プロローグ

キ～ンコ～ン
キ～ンコ～ン

そんなありふれた音が学校で響きわたる。

「しゃ～授業終わり～♪」

「あ～～、しんど」

「はよ、帰ろ～」

そんな声が漏れはじめ教師の先生は

「今回やったとこ、ちゃんと予習しとけよ～」

と言って出て行った。

「さてと」

　
「白夜！はくや」

「ん？どした真奈美？まなみ俺は今から帰るところなんすけど？」

「帰るってことは、学校に何かの用事無いよね」

「まぁ・・・無いけど、どした？」

「いやひさしぶりに皆で遊ばない？ちょうど皆の休みも被ってるからさ」

「へぇ、いいぞ、俺もどうせ暇だしそうと決まればあいつ「「「安心しろ、聞こえてた（から）（わ）（ぞ
）」」」らに聞く必要はないか」

そう声に出し振り向く。

「正明まさあき、詩織しおり、一樹かずき、なんで声かけないんだおまえら」

「何となく」
　

「空気を読んだのよ」

「その方がおもろかろ？」

「あぁ、そうだったおまえらそうゆう奴らだったわ」

「あのさ、時間、なくなるよ？」

「確かに、じゃっいくか」

そう言って一樹が戸にふれる。

「あれ？開かなくね？」

ガチャガチャと一樹が戸を引こうとするが一向に戸が開く気配がない。

「えっなんだこれ！」

そんな声が白夜の耳聞こえ次の瞬間。

「うわ」

（なんだよ、この光全然周りがみえないじゃないか、あっ、あいつ等は？）

そう思った時にはもうそこに、白夜達はいなかった。

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