四獣神
第5話 夏だ!海だ!水着だ~!
先日、空から降ってきた四人組に後日詳しく話をしようと約束し、そろそろ仕事も落ち着いてきたから話し合おうと思い、立とうとすると
「あら、スーちゃんどこ行くの?」
「あの四人組と詳しく話をしようと約束したからな、だからあいつらの泊まってる宿に行こうかなと。」
「あぁあの四人組ね、気をつけてね?あと、明日は定例会議が朝からあるから忘れないようにね。」
「ハイよお前もほどほどにな疲れがたまると健康に悪いと聞くしな...では、お先失礼します。」
(さて、あの四人組には冒険者登録したがどうなってるか楽しみだな~。レベルは多分15~20はいってるか?)
と思いつつ彼らが泊まっている宿屋《金の匙山亭》に少し急ぎながら向かう。
カラン   カラン
「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
「あぁ~...ここにとある四人g「あれ?朱雀さんじゃないですか。」...彼らに用があって来た。」
「わかりました。では、ごゆっくりしていってください。」
「...さてと、君たちがここに来た理由について聞くから泊まってる部屋に案内してくれ。」
「わかりました。では、行きましょうか。」
「白夢の大罪ファランシルねぇ...約450年くらい前の《六花の鮮血》が復活したとあの神様(笑)が言ったと。」
「そうですけど...仮にも神様なんですから(笑)はだめなんじゃ...」
「いいんだよあいつはそれで。だって、俺ら四獣神より弱いぞ?普通に戦って1分と続かないぞ。」
「えっ!?神様なのに!」
「あぁ、だけど話が進まないからこれまでな。話が変わるけど、近日中に海に行くがついてくるか?」
「確かに結構話が変わったね...しかし海ですか~自分泳ぐの苦手なんですよ。」
「自分もです。」
「私は行ってみたいですね。」
「私も行ってみたいニャ!」
「「よし行こう!」」
「決まったみたいだな、じゃ後日またくるからそんときはよろしくな魔物狩りをな。」
「「えっ!?それはどういうk「じゃ~な~。」...」
金の匙山亭、通称金匙から今日の晩御飯分の食材を買いに行く途中に見たくもない人に出会う。
「え~と、欲しい食材はっと。」
「ん?君はあのときレヴィアと一緒にいた人かい?」
「イイエチガイマス、ヒトチガイデス。」
「いやでm「キノセイデス、これから用事があるのでさよなら。」あっはい。」
いや~、誰なんだろうねあの人?そんなことより買い物だよ買いm   キャー    ゴカイダー     何か聞こえた気がしたが気のせいだな!
「あらスーちゃん今帰り?」
「あぁ、ついでに買い物をしようとおもってな。レヴィアは?」
「私も買い物をっておもってたんだけど...見事に被ったわね、一緒に買い物でもする?」ニヤニヤ
「そうだな一緒に行くか。」
「えっ!///そっそうね!行きましょう!」
「あ、あぁ行こうか。」
何故かかなり上機嫌になったがここで『どうした急にテンション上がって』と昔言ったら『うるさいわね!バカ!』と手のひらで叩かれて気絶寸前までにやられたので言わないでいる。てか物理無効を持ってるのに気絶寸前までって強くないかあいつ?なにはともあれ今晩食べる分の食材を買う。
ちなみに献立は異世界から来た人が教えてくれた親子丼というものだ。
一方その頃白はというと
「今日の晩御飯はな~にかな~♪昨日はグラタンだったし、そのまた昨日はらーめん?だったから楽しみだな~♪」
楽しそうに朱雀達が帰るのを椅子に座って足をパタパタさせながら待っていました。
睦月 17日   7時20分      魔法学校  職員室
「え~明日から夏休みに入るが、軍魔特進クラス担任の朱雀君とレヴィア君、君たちにはこの夏休みを使ってクラーケンとジャック・オブ・ペインを生徒たちに討伐させてきてくれ。何か質問はあるか?」
「校長、クラーケンは分かりますがジャック・オブ・ぺ...「ペイン。」ってなんですか?」
「長いから省略するが、ジャックは海で亡くなった人々の後悔、嫉妬、憎悪がそれぞれ混ざった結果によりできた怪物だ。クラーケンと一緒にいるという情報がはいったため、ついでにというものだ。」
「なるほど...分かりました。ご説明ありがとうございました。」
「しかし...問題は生徒達がやってくれるかどうかなんだが。ひさ
「あっそれは任せてください。うまくいけば1週間~2週間で終わります。」(本当は4日だけど。)
