異世界で唯一の魔神の契約者

てらこう

技術試験4

皆が作業に取りかかっている頃、ルビアは学園を離れ、自分の実家に向かっていた。

研究資料を探すべく。

ルビア:「今、帰りましたわ、お父様、お母様」

お父様:「帰ったか、ルビアお帰り」

お母様:「あらぁ、ルビア元気そうねー」

ルビア:「ただいまですわ、お父様申し訳ありませんが今はゆっくりお話をしている暇がありませんの」

お父様「だと思ったよ、それで何でまた急に帰ってきたのかな?」

ルビア:「今、わたくしの、学園では、技術試験と言うものが始まっていますの、ですので何か資料が残っていないか調べるために帰って来たんですわ、お父様、お母様」

お母様:「そうだったんですか、分かりました、お父さん、書物はどこにありましたっけ?」

お父様:「確かにこの家の地下に眠っていたな、何かヒントになれば良いのだか」

ルビア:「ありがとうございます、お父様、お母様でわ、拝見しに行かせていただきますわ」

それからして、ルビアは言われた通りに地下に向かった。

そこは、大量の書物が置かれていた、だがルビアはすぐに作業に取りかかる。

そして、3日目にして、ようやくパペットの魔法に関する資料を発見する。

ルビア:「ようやく見つけましたわ、ですか、見つけはしましたがほんのいっかくですわね」

一週間たち、(パペットに魂は宿すのか)と言う書物を、見つける。

ルビアはそれを読み進める。

一時間ほどで読みを終わる。

その本の内容は、
「小さい集落に住む少年、少年は回りの人が老いていく中でいつかは自分も動けなくなると気づく、そして、少年はパペットの魔法を使い、そのパペットにミラと名付けた、それからして少年はミラに人間の礼儀、家事など教えていき、時はたち少年はすっかり老いていたそして、少年は、最後に君と会話したかったよ、すると、突然ミラが少年の手を握りしめ、(私はあなた様に感謝しています、パペットである私に名前を付け人間の事を教えて貰ったこと、本当に感謝します)

少年はミラパペットに感情が宿ったことを確認すると少年は息を引き取った。

ルビアは本を読み終わる、すると最後のページにミラが書いたと思われる文章が書かれている。

(私はミラ、パペットです、これを読んだ者よ私たちパペットは感情が宿ります、どうかパペットは道具ではなく人間と一緒です、なので大切に扱って下さい。
全パペットを代表してお願いします。)

ルビア:「やっぱりパペットに魂が宿しますわね、それじゃカイトに報告しに戻りますわ」

ルビアは1日家族と過ごし学園向かった。




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