Liar bunny -嘘吐き兎が吐いた嘘-

祈雨

Monotone

涙堪えて 見上げたけれど
青い空は どこにも無くて
拡がるのは ただの灰色
まるで あたしの 心みたいね

躯の真ん中
ぽっかり空いた
まぁるい穴は 嘘のカタマリ

涙流して 足元見たら
黒い土は どこにも無くて
拡がるのは ただの灰色
まるで あたしの 心みたいね

躯の奥底 見えないけれど
まぁるい穴は 怒りと嘆き

もう一度だけ
見たいと 願う
青くて広い あの日の空を

頬を伝う 涙 一筋
思い出せない 「色」という色
知らないのは 世界(ここ)にポツリ
独りぼっちの あたしだけね

心に巻いてる
白い包帯(ガーゼ)に
染み付く赤は
消えない記憶

もう一度だけ
見たいと 願う
青くて広い あの日の空を

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