非日常を謳歌し放浪する ー正義?人道?楽しければいいじゃないー

夜桜

やらかしたらしいです

「うわぁ(引き 」

実験の定番ははやり、限界はどこなのか?と言うものだ。
さっきは葉っぱや小石が浮いたが、どこまでの重さのもの浮かせることができるのか?
少し思い切ったことをしてみたくて、よく考えると少し浮かれていたのかもしれない。

軽い…いや、重い後悔の念とともに、部屋の隅に指を向ける

「ベッドよ浮け」

セリフはさっきと同じ。
でも、重さは明らかに違う。

でも、そんな考えをあざ笑うように、そう、それこそ笑えるほど軽く、ふわり、と、ベッドが、かなり重たいベッドが浮く。

さっきの実験で分かり切っていたことだが、どうしてこんな重たいベットが羽のように浮くのだろう?

こんなものも浮くなんて、と自分のことながら軽く引いていると、ふと、ちょっとした子供の悪ふざけのような考えが浮かんできた。

まず、ベッドを戻す

ちなみに、落ちろと言うと、一気にずどーんと落ちるが、戻れ、と言うと重さなんてないように元通りになる。

これも実験の成果だ。

...まぁ、部屋で1番重いこのベッドが浮くんだから、これが限界かな?とか思っちゃうじゃん?

「戻れ」

ベッドが戻る

だから平気かな〜なんて、軽く考えた自分をぶん殴りたい。

「あれで良いか」

だってさ、誰も思うわけないよね?

「ビルよ浮け〜なんて..........えっ?」

窓から覗く50階建てほどのビル。
さっきと同じ気の抜けた声で、軽い気持ちで指差したそれが

「なんで浮いてるんだよぉぉぉぉ!?!!??!」

ふわり、と。浮くなんて。ねぇ?

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