東方龍人録

ロリBBA首藤

ドラゴンの幻想入り


???「アレ?ここは…何処だ…クソッ!頭が…痛い…」

立ち上がり霧に覆われ視界が悪い何処か分からない場所をフラフラと歩きながら木によりかかりズキズキと鳴る自分の頭を擦りながら辺りを見回した、やはり分からない、覚えてるのは暗い洞窟、そして灯り代わりと言わんばかりの暗い洞窟を照らす様々な輝く財宝、そして私の名前…ファフニール・ヴィリアーズ…それしか思い出せないふと隣を見ると大きな湖があった

ファフニール「あ、湖だ…ちょうど良い、喉が乾いた…」

落ち着かない足行きで歩きながら湖の水を救い自分の口に運び、喉を潤した、そして湖の水で顔を洗い湖を除き込む…そこには自分の顔があった…紺色の髪にツリ上がった目つきの悪いツリ目、そして血濡れた赤色の瞳それは紛れも無い自分の顔だが何故か違和感があった…そう思ってる矢先湖に一瞬だけ自分の顔の半分がドラゴンに見えた…驚きもう一度除くとやはり自分の顔、そしてやはり違和感があった…

ファフニール「いったい何だったんだ…それにしてもここはどこだ?」

そう呟くと後ろから幼い子供の用な声が聞こえた

???「おい!そこの妖怪!アタイの縄張りで何してるんだ!?」

ファフニール「縄張り?この場所はお前の縄張りなのか?なら教えててくれ!ここはどこだ!?」

声の聞こえる方を見るとその声の主は余りにも幼かった、氷の用に冷たい瞳に水色の髪、それにあわせるかの用に服装も青色だ、幼女に私はここはどこだ?と私は訪ねた、そしたら自慢気に答えてくれた

幼女「幻想入りした新人妖怪にアタイが教えてやる!ここは幻想郷だ!そして今貴様が居る場所が霧の湖、私の縄張りだ!」
ファフニール「なるほど余り分からないが、教えてくれた事には感謝する、でも私は妖怪じゃ無くて人間だ!」

その幼女は私の事を妖怪と呼んでる、それが気になって仕方が無かった、それに反論するかの用に自分は人間だと言うとその幼女はまたもや私に何か言ってきた

幼女「お前妖怪じゃないのか?人間はこんな顔をしてたのか?」

その悩み傾げる様子を見ると嘘はついて居ないのだろう、湖の水で反射される自分の顔をもう一度確認した、そこには先程までの自分の顔では無かった、そこには左の方デコから1つ角が生えて両頬からうっすらと青い鱗のような物があった、触って見ると柔らかい皮膚とは違い固くゴツゴツとしていた、自分の今の顔を見て自分自身が驚いたまるで化物だ

ファフニール「な、なんだ!?…コレは…コレが…私の顔なのか?」

するとあの洞窟の光景が見えた、キレイに光財宝の光をドラゴンは欲に満ちた目でただそれを見ていた、誰にも渡すまいと…そこまでは分かった…だがそこで途切れてしまった、そして私は崩れ落ちその場で倒れた

