異世界で唯一の魔神の契約者

てらこう

準備 2

カイトは、アクセサリー屋さんから言われた方向に向かって歩いていた。
左右を見ながら歩いていると確かに目立っていた。
ポーションや、ダンジョンに役に立つ道具などが店の前に並んでいた。

(明らかにここだよな、めっちゃ分かりやすい)

そして、カイトは、店に入ってみる。

店の中は、沢山のポーションがぎっしり並んでいる、カイトは、ほとんどのポーションを見たことがなかった。
なので、店主に、ポーションの説明をしてもらった。

「それじゃあ、この回復用のポーションと転移の結晶を買います。」

「毎度あり~」

そして、まだ時間があったので他にも何かないか探していると後ろから誰かに呼ばれ、振り返ると、ルビア、ムーラ、燐音達だった、それに三人共、私服姿でカイトも三人に目を向ける。

「三人共、買い物?、それに服、似合ってる」

「そう、当然ですわね」

「ありがとう」

「あっ、ありがとうございます、嬉しいです。」

「それで三人でお出かけですか?」

「そうですわ」

ルビア達もダンジョンのアイテムを探すため三人で回っていたらしい、ルビアに聞くと中々、良いお店が見当たらず町の人に聞くとダンジョンなどで役に立つアイテムがあるお店を聞き向かう途中だったそうだ。

「それでその店はこっから近いのか?」

「そこのすじを曲がったらあるらしいですわ。」

カイト達はルビアの言っていたすじを曲がると確かにあった。

(さっきの行った店と全然違うな)

そして、カイトは店に入ってみる、中はさっきの店とは違うアイテムや、見たことのないアイテム、さっき行った店と同じ物もあった。

そして、燐音が何を買ったのか聞いてきた。

「えっと、回復用のポーションと転移の結晶を買ったくらいかな」

「へぇー、あっ、参考になります」

少し時間が、かかったが三人共、アイテムや、必要だと思ったものを買っていた。

そうして、外に出ると日が沈みかかっていた。

そして、帰り際にカイトが

「明日からダンジョンの探索が始まる、またこれまでの連携が試される、だからお互いに仲間を信じてこのダンジョンを完遂する、だから明日からよろしく頼む。」

三人が笑いだし

「今さらですわね、ダンジョンの時も後ろからサポートして差し上げますわ」

「このグループだからこそ見せた能力、武器、だから信用してほしい」

「今度も皆さんの支援をきっちりしてみせます」

そして、カイト達は学園に帰り明日の準備をした。




ようやく次からはダンジョンのお話です。
どれだけ続けるかは決めていません。
読んでもらえるよう頑張って続けます。

以上







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