夢見る少女
夢見る少女
本の中の可哀想なお姫様は、素敵な王子様に助けられて幸せになる。
誰しも一度は夢に憧れを抱くだろう。
私にも素敵な王子様が来てくれる!
けれどもそれはただの憧れで、現実に素敵な王子様が現れることはない。
自分にとっての素敵な王子様が現れても、どんどん嫌な部分にも目がいってしまうだろう。
それでもやっぱり憧れるのだ。
自分を愛してくれる王子様。
想像してしまう。
王子様に愛される自分。
本を開くたびに夢を膨らませる。
本の中では私がお姫様。
沢山の物語で沢山の恋を知る。
現実には有り得ない恋でも、ただただ憧れる。
いつか物語の様な恋ができますように。
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