「そんな速く終わるのか!では、任せたぞ。」
「「はい!」」
「スーちゃんあんなこと言ったけど大丈夫?」
「あぁ大体男子達は楽にいけるけど、女子は任せたぞレヴィア。」
「...分かったわスーちゃん。」
「では行こうか。」ガラッ
「突然だけど、男子どもは廊下に出てくれ。大事な話がある。」
「女子はここで私から大事な話があるからちゃんと座ってね~?」
「さて男子諸君、明日から夏休みだけど2週間海に行くことになった。察しがいいやつはすぐわかると思うが、クラーケンとジャックを討伐しに行くことになった。」
「先生、討伐しに行くことになったのは唐突すぎますが、軍魔特進でもキツイですよ?」
「...お前らはそれでいいのか!本来お前らが頑張れば4日以内に終わるのに俺は2週間といった。倒したあとは自由行動していいんだ!女子と泳げるかもしれないし、水着が見れるかもしれないんだぞ!それでも男かお前ら!」
《...》
「...誰とは言わないが、お前らがマスコットキャラとして扱ってるのは知ってるぞ?それでも行きたくないのか?見たくはないのか?」
《俺たち行きます!行かせてください!》
「それでこそお前達だ!奴らを殲滅するぞ!」
《おおー!》
「...単純だな~。」
ガラッ
「そろそろ話し合いは終わったか?」
「えぇ、終わったわ。それよりも彼女達は水着さ選さはやりたいに行ってるわ、それと伝言。」
「伝言?」
「『朱雀さんが気に入るような水着を選ぶね!』だとさ。」
「では、今日の晩御飯は白の好きな山海幸丼にするか。」
「あらあら、それは楽しみね。じゃあ今日はもう終わりにしましょうか。」
睦月  18日  9時00分
「あの~、海に行くための馬車はもう集まったんですか?」
「いや、集まってない。だから別の方法で行く。」
「方法...ですか?」
「忘れたか?俺は四獣神『朱雀』だぞ?全ての鳥の祖先にして始祖なので、色んな鳥が召喚できます。」
「魔物でも?」
「よかったらサンダーバードの上位種、レティスでも呼ぼうか?」
「あっいえ大丈b「運ぶのに楽なので断っても呼びます。それとも『空門』で飛ぶ?景色見れなくなるけど。」...どちらでもいいです。」
ハヤクツキタイヨナ!    ケシキヲミタ-イ
「そうか、じゃあじゃんけんで決めてくれ。代表は適当に。」
「分かりました。それとレイシス兄さん、高いところが苦手なの?」
「...嫌いです。」
「よしじゃあ私としなさい。みんな!異論は無いわね?」ナイヨー
「それじゃ、せーの!」
ジャーンケーン    ポンッ   アーイコデショ
一方その頃転生者たちは、
「いや~馬車の旅はちょっとした優越感に浸れるでござるな~。」
「いやいや、現実逃避してないで前を見てくれよ智幸君。言ってたろあの人も魔物狩りって。」
「そうは言ってもご主人、この数はさすがにちょっと心がポキッて折れるニャ。」
「そうですね、さっきから10分おきぐらいに魔物とであってますからね。そりゃマスターの豆腐メンtもとい壊れかけのガラスのような心だと、パリーンって割れますね。」
「悪化してない!?言い直した意味が無いでござるよね!」
「直ったのならば、手を動かしてくださいマスター、さっさと付与して殲滅させてください。」
「わかったでござるよ~。」
付与開始    付与する物 『味方の武器』
効果  『睡眠、身体能力増加』   レベル   『MAX』    
フィニッシュ ライト オブ 付与
味方の武器に光が灯るのと同時に
「お願いニャ!   ピッタちゃん   ガロウちゃん、敵を殲滅してくれニャ。」
召喚魔法で召喚された、ラッキーラビット別名《不幸を招く兎》と黒狼別名《忍び寄る死》を召喚する。しかし、ここで知っておいて欲しいのは彼女が、「この子たち可愛いニャ!」と中身を知らずに獣魔にしたのだということを。
ちなみに、余談だがなぜラッキーラビットが不幸を招く兎と呼ばれているかと言うと、ラッキーラビットが人前に姿を現すと必ず2週間後に災害がおこるからと言われている。事前にそれが分かるからラッキーラビットと言われているが、嫌ってる人たちにはこいつさえいなければ!ということがおきるため二つ名として《不幸を招く兎》と言われている。しかし、その肉はとても美味しいらしいが、風魔法レベル5を習得してるため狩りをする際は気をつけろと言われている。今回の災害は近くにいた人の幸運を4分の1倍にするものだった...
