世界を渡る私のストーリー

鬼怒川 ますず

無力な万能を持つ支配者2

戦争は苛烈を極めており、最初は戦火の無い場所で細々と生活しようと考えたが、それが甘い考えだとすぐに実感させられた。

家や食料、金品を人間の敗残兵が奪い。
親しくしていた村の住人も半数以上が殺された。
女子供問わず、とにかく味方である俺たちを。







命辛々逃げた先の街では困窮が極まっており、路地裏で生活する日々を一年近く過ごした。

文字やこの世界の学は前の村の人から譲り受けた物を使って学習し、街の親切な教会の人達に教わって覚えた。
幸いにも会話はできる。
それこそ異世界チートなのだろうか、本当にしょうもないものだ。

街でも戦争の匂いは漂ってはいたが、1年間は何も起きず俺にとっては安息の日々だった。





しかし、そんな安寧はすぐに破られる。

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