色彩を宿す者たち〜銀を宿した少女(元青年)は異世界を生き抜く〜
第六話 実験と結果
「紹介するね。この子が "黄"色の【最初の色彩】名前は浅黄 奏だよ。」
「よろしく、あと敬語はいらない」
浅黄 奏 黄色の髪を肩に掛かるぐらいに伸ばしたあまり表情筋の動かない紫目の高校生(157cm)くらいの美少女
「わかった、これでいいか?」
「うん」
「昨日言い忘れてたけど私もいらないからね。それとこのことはもう一人の子にもよろしくね。」
「あ、そういえば昨日聞き忘れてたけど、なんでオレ達ってあんなに単独討伐ばっかやらせられてるの?」
そう言った瞬間二人がシュっと音が鳴りそうな速度で顔を逸らした。というか本当に音が鳴った
「「…………」」
仕方ない準備でも始めるか
ー《銀天姫装》"銀炎天装"
《銀天魔導》"銀炎短刀"
冷夜の左手に全長15cmの銀炎の短刀が現れる
「「すいませんでした!!」」
そうしたら、二人に土下座された
「ん?、どうしたの?オレは準備し始めただけだけど」
「まぎらわしいよ!」
「で、説明する気になったかな。」
ー《銀天姫装》"銀氷天装"
《銀天魔導》"銀氷短刀"
今度は右手に銀炎短刀と同サイズの銀氷の短刀が現れる
「ただの出来事だったんです。あと怖いので一旦準備やめて下さい」
「そう?、分かったよ。」
銀炎短刀と銀氷短刀に維持に必要最低限の魔力を注ぎ一旦作業を止める
「簡単に説明しますと、知らない素材を持ってる人達がいて、しかもその人達がイレギュラーな"色"それに今の一般的な上限値を超えていたので興味が湧きまして」
「それで試したと?」
「…はい、そう言う事です。」
「それじゃ、これからもよろしくね。」
「「……へっ?」」
何を不思議そうな顔をしているのだろうか
「いや、だって一人で倒せるのにわざわざ人増やさなくていいし、巨体系って能力値の上昇効率、面倒くさい事を除けば結構いいし、ああ、でも春斗は居た方がいいかな?まあ、そのくらいだよ」
「そうなんだ、なら分かった。これからはそうするよ。と言うか戦装系《特異能力》持ってるなら普通の"色"持ちじゃ足手まといだよね。あはは」
「戦装系《特異能力》って《〜装》って《特異能力》の事?」
「ん、そう。あれは【最初の色彩】以外で見たことなかった。」
《銀天姫装》はそんなに凄かったんだ。言われて見れば乃亜さん達以外で使ってる人見た事がないな
「それじゃ、準備続けるよ?」
「「よろしく(ね)」」
……その後何度も実験し、分かった事があるそれは、
《銀天魔導》に"天銀化"を使うと〈感応〉の『特質』が消え三種類の中から二つの『特質』がつく事が分かった。そして、それはそれぞれの属性に対応している事も分かった。それぞれ
銀炎:〈魔力活性〉
魔力を活性化させ魔法系の威力を上昇
※重複しない
銀氷:〈魔力貯蔵〉
魔力を貯蔵できる
※付与された物のサイズで容量が変化
銀雷:〈魔力伝導〉
魔力が伝わりやすくなる
魔力は伝わりやすいと魔力消費が少なくなる。理由は魔力は体外に放出すると少しずつ消費するが物などに注ぐ事で消費を抑える事ができるそしてその物質が魔力が伝わりやすいとより消費を抑えられるからだ
因みに《固有武装》は肉体の一部と殆ど変わらないので魔力伝導率は100%に限りなく近い
「そう言えば、今更だけどこれ調べてそっちに何か利益はとかあるの?」
「勿論だよ、私の《特異能力》の一つは、劣化再現、なんだけどこれはその再現する物質に対する理解度が高い程消費が少ないからね」
「そうなんだ。それって他の素材と組み合わせて通常より高い性能になるとかあるの?」
「あるよ、しかも通常はそう言った素材って作成者の"色"が遠いと反発するんだけどそう言ったものも一切無視できるんだよ」
「へー、そうなんだ。」
反発の事は知らなかったな
「ん、でも武具や道具の作製は私の分野」
「一応私も出来るんだけど、でも私が作ると私専用になっちゃうんだよ」
「それじゃあ、この街を動かしている道具は?」
「あー、あれか実はあの後分かった事なんだけどある程度の力があると色々無視して、〈使用者固定〉が掛かるみたいなの」
「それなら確かに機能が使えないな、それとここの【原初の怪物】ってどんなんなんだ?」
デカイ事しか知らないんだよね
「あの、かめ」
奏はかなり遠くに見える1500mほどある山を指差してそう言った
「かめ、まさかあの山がそうなの?」
「そう、あれ」
「マジか、どうやって倒せるだ」
「それとあの辺りは能力値が1500以上ないと入れない」
それ【最初の色彩】以外入れないって事じゃん
「実は、色々調べてるんだけど中に入れることくらいしか分かんないの。しかもその中は中で巨体系の怪物が沢山出てくるから探索もかなり面倒くさっくて」
「じゃあ、オレ達が調べて見てもいい?」
「それなら、助かるけど大丈夫?」
「危なかったら帰って来るから大丈夫だよ」
一応その辺りはわきまえているつもりなんだけどな