「お金がもらえるけど、さっさと海に行きたいでござるよ~。速くいけば6時間でつくのにもう4時間ぐらいたってるでござる~。」
「いや~だいぶ異世界に染まってきたね。雑談しながら相手の首飛ばすとか怖いね~。」
...彼らは自分たちなりに頑張っていた。
「ついたぞ野郎共!今日は自由時間とするから存分に楽しんでこい!沖までは結界を張っとくから気にせず遊べ。」
「しゃ-!遊ぶぜ-!」
「どっちが魚多くとれるか競争しようぜ?」
「あら楽しそうねあなたたち!行くわよ!」
《分かりました。先生!》
「ん?クロエと白は行かなくていいのか?」
「私は兄を正気に戻さないといけないから。」
「レイシスさんが心配だから。」
「いい友達と妹をもったな。なぁレイシス?」
「そうですね。あの血の気の多い妹がこんなこと言ってくれるなんて嬉しいですよ。」
「兄さんいつの間に正気に!?って誰が血の気が多いんですのお兄様?」
「あっヤバい死ぬから!ホントに死ぬから水槍と火槍を同時に撃とうとしないで!」
「さてと兄妹仲良く遊んでるみたいだし向こうに行こうか白。」
「そうだね朱雀さん。また来るね。」
「まっ!待ってくれ!おいてk「お兄様はこっちよ?さぁ行きましょ?」イーーヤーーー!」
...たしかこういうときは御愁傷様というんだっけか?まぁそんなことはどうでもいいんだが
「海ってこんな変なもんはえてたか?」
「新種のワカメ?海藻?」
黒くて大きいし、太い。
さらにヌメヌメしてるときたもんだ。これがワカメとかなら出汁が結構とれそうだが、これクラーケンの触手か?そして奥に人影が見えるんだが
...あれジャックじゃね?探す前に問題の方から来ちゃったよ。
「ちょっと待っててくれるか?白。」
「?...いいよ。」
「いや~今回は獲物がたくさんおるな、しかも可愛い子供が特に多い。今日はいい日だなまったく。」
「へぇ~、特に誰が好み?」
「それはだな~...あの銀髪の少女かなやっぱり可愛いしな...あれ?チェックって喋れたっけ?」
振り返ると見知らぬ男が左手を前にだし右手を後ろに引いていた。それはまるで弓から矢を放つようにも見える。しかし、その右手は緑色の風?が渦巻いている
「お前だr「吹っ飛べ!ゲイル・バースト!」ギャアアアァァァ!」
「...悪は去った。」
「索適したらこの先が海だってご主人。」
「やっとか、ありがとうな響。」
「ふふん!これからも任せるニャ!...何か飛んできてる?ご主人あれなんニャ?」
「えっどこ?」
「あそこニャ!あそこ!」
響が指を指した先に此方に飛んできてる人影が見える
一瞬敵か!?と思ったがそれは杞憂に終わった。なぜならその人影は悲鳴をあげながら飛んできてるからだ
飛行に慣れてる者なら悲鳴をあげないだろうし、仲間に飛ばされたとしてもあそこまではあげないだろう。
「ギャァァァアアアアアア!」ドブシュ
《あっ。》
「大丈夫ですか?ジャックさん。」
「いや!大丈夫?じゃないわボケ!危うく死にかけたわ!というよりなぜ我の名を?」
「だってあなた、賞金首のジャック・オブ・ペインでしょ?多分だけどロリコンの。」
「ロリコンじゃないわ!ただ女の子が好きなだけだ!」
((いやそれを人はロリコンと呼ぶと思うござる))
「さて、汚物は消毒...ってなんでお前らいるの?」
「それはこっちのセリフでござるよ朱雀殿。どうやってきたでござる?」
「なぜって言われても汚物を消毒しにきただけだが?
