東方少年が幻想入り

ソラ

帰宅と夜空


勇次(・・・取り敢えず全員集まったな)

少年(ですね)

レイ(それで、この後はどうするの?)

勇次(とゆうか、案外日が落ちてるけど
今何時なんだ?)

少年(・・・だいたい、午後5時ぐらい
ですね)

勇次(5時か〜何か微妙な時間だな)

美月(確かに、帰るか帰らないか悩むよね)

レイ(それに、フランのこともあるからね)

少年(あぁ、フランは大丈夫だと
思いますよ)

レイ(・・・何でよ)

少年(フランは、吸血鬼きゅうけつき
夜行性だから
大丈夫だと思いますよ)

フラン(それに今日はお兄ちゃんの
家に泊まるから)

少年(うん、そうか〜)

美月(でも、フランちゃんの家族には
言ってあるの?)

フラン(言ってあるよ!)

勇次(なら、大丈夫だな)

レイ(それで、結局どうするの?)

少年(・・・そろそろ帰った方が良いかも
しれませんね)

勇次(何か理由でもあるのか?)

少年(そろそろ、人食いの妖怪が出ても
おかしくないですからね)

美月(え!?ここ人食いの妖怪が出るの!?)

少年(う〜ん、正確に言うと里の中は
結界があって大丈夫なんですが
里の外は出てくるので暗くなる前に
帰った方が良いかなと思って)

勇次(確かに暗くなる前に帰った方が
良いかもな)

美月(だったら速く帰ろうよ!)

少年(わかりました。んじゃ、僕に触れて
ください)

レイ(・・・何急に変なことを言ってるのよ)

少年(瞬間移動ですよ瞬間移動
こうでもしないと安全に帰れません
からね)

レイ(・・・まぁ、それなら良いけど)

少年(んじゃ、帰りますか)

勇次(おう!)

少年少女帰宅中

家に帰ってからは全員それぞれの時間を
すごした
そして夕食後

勇次(・・・夜空?)

少年(はい、幻想郷は夜空も綺麗ですから
見て損はないと思いますよ)

レイ(でも、妖怪が出るんじゃないの?)

少年(あぁ、それに関しては大丈夫ですよ)

勇次(何でだよ)

少年(まず1つは、神社の近くだから。
2つ目は僕の家の回りには
結界をはっていて妖怪は来ないので
少しだけなら出ても大丈夫だからですよ)

レイ(成る程)

少年(それで、見に行きますか?)

勇次(まぁ、暇だし良いぞ)

レイ(右に同じく)

美月(私も良いよ)

フラン(私も見に行く!)

少年(んじゃ、ちょっと準備しますかね)

勇次(?何か準備するものがあるのか?)

少年(あぁ、ただ単に灯りを準備するだけ
なので気にしなくて良いですよ)

勇次(あぁ、わかった)

少年準備中

勇次(・・・確かに見て損はないかも
しれないな)

レイ(だね)

美月(これ、写真でとっても綺麗に
写るかな?)

勇次(わからんけど、ジャックなら
出来るんじゃね〜のか?)

少年(そう言うと思って、既に撮って
ありますよ)

そう言い少年は写真を出した

レイ(おぉ、結構綺麗に写ってるじゃん)

美月(大事にするね!)

少年は何も言わなかったが
うなずきはした

九尾(どうじゃ、空の様子は) 

少年(綺麗ですよ)
 
レイ(あ、モフモフさんだ♪)

九尾(誰がモフモフさんじゃ)

少年(確かにモフモフはしてますよね
特に尻尾が)

九尾(お主なら、モフモフしても良いぞ♪)

レイ(何それずるい)

勇次(・・・そう言えばフランは
どうしたんだ)

少年(う〜ん、ちょっと秘密です)

勇次(お、おう)

少年思考(・・・流石に言えないよな)

数分前

少年(フラン、見に行かないの?)

フラン(行きたいけど、私怖がらせちゃうかも
しれないから)

少年(怖がらせる?何で?)

フラン(今思い出したけど私吸血鬼だから
夜に外に出ると目が赤く光るから
怖がらせちゃうかなと思って)

少年(じゃ、僕の能力d)

フラン(それはダメ!)

少年(?)

フラン(いつまでも、お兄ちゃんに
頼っていられないから)

少年(・・・・・)

フラン(じゃ、部屋に戻ってるね)

そう言いフランは部屋に戻って行った

そして現在

少年(・・・・・)

ドン!

勇次(何ボ〜トしてるんだ?)

少年(ちょっと眠いだけです)

勇次(別に無理しなくて良いぞ)

九尾(そうじゃ、無理は良くないぞ
それに、もしそなたの友に何かあっても
わらわがおるからの)

少年(・・・それじゃちょっと、
お言葉に甘えますね)

勇次(おう!)

少年に家に入るとフランの部屋に向かった

少年(フラン、ちょっと入るね)

フラン(うん、良いよ)

ガチャ

少年(フラン、今暇?)

フラン(うん、暇だよ)

少年(じゃ、僕とちょっと付き合ってよ)

フラン(!?良いよ!)

フランは顔を赤くしながら言った

少年(じゃ、ちょっとついてきて)

フラン(うん!)

少年少女移動中

フラン(・・・どゆこと?)

フランと少年が立っている場所は
妖怪の山にある高台だった

少年(一緒に星を見ようと思って)

フラン(ねぇ、お兄ちゃん1つ聞きたい事が
あるんだけど)

少年(うん、何?)

フラン(さっき、お兄ちゃん私に
付き合って、って言ったけど
どうゆう意味?)

少年(?フランと夜空を見ることが
出来なかったから一緒に
見ようと思って誘ったんだけど)

フラン(あぁ、うんそうなんだ・・・)

その時のフランは羽が下に下がっていた

少年(・・・僕何か変なことを言った?)

フラン(・・・言ってないと思うよ)

少年(?)

その後一緒に夜空を見ていると
フランがいつの間にか眠っていたので
起こさないように抱えて
帰ることにする少年だった
























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