異世界で唯一の魔神の契約者

てらこう

グループ戦 後 3

「さてと、次の対戦相手はやっぱり、強化合宿で2位だったやつだ、確か、南雲 群雲なぐも むらくもと、露草つゆくさ しずるさん達だな確か、噂によれば見えなくなるらしい」

試合を楽しみにしているイフリートは、まだか、まだかとメラメラ燃えている。

「姿が見えなくなる敵か、それは楽しみだな」

「どんな相手だろうとあたくしが撃ち抜いて差し上げますわ」

(さて二人とも気合い充分だな、俺も気合い、入れていかないとな)

アナウンスにより両者共にゲートに向かう。

「それでは間もなく試合が開始します、赤コーナーからは、強化合宿、2位の南雲 群雲なぐも むらくも選手と、露草つゆくさ しずる選手です。

これまでの試合、全て霧が発生し霧が晴れると試合が決着しています。恐ろしい能力です。そして、青コーナーからは、魔神の契約者の氷炎ひょうえん カイト選手とルビア・ミスト選手だぁ、そして今回の魔神はイフリートだぁ、前回、コキュートスに変わり今回の魔神は灼熱のマグマに覆われ攻撃がほとんど効かない魔神です。」

それでは両者揃いました。それでは開始してください。

       戦闘開始
「初めましてかな、氷炎カイト、君達に、僕たちが倒せるかな」
群雲はカイト達を挑発する様に喋りかける。
これに対してカイトは、

「正直、突破する方法はまだ見つかっていない、だから、戦闘中に見破ってやるよ」

これに対して、

「なめられたものだな、そんな簡単には見破られるほど安い能力じゃないぞ、こい、霧の恐ろしさを教えてやる、ミストワールド」

辺りが一瞬にして霧で覆われ二人の姿が消える。

「でたぁ、これが噂の霧だぁ、これで何も見えません、さぁどうすんでしょうか、カイト選手」

(本当に何も見えない想像以上にやっかいだな)

「先に教えてやるよ、そこのルビアってやつを先に倒さしてもらうから、そして次は君だ、カイト、精々守ってやるんだなカイト」

(わざわざ宣言なんて)

突然イフリートが動き出し

「あまい」

金属と金属が弾く音がするイフリートが、ボウガンの矢を弾いた音だった。

「姿は消せても殺気だけは消せないようだな、カイト、時間を稼いでくれ先にこの女を倒す」

カイトはイフリート達から距離を離すため移動する

「ルビアよ少し提案がある頼めるか」

「作戦なんて意味の無いことをしても無駄よ、そこ」

しずるがボウガンを放つと同時に銃声が鳴り響くそして、ルビアが

「外しましたわ、すみませんイフリート」

「構わない 次だ」

しずるは驚き足を止める

「流石は魔神ってとこですか、ではこれはどうでしょう」

そして、イフリートが囮になりルビアが銃弾を撃っただが先程とは違った。

イフリートの肩が貫かれている

「やるな人間この私にダメージとは、それで何をした」
貫かれている事に対して聞き返す。

「この技は水刃の一矢すいじん いちやこれはあなたのようなダメージが通らない相手にもダメージを与えることができる矢、だからあたしが当たるかあなたが先に尽きるかどっちでしょうね。」

そしてイフリートは、それでも囮になり何発も受けるそして、イフリートが膝をつく

「大丈夫ですの、今度はわたくしが囮になりますわ」

イフリートはそれをたてにはふらない。

「仕方ないあまりこれは使いたくないが仕方ない、ルビアよ、こちらに」

「なんですの」
するとイフリートが
「インフェルノリペア、この中にいればあの矢もとどかぬ」

(さて、あの女には悪いが終わらせる)

するとイフリートの体が今にも噴火しそうないきよいでマグマが活性化するそして、解き放つ

(威力と範囲を抑えないとカイトまで巻き込んでしまう、さばだ)

「ヘルフレア」

発動する、フィールドの半分が一瞬にあらゆる物が塵になる、それは霧も、酸素ですら消える。

そして、「おぉっと、いきなり霧が消えたと思ったら露草しずる選手ダウン急ぎタンカをお願いします」

「残るわ、あと一人だ急ぐぞ」


今回はイフリートが活躍できるシーンを入れました。
最近専門学校に通いだしたので投稿が遅れるかもです。
それでも続けて書いて行こうと思っているのでよろしくお願いします。




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