...そうだ!お前らそいつと戦いな。レベル上げと素材が手にはいるぞ?」
「いや、ありがたいでござるが拙者たちは海に行くためにきたでござるが。」
「後で突撃マグロの刺身をあげよう。」
「いやでg「引き受けたニャ!」響殿!?」
「では麻痺解除、上からみてるからな。頑張れよ。」
朱雀はそういうと目の前から消えた、上に目を向けると確かに見ていた。それより付与をしなければ、麻痺の余韻が残っているうちに。
付与開始       対象『味方の武具』
効果    防具『HP  MP回復速度激化、身体能力激化、各種耐性増加』『レベルMAX』
武器『身体能力激化、睡眠、麻痺』『レベルMAX』
フィニッシュ ライト オブ 付与
「ピッタちゃん、ガロウちゃん!遊撃開始!」
響は自分で戦える。しかも彼らはCランクの魔物であり、Cランクの魔物の中でも上位に位置する。下手に命令するよりも自由に戦わせる方が強い。彼ら自身での連携もあるから響は遊撃と命令した。
「『爆炎付与』武技『六爪爆撃』!」
「『氷獄付与』拳技『フォースインパクト』!」
「はっ!舐めるなよ雑魚が!」
智幸は左右から交差するように6本の赤い線を、
モノリンは両手が霞むほどの速さで拳撃を、
しかし、それでも足りない
「力があっても、技術がたりないようだな!子童とお嬢ちゃん?」
そう言うと、彼は右手で剣を、左手で拳を、属性ダメージは入っていないようだった
「たいしたああぁぁぁぁ!...」
...彼は倒れた、ビクンビクンと震えながら安らか?な寝息をたてながら
「...紐をくくりつけて、崖から吊るして解除。」
「はっ!俺はなにを!?イヤーやめてー!高いところ嫌いだから!」
「昼食食べた後に来るからじゃな。」
「待っt「えげつないことしますね朱雀さん。」
「まあな、次はクラーケンだから速くこいよ?」
「クラーケンでござるか!それは速く討伐しなければならないでござるよ!」
ヤバい!これ以上ここにいたら死ぬ!空門!
「マスター?ちょっと向こうでお話しがあります。拒否権は無いのでついてきてください。」
「えっ?嫌でg「さっさとついて来てください!」はい!でござる!」
「お待たせ~白何もなかったか?」
「うん!たこ焼き作ったから食べて!」
「おぉ!白が作ったのか!冷めないうちに食べるとするか!」
...しかし、中身のタコってクラーケンじゃないだろうな?レベル見てみるか
白  レベル40
よし!俺は何も見てない気にしないでおこう。
「ん?スーちゃんどこ行ってたの!速くたこ焼きを焼くの手伝って!」
「そんな大きい声出さなくても今行きますよ。」
どうも皆さんお久しぶりです。狗井 ケモケモです。
イヤー気づいたら年明けてました。まぁ、月に1度は必ずあげるんで許してください!
なんでもはしないけど!
