非日常を謳歌し放浪する ー正義?人道?楽しければいいじゃないー

夜桜

我が家の事情らしいです

歩きながらこれからのことに思いを馳せる。

(小石は、浮いた。葉っぱも、浮いた。重さ制限はあるのか?この辺も家に帰ってから実験だな)

関係ないが、今日は水曜日。ちなみに葉っぱが浮いたのは3時間目。え?今何してるかって?家に帰ってるんだよ?
うん?さぼり?いや…これは神聖な…儀式のためにだな… 

… すいません、サボりです。

だが大丈夫だ、安心してくれ。これでも学力には自信がある(←オール 21 点の奴
今まで1度も赤点を取ったことがないんだ(←オール2じu略
ノートだって真面目にとってる(←オールにj略
だから非日常への切符を手に入れた今日位はサボっても平気なのだ!(オーr略

なんて、わけのわからない言い訳をしているうちに上と違って優秀な俺の足はちゃんと家にたどり着いていた。

ガチャリと扉を開ける。

「た… 」

だいま、といい掛けて止まる。あっ、うち誰もいないんだった。

ん?理由?それはね
父さんは俺が小さいころ、交通事故でしんじゃって
母さんは女の子が好きみたいで妹のことを猫可愛がりしてる(わかる?わかる?つまり俺が空気)
え?イモウト?氷より冷たい目で見てくるけど?

まぁ、厳しく躾けられることもないし、冷たい目で見られてもも、そんな睨んで疲れないのかなーぐらいの俺氏。
他人への興味が薄い?これでもかってくらいよく言われます。(←自覚アリ)

そんなことを考えながらリビングに入ると、 1枚の書き置きと 500円玉。

書き置きには
美月みつきちゃんと外食へ行ってきます。
ご飯代は置いとくから勝手に食べなさい』
だ、そうだ。いつもと同じような感じだ。(ちなみに美月と言うのは妹)

他人への興味が薄いといってもここまで薄くなったのはこれが大きく関係していると勝手に俺は思っている。(だから生まれつき薄いわけじゃないぞ?家族にも興味がないとかそんな酷く無いぞ?)

そんなことを考えながら500円玉を取り、取った足でそのまま父さんの仏壇へ行く。そして、側に置いてある線香を供える。最後に横へついでのように500円を置く。

小さかったせいで記憶はあやふやだが、妹ばかりを可愛がる母さんと違って父さんは俺と妹両方を愛してくれていた。
まぁ、母さんに溺愛されていた妹は、俺を愛す父さんが嫌いだったようだが(母さんが美月ちゃんは可愛い、紫絃は醜いといい続けたせいで俺は今現在も妹に冷たい目で見られている)

そんなわけで、ちゃんと愛してくれた父さんへは家族と言う親しみが湧いていて、仏壇の手入れとお供えは毎日欠かさない。

「… よしっ、と。ん、これからがんばるからな、父さん」

妹も、大きくなり、冷静に考えられるようになってからは自分が贔屓されていることを自覚しているんだろう。
しかし今更言い出せないらしく、俺も別に気にしないため家の兄弟関係は非常に冷え切っている。

まぁ、仲直り?する気は、、あ、る?のか?

贔屓されて多少の優越感に浸っているところもあるのだろう。(母さんに何か言われるたびちらちらこちらを見てくるし)
でも、贔屓はダメとか言ってるし(今の状況に何も言わないけど)
友達に兄弟は仲良くしなきゃだめだよ!と話してたりしてたし(俺とのの仲は冷え切ってるけどな!)

… 仲直り、す、るき、あ…… うん。うん。そだね。

なんて、余計なことを考えてたら実験に必要な材料がすべて集まっていた。

『侵入禁止』

と書いた紙を扉の前に貼り
俺は鍵をかけた自分の部屋に閉じこもった。

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