ふわっとした異世界の作り方

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

第13話:神話、逸話を設定してみよう



異世界を作る際、神話も設定してみてはどうでしょうか?
現実世界の神話は世界のさまざまな現象を神話で例えます。
例えば火山が噴火すれば山の神の怒り、豊穣なら大地の女神の祝福といったように現象に神の力が働いたと例えます。


ランドマークとなっている地形や自然物は神が作った、神々の争いの影響でできたなんていう神話設定だってできます。
神話を再現する祭儀を行って神への感謝を表したり、生贄を投じて怒りを鎮めたりといった儀式も生まれるでしょう。


神が持つ機能によって生まれる神話も変わるかもしれません。
例えば世界を作ったという創造神なら、無から有を作った、血が海に、肉体が大地になったなんて神話が生まれるでしょう。


破壊神は終末をもたらし、人間達に忌み嫌われる神として扱われ創造神に対立する存在として描かれます。破壊神を信仰する宗教は邪教認定され世界の敵とされることもあるでしょう。


判定神は善悪を判定、罪を裁くといった権限を持ち、死後の悪人を裁く存在として表されることが多いです。


武器や防具に関する神話も数多く見受けられます。英雄が怪物を退治する際、神から武器を与えられたり、怪物を倒すと死骸を利用したり、死骸から武器が出てきたりなんて逸話聞いたことありませんか?

コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品