「まあ、どちらにせよ能力値が1500以上になってからかな」
「わかったよ、とりあえず何か分かったら連絡頂戴ね」
「よろしく、あと敬語はいらない」
浅黄 奏 黄色の髪を肩に掛かるぐらいに伸ばしたあまり表情筋の動かない紫目の高校生(157cm)くらいの美少女
「わかった、これでいいか?」
「うん」
「昨日言い忘れてたけど私もいらないからね。それとこのことはもう一人の子にもよろしくね。」
「あ、そういえば昨日聞き忘れてたけど、なんでオレ達ってあんなに単独討伐ばっかやらせられてるの?」
そう言った瞬間二人がシュっと音が鳴りそうな速度で顔を逸らした。というか本当に音が鳴った
「「…………」」
仕方ない準備でも始めるか
ー《銀天姫装》"銀炎天装"
《銀天魔導》"銀炎短刀"
冷夜の左手に全長15cmの銀炎の短刀が現れる
「「すいませんでした!!」」
そうしたら、二人に土下座された
「ん?、どうしたの?オレは準備し始めただけだけど」
「まぎらわしいよ!」
「で、説明する気になったかな。」
ー《銀天姫装》"銀氷天装"
《銀天魔導》"銀氷短刀"
今度は右手に銀炎短刀と同サイズの銀氷の短刀が現れる
「ただの出来事だったんです。あと怖いので一旦準備やめて下さい」
「そう?、分かったよ。」
銀炎短刀と銀氷短刀に維持に必要最低限の魔力を注ぎ一旦作業を止める
「簡単に説明しますと、知らない素材を持ってる人達がいて、しかもその人達がイレギュラーな"色"それに今の一般的な上限値を超えていたので興味が湧きまして」
「それで試したと?」
「…はい、そう言う事です。」
「それじゃ、これからもよろしくね。」
「「……へっ?」」
何を不思議そうな顔をしているのだろうか
「いや、だって一人で倒せるのにわざわざ人増やさなくていいし、巨体系って能力値の上昇効率、面倒くさい事を除けば結構いいし、ああ、でも春斗は居た方がいいかな?まあ、そのくらいだよ」
「そうなんだ、なら分かった。これからはそうするよ。と言うか戦装系《特異能力》持ってるなら普通の"色"持ちじゃ足手まといだよね。あはは」
「戦装系《特異能力》って《〜装》って《特異能力》の事?」
「ん、そう。あれは【最初の色彩】以外で見たことなかった。」
《銀天姫装》はそんなに凄かったんだ。言われて見れば乃亜さん達以外で使ってる人見た事がないな
「それじゃ、準備続けるよ?」
「「よろしく(ね)」」
……その後何度も実験し、分かった事があるそれは、
《銀天魔導》に"天銀化"を使うと〈感応〉の『特質』が消え三種類の中から二つの『特質』がつく事が分かった。そして、それはそれぞれの属性に対応している事も分かった。それぞれ
銀炎:〈魔力活性〉
魔力を活性化させ魔法系の威力を上昇
※重複しない
銀氷:〈魔力貯蔵〉
魔力を貯蔵できる
※付与された物のサイズで容量が変化
銀雷:〈魔力伝導〉
魔力が伝わりやすくなる
魔力は伝わりやすいと魔力消費が少なくなる。理由は魔力は体外に放出すると少しずつ消費するが物などに注ぐ事で消費を抑える事ができるそしてその物質が魔力が伝わりやすいとより消費を抑えられるからだ
因みに《固有武装》は肉体の一部と殆ど変わらないので魔力伝導率は100%に限りなく近い
「そう言えば、今更だけどこれ調べてそっちに何か利益はとかあるの?」
「勿論だよ、私の《特異能力》の一つは、劣化再現、なんだけどこれはその再現する物質に対する理解度が高い程消費が少ないからね」
「そうなんだ。それって他の素材と組み合わせて通常より高い性能になるとかあるの?」
「あるよ、しかも通常はそう言った素材って作成者の"色"が遠いと反発するんだけどそう言ったものも一切無視できるんだよ」
「へー、そうなんだ。」
反発の事は知らなかったな
「ん、でも武具や道具の作製は私の分野」
「一応私も出来るんだけど、でも私が作ると私専用になっちゃうんだよ」
「それじゃあ、この街を動かしている道具は?」
「あー、あれか実はあの後分かった事なんだけどある程度の力があると色々無視して、〈使用者固定〉が掛かるみたいなの」
「それなら確かに機能が使えないな、それとここの【原初の怪物】ってどんなんなんだ?」
デカイ事しか知らないんだよね
「あの、かめ」
奏はかなり遠くに見える1500mほどある山を指差してそう言った
「かめ、まさかあの山がそうなの?」
「そう、あれ」
「マジか、どうやって倒せるだ」
「それとあの辺りは能力値が1500以上ないと入れない」
それ【最初の色彩】以外入れないって事じゃん
「実は、色々調べてるんだけど中に入れることくらいしか分かんないの。しかもその中は中で巨体系の怪物が沢山出てくるから探索もかなり面倒くさっくて」
「じゃあ、オレ達が調べて見てもいい?」
「それなら、助かるけど大丈夫?」
「危なかったら帰って来るから大丈夫だよ」
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