冬にこいつなんで夏のことかいてんだ?と思う人もいるかもですが、読む人が夏の人もいるじゃないでか!という事で季節に関してはそんな感じで。
まぁ今回はこんな感じですかね?次回は番外編的なのを載せようかと思っております。では、また次回お会いしましょう。今年もよろしくお願いいたします。
「あら、スーちゃんどこ行くの?」
「あの四人組と詳しく話をしようと約束したからな、だからあいつらの泊まってる宿に行こうかなと。」
「あぁあの四人組ね、気をつけてね?あと、明日は定例会議が朝からあるから忘れないようにね。」
「ハイよお前もほどほどにな疲れがたまると健康に悪いと聞くしな...では、お先失礼します。」
(さて、あの四人組には冒険者登録したがどうなってるか楽しみだな~。レベルは多分15~20はいってるか?)
と思いつつ彼らが泊まっている宿屋《金の匙山亭》に少し急ぎながら向かう。
カラン   カラン
「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」
「あぁ~...ここにとある四人g「あれ?朱雀さんじゃないですか。」...彼らに用があって来た。」
「わかりました。では、ごゆっくりしていってください。」
「...さてと、君たちがここに来た理由について聞くから泊まってる部屋に案内してくれ。」
「わかりました。では、行きましょうか。」
「白夢の大罪ファランシルねぇ...約450年くらい前の《六花の鮮血》が復活したとあの神様(笑)が言ったと。」
「そうですけど...仮にも神様なんですから(笑)はだめなんじゃ...」
「いいんだよあいつはそれで。だって、俺ら四獣神より弱いぞ?普通に戦って1分と続かないぞ。」
「えっ!?神様なのに!」
「あぁ、だけど話が進まないからこれまでな。話が変わるけど、近日中に海に行くがついてくるか?」
「確かに結構話が変わったね...しかし海ですか~自分泳ぐの苦手なんですよ。」
「自分もです。」
「私は行ってみたいですね。」
「私も行ってみたいニャ!」
「「よし行こう!」」
「決まったみたいだな、じゃ後日またくるからそんときはよろしくな魔物狩りをな。」
「「えっ!?それはどういうk「じゃ~な~。」...」
金の匙山亭、通称金匙から今日の晩御飯分の食材を買いに行く途中に見たくもない人に出会う。
「え~と、欲しい食材はっと。」
「ん?君はあのときレヴィアと一緒にいた人かい?」
「イイエチガイマス、ヒトチガイデス。」
「いやでm「キノセイデス、これから用事があるのでさよなら。」あっはい。」
いや~、誰なんだろうねあの人?そんなことより買い物だよ買いm   キャー    ゴカイダー     何か聞こえた気がしたが気のせいだな!
「あらスーちゃん今帰り?」
「あぁ、ついでに買い物をしようとおもってな。レヴィアは?」
「私も買い物をっておもってたんだけど...見事に被ったわね、一緒に買い物でもする?」ニヤニヤ
「そうだな一緒に行くか。」
「えっ!///そっそうね!行きましょう!」
「あ、あぁ行こうか。」
何故かかなり上機嫌になったがここで『どうした急にテンション上がって』と昔言ったら『うるさいわね!バカ!』と手のひらで叩かれて気絶寸前までにやられたので言わないでいる。てか物理無効を持ってるのに気絶寸前までって強くないかあいつ?なにはともあれ今晩食べる分の食材を買う。
ちなみに献立は異世界から来た人が教えてくれた親子丼というものだ。
一方その頃白はというと
「今日の晩御飯はな~にかな~♪昨日はグラタンだったし、そのまた昨日はらーめん?だったから楽しみだな~♪」
楽しそうに朱雀達が帰るのを椅子に座って足をパタパタさせながら待っていました。
睦月 17日   7時20分      魔法学校  職員室
「え~明日から夏休みに入るが、軍魔特進クラス担任の朱雀君とレヴィア君、君たちにはこの夏休みを使ってクラーケンとジャック・オブ・ペインを生徒たちに討伐させてきてくれ。何か質問はあるか?」
「校長、クラーケンは分かりますがジャック・オブ・ぺ...「ペイン。」ってなんですか?」
「長いから省略するが、ジャックは海で亡くなった人々の後悔、嫉妬、憎悪がそれぞれ混ざった結果によりできた怪物だ。クラーケンと一緒にいるという情報がはいったため、ついでにというものだ。」
「なるほど...分かりました。ご説明ありがとうございました。」
「しかし...問題は生徒達がやってくれるかどうかなんだが。ひさ
