俺が魔王になるまで

ビッグバン

明かされる鎧の真実

先に攻撃を開始したのは魔法使い達だったありとあらゆる攻撃呪文を唱え、ゴブリンロードを攻撃する。しかし、ここで略奪の棍棒の効果が発揮された。なんと、棍棒が魔法を全て受け止め吸収したのだ。
ゴブリン達の無念が集まり完成したこの棍棒は相手の魔法攻撃を全て吸収する効果があり、さらにたおした相手の全てを奪う効果があったのだ。 
ゴブリンは魔法使い達を棍棒で殴り飛ばした。すると、今度は格闘家達が集団で襲いかかってきた。さすがのゴブリンロードも集団相手では攻撃をさばききれず
攻撃が当たってしまう。しかし、ゴブリンロードが身に付けた鎧の前では格闘家の拳も歯が立たなかった。
それを見た年老いた魔法使いの生き残りがこう言った。
 あれは黄金の鎧、ゴールドスライムが死ね間際に残す決して砕けぬ黄金がゴールドスライムの無念で集まり誕生する鎧、なぜゴブリンロードが身に付けている。あれを入手するにはゴールドスライムを全て倒してその倒した奴を全員殺す事によってゴールドスライムの亡霊の集まりビックゴールドが出てきてその肉体である鎧を仇を討ってくれた者に渡すそうだが確か冒険者達は失敗したはずじゃ。

それを聞いた。ゴブリンロードは攻撃を避けながら人間の言葉で魔法使いに聞いた。

魔法使いよ。ゴールドスライムは金塊が残っていれば生き返るのではないのか。
私はこの目で金塊がスライムになるのを見たぞ。

魔法使いは嘲笑いながらこういった。

「それはな金塊がスライムに変化したのではない金塊が鎧に吸収され魂が残っておったからそう見えただけじゃよ。その魂も時間がたてばビッグゴールドとなり、そのビッグゴールドも鎧を託せば消える存在。」

魔法使いは冷酷な顔でこう言った。

「所詮、ゴールドスライムなど金を生み出すための存在に過ぎん。私達魔法使いが相手をする価値もない。しかし、黄金の鎧それは魔術的にも価値のある代物だ。だから、冒険者達に依頼して取って来るように言ったのにこんなゴブリン一匹に手こずり追って」

そして、年老いた魔法使いは悪どい顔をして、周りが怯み思わず後ずさりするぐらいの大声でこういった。

「わしを今までの魔法使い達と一緒と思うでないぞ。お前など一人で充分。格闘家や同士達よ。そこを退け。こいつは私が仕留める」

こうして、年老いた魔法使いとゴブリンの一騎打ちが始まった。



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