世界を渡る私のストーリー

鬼怒川 ますず

幕間1

これで魔導人形の世界でのお話は終わる。

ツヅリは1人の人形の姫のその後も知らずに数年もの間その世界で想い人を探した。

しかし見つからないとすぐに次の世界へと続く道を作り、いつも通りその先へと進んで行った。

ミレーナもこの旅に慣れたようにツヅリの横を悠然と歩く。
彼女達は次の世界へ想いを馳せる。
ツヅリは次の世界の奇跡と想い人を。
ミレーナはツヅリの横で多くの冒険を見るために。

迷わずに進む。

その背後で、深海魚のように見るからに気味の悪い姿の悪意があるのに気付かずに。






次のお話を考えるので少しお休みします。
挿絵も絵師さんと相談してTwitterの方でまた公開してもらおうと思っています。

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