「あっそれは任せてください。うまくいけば1週間~2週間で終わります。」(本当は4日だけど。)
「そんな速く終わるのか!では、任せたぞ。」
「「はい!」」
「スーちゃんあんなこと言ったけど大丈夫?」
「あぁ大体男子達は楽にいけるけど、女子は任せたぞレヴィア。」
「...分かったわスーちゃん。」
「では行こうか。」ガラッ
「突然だけど、男子どもは廊下に出てくれ。大事な話がある。」
「女子はここで私から大事な話があるからちゃんと座ってね~?」
「さて男子諸君、明日から夏休みだけど2週間海に行くことになった。察しがいいやつはすぐわかると思うが、クラーケンとジャックを討伐しに行くことになった。」
「先生、討伐しに行くことになったのは唐突すぎますが、軍魔特進でもキツイですよ?」
「...お前らはそれでいいのか!本来お前らが頑張れば4日以内に終わるのに俺は2週間といった。倒したあとは自由行動していいんだ!女子と泳げるかもしれないし、水着が見れるかもしれないんだぞ!それでも男かお前ら!」
《...》
「...誰とは言わないが、お前らがマスコットキャラとして扱ってるのは知ってるぞ?それでも行きたくないのか?見たくはないのか?」
《俺たち行きます!行かせてください!》
「それでこそお前達だ!奴らを殲滅するぞ!」
《おおー!》
「...単純だな~。」
ガラッ
「そろそろ話し合いは終わったか?」
「えぇ、終わったわ。それよりも彼女達は水着さ選さはやりたいに行ってるわ、それと伝言。」
「伝言?」
「『朱雀さんが気に入るような水着を選ぶね!』だとさ。」
「では、今日の晩御飯は白の好きな山海幸丼にするか。」
「あらあら、それは楽しみね。じゃあ今日はもう終わりにしましょうか。」
睦月  18日  9時00分
「あの~、海に行くための馬車はもう集まったんですか?」
「いや、集まってない。だから別の方法で行く。」
「方法...ですか?」
「忘れたか?俺は四獣神『朱雀』だぞ?全ての鳥の祖先にして始祖なので、色んな鳥が召喚できます。」
「魔物でも?」
「よかったらサンダーバードの上位種、レティスでも呼ぼうか?」
「あっいえ大丈b「運ぶのに楽なので断っても呼びます。それとも『空門』で飛ぶ?景色見れなくなるけど。」...どちらでもいいです。」
ハヤクツキタイヨナ!    ケシキヲミタ-イ
「そうか、じゃあじゃんけんで決めてくれ。代表は適当に。」
「分かりました。それとレイシス兄さん、高いところが苦手なの?」
「...嫌いです。」
「よしじゃあ私としなさい。みんな!異論は無いわね?」ナイヨー
「それじゃ、せーの!」
ジャーンケーン    ポンッ   アーイコデショ
一方その頃転生者たちは、
「いや~馬車の旅はちょっとした優越感に浸れるでござるな~。」
「いやいや、現実逃避してないで前を見てくれよ智幸君。言ってたろあの人も魔物狩りって。」
「そうは言ってもご主人、この数はさすがにちょっと心がポキッて折れるニャ。」
「そうですね、さっきから10分おきぐらいに魔物とであってますからね。そりゃマスターの豆腐メンtもとい壊れかけのガラスのような心だと、パリーンって割れますね。」
「悪化してない!?言い直した意味が無いでござるよね!」
「直ったのならば、手を動かしてくださいマスター、さっさと付与して殲滅させてください。」
「わかったでござるよ~。」
付与開始    付与する物 『味方の武器』
効果  『睡眠、身体能力増加』   レベル   『MAX』    
フィニッシュ ライト オブ 付与
味方の武器に光が灯るのと同時に
「お願いニャ!   ピッタちゃん   ガロウちゃん、敵を殲滅してくれニャ。」
召喚魔法で召喚された、ラッキーラビット別名《不幸を招く兎》と黒狼別名《忍び寄る死》を召喚する。しかし、ここで知っておいて欲しいのは彼女が、「この子たち可愛いニャ!」と中身を知らずに獣魔にしたのだということを。
ちなみに、余談だがなぜラッキーラビットが不幸を招く兎と呼ばれているかと言うと、ラッキーラビットが人前に姿を現すと必ず2週間後に災害がおこるからと言われている。事前にそれが分かるからラッキーラビットと言われているが、嫌ってる人たちにはこいつさえいなければ!ということがおきるため二つ名として《不幸を招く兎》と言われている。しかし、その肉はとても美味しいらしいが、風魔法レベル5を習得してるため狩りをする際は気をつけろと言われている。今回の災害は近くにいた人の幸運を4分の1倍にするものだった...
