世界を渡る私のストーリー

鬼怒川 ますず

無力な万能を持つ支配者3


街にドワーフ、小さくて醜い奴らが大軍をあげて攻めてきた。
奴らはこの街の先にある人間側の第五都市とやらを陥とそうとして進軍、その途中にある街を次々と襲っている。
そして第五都市の通過地点のこの街も例外ではなく、ドワーフ達に攻められた。

俺はそれこそ必死に逃げた。
敗残兵よりも怖くて、路地裏で知り合った奴ら全員を蹴落としてでも逃げた。

逃げる途中で多くの人間が殺されるのを見た。
俺はそれを見ては姿を隠して、ガタガタと膝を震わせて息を潜めた。



そして気がついたら俺は冷たい川で流れた死体の下で顔を覗かして辺りを伺っていた。
意識が飛んでいた、そんな話ではなく体が勝手に動いていた。
生き延びようと必死になっていた。






その後は人間側の軍隊が出てきてドワーフ達と戦闘を開始した。
最初からその戦力を出せと文句が出そうものだが、他の対処で手が回っていなかったらしい。

結果、俺が住んでいた街も滅んだ。
親しい人も、全て失って。


だから俺は誓ったよ。
全種族潰そうって。

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コメント

  • 黒泉 杏哉

    最初から読んでます。とても面白いです。この後のストーリーが楽しみです。
    また、自分も投稿していて、コメントして頂きありがとうございました。。

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