幼女「ん?おい大丈夫か!?そこの妖怪!おい!?」

幼女が倒れた私に近寄り冷たい手で揺らしながら叫ぶのがわかる、だがその声とは虚しく私はそのまま目を閉じ、消える意識に身を任せた

ファフニール「ん?…ここはどこだ?何で私はこんな所で寝かされて居るんだ…」

目覚めると私は布団の上で目が冷めていた、ご丁寧に白い服寝間着の用な物を着されていた

???「あら、起きたの?新人さん…」

私が寝かされてる部屋に誰かやってきた、襖を開ける音と共に紅白色の巫女装束を着けた少女が入って来た

ファフニール「あぁ、それよりここはどこだ?そしてアンタは誰だ?」

彼女にそう問いかけると、自分で持ってきたお茶を一杯啜り彼女はこう答えた

霊夢「ここは幻想郷、忘れられた者が住む所、どうやってここに来たか分からないけど…貴方は忘れられたのよ…そして、私は博麗霊夢、この博麗神社で巫女をやってるわ」

訳の分からない事を言われてるが、何となく分かった、私は忘れられたんだろう、でも誰に忘れられ、誰に覚えられて居たのかは…私はまだ分からない

ファフニール「そうか…余り分からないが、少しだけ分かった、感謝する、私はファフニール・ヴィリアーズだ、宜しく頼む、でもどうして私はここに居るんだ?」

軽く自己紹介をしてどうして自分がこの場所に居るのが分からなかった、意識が途切れた後どうしたか分からなかった、すると彼女はこう言って来た

霊夢「チルノが貴方を運んで来たのよ、全裸のアンタを運んでね、紅魔館に連れて行けば良いものの…わざわざここに運んで来たのよ、まあ取り敢えず貴方が露出狂なのは分かったわ」

ニヤリと笑い小馬鹿にするように少女はそう言って来た、全裸であの場所を歩き回ってたのかと思うと恥ずかしかったが、チルノ…なるほどあの幼女…そう思ってるとふと私の頭の中をよぎった事があった…

ファフニール「なぁ、霊夢?で良いのかね?運ばれた私は…どんな状態だったんだ?全裸以外でな?」

そう、私が運ばれて来た時、自分はどんな状態だったのか?多分この巫女は性格が悪い、また全裸と言われるだろうから付け足して彼女に聞いた

霊夢「運ばれて来た時の状態ね…全裸だったのは確かだけど…左でこに角が生えていたはね、体の所々に青い鱗の用になってた箇所がいくつか、そしてドラゴンのような翼が生えていたは…チルノはアンタをここに運んだ後、大妖精と遊びに言ったけど、チルノが帰ったら普通の人間に戻ったわ何でか分からないけど…結論!貴方は半妖半人!分かった?」

そう言われると受け入れずらかったが、湖で自分の顔を見た時、確かに覚えて居た、でもその前の記憶が分からない…

ファフニール「なるほど…分かった…でも、やはりわからない、自分がここに来るまで…何があったか分からないんだ…」

なるほどと言っても分かった事は何1つ無い、分かったてるのは自分の名前と自分が人間じゃない事だけだ

霊夢「記憶喪失ね…こういう問題はアイツの所に行きましょうか、ほら、早く立ちなさい!…貴方、服持ってないでしょ?隣の部屋に洋服置いてあるか着替えて来なさい」

彼女は茶を飲み終わりそう言って立ち上がり先端に白く四角い紙の用な物が繫がってついた棒を取り出し、それで肩を叩いて私に言った

ファフニール「行くて何処にだ?…てかこの服…かなり悪趣味だな…でも中々カッコイイな…」

隣の部屋に行き服を着替えながら壁越しに話しあった、何処に行くか分からないが用意された服に着替えて鏡を見てみた黒いノースリーブに下のズボンは自衛隊が着けるような迷彩服のズボン、傍からみたら自衛隊だな…鏡でその自分の姿を見るがコレを他人チョイスした彼女の趣味を疑うが、その反面、以外と私自身気に入ってしまった、そして自分の後ろ髪をゴムで結んだ

霊夢「さっき貴方が運ばれて来た時の話しをした時に出て来た、紅魔館て場所よ、その服は香霖堂から貰って来たのよ…無理矢理にだけど…」

彼女の話しを聞いてると、霧の湖、紅魔館、博麗神社以外にも様々な場所があるらしい、今から私はその紅魔館とやらに向かうのだがこの先不安しか無い…私は霊夢の居る部屋に戻り用意された半長靴に穿きかえた、その紅魔館とやらに行けば何か分かるかも知れない…そう思うといくらかは楽しみに思えてしょうがない




初めての小説投稿です!オリジナル主人公のファフニール・ヴィリアーズ、元ネタは北欧神話のドラゴン、ファフニールです!ヴィリアーズて苗字は昔のイギリス貴族のを使いました!初めてなのでおかしい所もありますが、温かい目で見て頂けたら幸いです!

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