「お金がもらえるけど、さっさと海に行きたいでござるよ~。速くいけば6時間でつくのにもう4時間ぐらいたってるでござる~。」
「いや~だいぶ異世界に染まってきたね。雑談しながら相手の首飛ばすとか怖いね~。」
...彼らは自分たちなりに頑張っていた。
「ついたぞ野郎共!今日は自由時間とするから存分に楽しんでこい!沖までは結界を張っとくから気にせず遊べ。」
「しゃ-!遊ぶぜ-!」
「どっちが魚多くとれるか競争しようぜ?」
「あら楽しそうねあなたたち!行くわよ!」
《分かりました。先生!》
「ん?クロエと白は行かなくていいのか?」
「私は兄を正気に戻さないといけないから。」
「レイシスさんが心配だから。」
「いい友達と妹をもったな。なぁレイシス?」
「そうですね。あの血の気の多い妹がこんなこと言ってくれるなんて嬉しいですよ。」
「兄さんいつの間に正気に!?って誰が血の気が多いんですのお兄様?」
「あっヤバい死ぬから!ホントに死ぬから水槍と火槍を同時に撃とうとしないで!」
「さてと兄妹仲良く遊んでるみたいだし向こうに行こうか白。」
「そうだね朱雀さん。また来るね。」
「まっ!待ってくれ!おいてk「お兄様はこっちよ?さぁ行きましょ?」イーーヤーーー!」
...たしかこういうときは御愁傷様というんだっけか?まぁそんなことはどうでもいいんだが
「海ってこんな変なもんはえてたか?」
「新種のワカメ?海藻?」
黒くて大きいし、太い。
さらにヌメヌメしてるときたもんだ。これがワカメとかなら出汁が結構とれそうだが、これクラーケンの触手か?そして奥に人影が見えるんだが
...あれジャックじゃね?探す前に問題の方から来ちゃったよ。
「ちょっと待っててくれるか?白。」
「?...いいよ。」
「いや~今回は獲物がたくさんおるな、しかも可愛い子供が特に多い。今日はいい日だなまったく。」
「へぇ~、特に誰が好み?」
「それはだな~...あの銀髪の少女かなやっぱり可愛いしな...あれ?チェックって喋れたっけ?」
振り返ると見知らぬ男が左手を前にだし右手を後ろに引いていた。それはまるで弓から矢を放つようにも見える。しかし、その右手は緑色の風?が渦巻いている
「お前だr「吹っ飛べ!ゲイル・バースト!」ギャアアアァァァ!」
「...悪は去った。」
「索適したらこの先が海だってご主人。」
「やっとか、ありがとうな響。」
「ふふん!これからも任せるニャ!...何か飛んできてる?ご主人あれなんニャ?」
「えっどこ?」
「あそこニャ!あそこ!」
響が指を指した先に此方に飛んできてる人影が見える
一瞬敵か!?と思ったがそれは杞憂に終わった。なぜならその人影は悲鳴をあげながら飛んできてるからだ
飛行に慣れてる者なら悲鳴をあげないだろうし、仲間に飛ばされたとしてもあそこまではあげないだろう。
「ギャァァァアアアアアア!」ドブシュ
《あっ。》
「大丈夫ですか?ジャックさん。」
「いや!大丈夫?じゃないわボケ!危うく死にかけたわ!というよりなぜ我の名を?」
「だってあなた、賞金首のジャック・オブ・ペインでしょ?多分だけどロリコンの。」
「ロリコンじゃないわ!ただ女の子が好きなだけだ!」
((いやそれを人はロリコンと呼ぶと思うござる))
「さて、汚物は消毒...ってなんでお前らいるの?」
「それはこっちのセリフでござるよ朱雀殿。どうやってきたでござる?」
「なぜって言われても汚物を消毒しにきただけだが?
