを開くように言った)
 
「ステータスオープン」
カメレオンスライム(亜種)は、ステータス画面を開いた


ピコッ

§§§§ ステータス §§§§

名 前:カメレオンスライム

レア度:★★★★★★☆

分 類:カメレオンスライム(亜種)

種 族:魔物 (スライム)

性 別: 

年 齢:312歳

職 業:ショウリの『カードモンスター』

サイズ:体長20㎝、体重0.9㎏

性 格:泣き虫な自然育ち

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
   ▼ 
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

レベル:357

H P:630/630(100%)
 ※『擬態』は、HPの上限も反映する為、解除時、%で復元する。

M P:678/699
 ※『擬態』時に消費したMPを上限から引いて復元する。

攻撃力:581

防御力:583

魔法攻撃力:799

魔法防御力:1798

素速さ:665

EXP:7180000(/7380000)

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
§§§§§§§ 装備 §§§§§§§

武器:なし

防具 (頭):なし
   (鎧):なし
         :ーーー
   (盾):ーーー
   (靴):ーーー

アクセサリー:【】
       【】

§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
   ▼
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◆パッシブスキル◆
【女神$匿名希望$の最低保証1】
 ・女神の名の下に最低『1』を保証します。
  最低『1』のダメージを与える事を保証します。
  最低『1』の残HPを保証します。
  最低『1』の残MPを保証します。
  最低『1』のアイテムドロップを保証します。
  最低『1』の種の保存を保証します。
  1年に1度レベルが『1』上がる事を保証します。
  レベルアップ時、各能力が、最低『1』上がることを保証します。

◆スキル◆
【擬態★★★☆】
 体の大きさは変えられないが、能力等も完全に擬態コピー出来る。
 ※ゴーレム、ドラゴン等に擬態可能、大きさが小さい(スライムの体長20㎝程度)
 周りの景色を擬態し、溶け込むと黙視出来なく、認識出来なくなる。
 ※透明化ではない、飛行も可能
  擬態本体の魔法、特技を使用可能
  スキル★★まで使用可能(一部例外有り)

D.W.ドリーム.ワールド言語★☆☆】
 ・★☆☆D.W.ドリーム.ワールドの言語で、会話が出来る。多少の読み書きも出来る。
 
【】

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
◆魔法属性◆
光、無

◆魔法◆


◆特技◆
『頭突き』『体当たり』『乗し掛かり』『逃走★★☆』『擬態★★★☆』

 § § § § § §




「よ 読めます!読めます!」
「……………… レベル さんびゃくごじゅうなな…
 これが、人間あなたのレベルですかぁ~凄いですねぇ~」

「????? はい?」(・・;)?

「このステータスは、人間あなたのですよね? レベル357、HP630、MP699、攻撃力581、防御力583…読めます!」
カメレオンスライム 彼女 は、ステータスが読める事に感動していた

「いやいやいやいやいや…このステータスは、カメレオンスライム あなた のですよ!」

「嘘です! あり得ません! スライムで、Lv.357なんて聞いたこともありません!」

……………(--;) 

「はぁ~ では、ステータス画面をスクロールして、名前を確認してみましょうか?」

ツ~
(指もないのにスクロール出来てる…)

「名前は…『カメレオンスライム』…です」
人間あなたも、『カメレオンスライム』って言うんですね」

……………(--;) 流石 天然

「少し下に、職業がありますよね? 職業は?」

「職業:ショウリの『カードモンスター』です」
「あなたもモンスターだったんですね」

……………(--;) ここまで天然が凄いとは…

「そんな訳ないでしょう、僕が「ショウリ」です(そういえば名乗って無かったな…)、カメレオンスライム あなた の……」
ん? 主人?飼い主?マスター?トレーナー?社長?(会社じゃないし) こういう場合の立場は、なんて言えば?…
ショウリは、言葉を探していた


「これは、ボクのステータス?…ショウリ?……がボクのヴィルマ…ボクは、レベル357…」

「ヴィルマ? カードの持ち主を、ヴィルマって言うんだね…そう、それはカメレオンスライム きみ のステータスだよ」

「しくしく……わ~ん」

カメレオンスライム(亜種)は、泣き出した…

ショウリは、自分のステータスに感動している?ステータスが読める事に感涙している?
と、思って、貰い泣きを堪えていた…

「最近、太ってきたかなぁって思ってたんです…0.9㎏もあります…わ~ん」(ToT)

 ~ ~ ~ ~ ~ ~

そこ~~~~~
0.9㎏…って太ってるの?

僕の感動を返せ…と思うショウリだった






〈作者の呟き〉
モンスターのステータスに、『性格』を追加してみました。


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