死者との出会い

神威

死者との出会い 5話

俺は目が覚めた。

ケイ((夢…だったのか?

奇妙な夢を見て、少し汗をかいている。

ケイ((純恋のことはよく分からないが人間ではある…

まぁ俺には関係ないことだ。
そう思いながら登校しようとした。

ケイ((あ…今日は土曜日だっけ…

そう思いながら携帯を開く。
2017/08/26  8:40 土曜日
ラインの通知が来ている。

ケイ((誰だろう…こんな朝早く…

ラインを開き、メッセージを見る。

咲奈「ケイ。起きてるー?私は起きてるよ!
          今日遊びに行かない?」

咲奈からだ。

ケイ((遊びに…?どこにいくんだ…

ケイ「今起きた。どこに遊びに行くんだ?」

俺はラインを返してご飯を食べに下に降りていった。

ケイ「!?」

下には咲奈いた。

咲奈「あ、ケイ!起きるの遅いよー!」

ケイ「なんでお前が家に…?」

咲奈「遅いから迎えに来てやったんだぞ!」

ケイ「わざわざそんなことしなくても…」

母「まぁいいじゃないの。迎えに来てくれたんだし」

咲奈「そうですよね!」

母「うんうん」

ケイ「うんうんじゃないだろ…
       しかも行くとも言ってないのに」

咲奈「えー?行くだろー?」

ケイ「まぁここまで来たら行くけどさ…」

咲奈「流石ケイー!」

母「なら早く支度しておいで!」

ケイ「うん。わかったー」

俺はやる気のない声を出して2階へ上がった。
服を着替えて荷物をとって降りた。

ケイ「お腹減ったからご飯食べてからなー」

咲奈「おっけー!」

ケイ「ってか、どこにいくんだ?」

咲奈「あれー?言ってなかったっけ」

ケイ「ライン見てみろ。言ってないぞ…」

咲奈「まぁいいや。えっとね映画館に!」

ケイ「何を見るんだ?」

咲奈「幽霊少女の声ってやつ!」

ケイ((あれか…幽霊出てくる奴…

咲奈「あれ前から見てみたかったんだよねー!」

ケイ「まぁ俺みたいのないし、いいか…」

そういいながらご飯を食べ終わった。

ケイ「母さん、行ってくるよ」

母「いってらっしゃい。気をつけてねー」

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