クロスの騎士達の冒険記

ドラゴン

第一章 彼女との出会い

ここはクロス・ワールド、広大な緑の大地と動物、人間達が豊かに暮らす世界、その中でも中央都市 クロスヴァーンは各地から集められた剣術、武術を習得した者がなれるヴァーン騎士が街を完全に守っており、数100年間平和は保たれていた、
だが、この時この街がモンスターで埋ることなどここの住民は思ってもなかっただろう。
「何か音が聞こえないか?」
とある一人の住人が言った。
その直後、大きな音とクロスヴァーンを囲う壁の破片が飛んできた
「なんだあれは!!」「うわあああ!!」
住民の悲鳴が飛び交う
「住民の皆様は早く逃げてください!!」
こう指示するのは俺。
「そちらの状況は?!」
副団長からの確認だ
「こちらは大丈夫です!他のところはどうなっていますか?!」
「こちらも大丈夫だ!だが...北方の住民達は救えなかった...だがなんだあれは...10ベルほどの大きさだぞ...」
(ベルとはメートルのことです)
「あんなにでかい動物は見たことないです...ん?あれは...動物じゃ...ない!副団長!あれは何ですか!」
「分からない...だがこの街を救うために戦うしかないだろ!カイロ班長はA班、B班とともにあの化け物の討伐に迎え!俺と残りの班はまだ住民が残ってないか確認に出る!こちらが終わり次第そちらに向かう!」
「了解!A班B班!俺についてこい!」
俺は屋根の瓦を滑るように走った、そしてそこから大きく飛び化け物のうなじを狙い、剣を振った、だが手応えはなかった。
化け物がその巨体とはありえないくらいの速さで前に進んでいたのだ、そしてその化け物は俺たちを狙いに定め手を伸ばしてきた。
俺はそれに気づき後ろに後退したが、班員の1人が気付かず、化け物に捕まり、握りつぶされた。
上半身からは臓器が飛び出しており、下半身はありえない方向に曲がり腸が飛び出してきた、顔も原型を留めておらず、目ん玉が飛び出て、脳がほぼ剥き出しでそれはもうグロいというレベルを超えていた。
化け物はニタァと笑うとその直後に遺体をこちらに投げつけてきた俺たちはその光景に見入ってしまいました動くことが出来ずその遺体の血と臓器をそのまま受けてしまった。
あるものは泣き叫び、あるものは戦意喪失、そして吐く奴もいた、俺も正直そうなりそうだったが、班長としての威厳をなくしたくなく直ぐに
「お...お前ら!あの化け物に立ち向かえ!そうしないとお前らの大切な友人...家族をなくすぞ!!」
と大声でいい、俺は立てるヤツを連れて化け物に飛びかかった。
直後、化け物が叫んだ、耳の鼓膜が吹き飛ぶくらいの大声だ、これに俺たちはなす術なく吹き飛ばされた、屋根の上に落下した際、俺が連れていった騎士達の半分は死んでいた。
やばい...俺も死ぬ!
と思った時、
「カイロ!大丈夫か!」
副団長の声だ
上を見上げると、副団長を含めた総勢百を超える騎士達が救援にきた。
これなら勝てる!化け物を倒して平穏な日々が送れる!と、思った瞬間
クロスヴァーンを囲う壁が全て崩れ去った。
そこからそれぞれ形の違う化け物たちがぞろぞろと入り込んできた。
その中にのなにか黒い大きな王冠をつけたものが見えた気がする。
そんなことを機にしている暇はなく俺たちは化け物を討伐することを急いだ。
気づいた頃には化け物は町中に広がっていた。
「もう...勝ち目なんかない...副団長...どうすれば...」
「勝ち目はない訳では無い、俺はお前達を救う、団長がいない今俺が全て責任を取る!」
「副団...長?」
「今ここでお前達をこの世界のある場所にそれぞれ吹き飛ばす、1人なら俺の体は耐えられるがここにいる全員は俺の体が持たない...が!俺は俺の生命をお前らに捧げる!」
「副団長!早まらないでください!」
「いや、もう無理だ、呪文はもう始めないと間に合わない...やるぞ!俺が呪文を言い終わるまで化け物を食い止めてくれ!」
「は...はい!」
俺が発した副団長との最後の会話、はいにとってはもう、涙ぐんだ絶叫だったのを覚えている。
俺は4ベル級の化け物と戦った、身長低いから素早さが高く、なかなか苦戦した、そこで
「カイロ!騎士のみんな!達者で生きろ!そして!この街を奪還してくれ!!!」
「副団ち」
ここで真っ白な光に包まれその直後激痛が走った
「痛て...ここは...どこだ?」
見たところある村の近くらしい、とりあえず俺は水を求めて歩いた、すぐそこに、井戸があり水を飲もうとした、がその水は毒水だった
「なんだこれは...罠か??」
「よく分かったわね」
「?!誰だ!」
「もう、そんなに警戒しなくたっていいじゃないの...」
「普通は警戒するはずだがな」
茂みの中から出てきたのは女の子だった。
ツインテールで、身長はそこそこ、お胸はまだ未発達。
俺はその女の子に初めて一目惚れというものをしただがここでなにかすると問題になるし、まずまず騎士道からも外れることになる。
そしてその直後その娘は言った
「そして...あなた誰?」

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