異世界で唯一の魔神の契約者

てらこう

白少女編 2

カイト達は遺跡に着いて、中に入ると、光の玉が奥まで、照らしている。

ルビア:「何ですの、ここには祭壇はありましたが、ただ、広い空間だったはずですのよ。」

カイト:「じゃあ、この子に反応していると言うことか」

ルビア:「そうですわね」

すると、白少女は呼ばれているといい、進んで行く。

それに、カイト達も警戒しながら白少女についていく。

それから少し時間がたち奥と思われる場所につく、カイトが白少女に話しかけるが返事がなく、白少女は祭壇と思われる場所に進み、祭壇の中心で足を止める。

すると、白少女の前に白く輝く球体が現れる、そして、白い球体が白少女に取り込まれ、強い光を放つ。

カイト達はあまりの光に顔を隠す。

白少女が放つ光はだんだん弱くなっていきカイト達は、白少女に顔を向ける、すると、白少女はまるで別人の用で、カイトは一瞬だけだったが、その姿はまるで、天使だった。

白少女:「まずは最初にここまで連れてきた事に感謝します。

そして、カイト、あなたには、大変迷惑をかけました、ですが申し訳ありません、カイト、あなたにあげられる物はありません。」

カイト:「そんな、迷惑ではありませんでしたし無事に力も取り戻せたようですし、僕的には約束を果たした、それだけです。」

白少女:「そのように言っていただきありがとう、それでは、ここからが本題です。
今回、いえ、最初で最後です、ルビア・ミスト、あなたです。」

ルビア:「わたくしですの!、わたくしは何もしていませんの」

白少女:「いいえ、あなたは、覚えているか分かりませんが、あなたがまだ幼い頃、よく、この祭壇に来てくれていました。

そして、私は、あなたをずっと見てきました。

あなたが学園に通うまでは、ルビア、あなたは覚えていますか?」

ルビア:「確かにわたくしは、ここに来ていたのは覚えていますが、わたくしがここに来たことは10回あったかどうかですわ、
それに.....」

ルビアは何か思い出したのか少し考え込む

ルビア:「そうでしたわ、思い出しましたわ
ここにくる前にもわたくしはお母様が(きっとあの子に会えるわ)と言っていましたわ」

白少女:「思い出してくれましたか、ですが喜んでいる暇はありません、もう少しで私は消えてしまいます、ですから、ルビア、あなたに私の力を授けます」

ルビア:「どうして消えてしまうの、ようやくあなたに会えたのにどうして」

ルビアは涙を流しながら問いかける

白少女:「私はあなたが大きくなるのをずっと見守ってきました、そして、あなたが強く、凛々しく、時には優しく、それを長い間見てきました、ですが今日、ようやく、あなたに再開出来ました、なので、どうか泣かないで下さい、今日、特別な日、なのですからルビア、そして、私が消える前にどうか受け取って下さい。」

ルビア:「分かりましたわ」

そして、ルビアは、白少女と、共に白い光に包まれる。






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