Liar bunny -嘘吐き兎が吐いた嘘-

祈雨

箱庭

飛び立てよ 舞踊れ
羽音 響かせて
幾千に 裂かれても
忘れることなかれ

狭く 小さくなった 空
想い焦がれるだけの日々
忘れてしまった 空の色は
未だ 僕の 匣の中

真っ赤に染めた 左手に
秘めた痛みを握りしめ
忘れてしまった 空の色は
もう 僕の 匣の中

少しずつで いいんだよ
自分自身で決めたなら
契りを交わし いざ行かん

蝶々のように 麗しく
雌豹のように 美しく
艶やかに 煌めいて この箱庭

少しずつで 大丈夫
自分自身で決めるなら
契りを交わし いざ行かん

刃のように 鋭くて
羽根(ツバサ)のように 繊細な
僕の中 ひとつだけある 箱庭

秘めやかに 閃いて この箱庭

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