世界を渡る私のストーリー

鬼怒川 ますず

無力な万能を持つ支配者9

すぐに消える命だった俺。
しかし、声とやらは姿を現すことなく俺の前に現れて俺に力をくれた。
声がくれた力はどんな理りでも容易く壊すことが出来る万能の力。

この世界には無いというこの力はこの世界の神の介入を防ぐことが出来る。
それゆえ俺は今の今まで神とやらに好きにやられることなく生きてきた。

最初は見逃していた神。
興が乗ったと最初は喜んでいたそうだ。

だが、俺の怒涛の快進撃を見て数千年もの間楽しんでいた戦争が終わってしまうと察したヤツは、ありとあらゆる手を使って俺の邪魔を始めた。

それが今起きている休む間もない反逆。
侵攻どころではない異常な数が起きている。

治世が悪いと考えていた俺はその為に万能を抑えて、少しでも反抗勢力を減らそうと努力したが……。

「全部…この世界の神が悪かったんだな…」

神は生命の上位生命体…概念とでもいうべき存在。
生きているものの運命など容易く介入できる。
一人一人の命など容易く潰すことができる。
この世界を自分勝手に自身の欲求を満たすだけに滅茶苦茶にした神。

俺にはそれがどうしようもなく醜い存在に思えた。

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