...そうだ!お前らそいつと戦いな。レベル上げと素材が手にはいるぞ?」
「いや、ありがたいでござるが拙者たちは海に行くためにきたでござるが。」
「後で突撃マグロの刺身をあげよう。」
「いやでg「引き受けたニャ!」響殿!?」
「では麻痺解除、上からみてるからな。頑張れよ。」
朱雀はそういうと目の前から消えた、上に目を向けると確かに見ていた。それより付与をしなければ、麻痺の余韻が残っているうちに。
付与開始       対象『味方の武具』
効果    防具『HP  MP回復速度激化、身体能力激化、各種耐性増加』『レベルMAX』
武器『身体能力激化、睡眠、麻痺』『レベルMAX』
フィニッシュ ライト オブ 付与
「ピッタちゃん、ガロウちゃん!遊撃開始!」
響は自分で戦える。しかも彼らはCランクの魔物であり、Cランクの魔物の中でも上位に位置する。下手に命令するよりも自由に戦わせる方が強い。彼ら自身での連携もあるから響は遊撃と命令した。
「『爆炎付与』武技『六爪爆撃』!」
「『氷獄付与』拳技『フォースインパクト』!」
「はっ!舐めるなよ雑魚が!」
智幸は左右から交差するように6本の赤い線を、
モノリンは両手が霞むほどの速さで拳撃を、
しかし、それでも足りない
「力があっても、技術がたりないようだな!子童とお嬢ちゃん?」
そう言うと、彼は右手で剣を、左手で拳を、属性ダメージは入っていないようだった
「たいしたああぁぁぁぁ!...」
...彼は倒れた、ビクンビクンと震えながら安らか?な寝息をたてながら
「...紐をくくりつけて、崖から吊るして解除。」
「はっ!俺はなにを!?イヤーやめてー!高いところ嫌いだから!」
「昼食食べた後に来るからじゃな。」
「待っt「えげつないことしますね朱雀さん。」
「まあな、次はクラーケンだから速くこいよ?」
「クラーケンでござるか!それは速く討伐しなければならないでござるよ!」
ヤバい!これ以上ここにいたら死ぬ!空門!
「マスター?ちょっと向こうでお話しがあります。拒否権は無いのでついてきてください。」
「えっ?嫌でg「さっさとついて来てください!」はい!でござる!」
「お待たせ~白何もなかったか?」
「うん!たこ焼き作ったから食べて!」
「おぉ!白が作ったのか!冷めないうちに食べるとするか!」
...しかし、中身のタコってクラーケンじゃないだろうな?レベル見てみるか
白  レベル40
よし!俺は何も見てない気にしないでおこう。
「ん?スーちゃんどこ行ってたの!速くたこ焼きを焼くの手伝って!」
「そんな大きい声出さなくても今行きますよ。」
どうも皆さんお久しぶりです。狗井 ケモケモです。
イヤー気づいたら年明けてました。まぁ、月に1度は必ずあげるんで許してください!
なんでもはしないけど!
冬にこいつなんで夏のことかいてんだ?と思う人もいるかもですが、読む人が夏の人もいるじゃないでか!という事で季節に関してはそんな感じで。
まぁ今回はこんな感じですかね?次回は番外編的なのを載せようかと思っております。では、また次回お会いしましょう。今年もよろしくお願いいたします。
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