奴隷商人

ミロ

新しいペット


いやー!今回は大量だったな!

キール
違いねぇ。
金もたんまり手に入ったしよ。

女達に数えさせたら金貨2000もあった。


途中で領地の連中に土産物でも買っていくか!

キール
そりゃいいな!

ラック
あっちにだれか倒れてるよ!


ん?いってみるか。

そうするとたしかに商人風の男が倒れていた。


おい、どうした。


水・・・


食わせて飲ませろ。

男は元気になった。

商人
助かりました!ありがとうございます!


売り物を見せてくれ。必要なものがあれば買わせてもらう。

商人
かしこまりました!

すると目を惹くものがあった。


これはなんだ?

商人
はい、なんでも魔人が入ってるツボだとかで大変高価なものです。


ラック!

ラック
・・・・・

奴はこちらにアイコンタクトを送ってきた。


いくらだ?

商人
金貨1500枚です。


よし、買っておこう。

そうして僕たちは壺を買って領地を目指した。

キール
そりゃ本当に魔人のツボが?
怪しいぞ?


ラックが欲しがるんだから何かあるだろうよ。
帰ったら開けてみよう。


・・・10時間後



はー!着いたぞ!
おい、サーニャを呼んでくれ!

メイド
かしこまりました。

サーニャ
なんですか?


面白いものを買ってきたぞ!
魔人のツボだ!金貨1500枚で買った。

サーニャ
・・・・・・・はぁ。


よし、開けるぞ!

パカっ!

ツボ
・・・・・・

サーニャ
帰っていいですか?


んー?

ツボ
・・・キラキラ!


おい、なんかツボの底が光ってないか?

サーニャ
ん?本当だ。


うお!なんか小さい奴がいるぞ!

生き物
・・・・


おい、お前はなんだ!

サーニャ
もしかしてこれって・・・・

生き物
私は妖精。あなたが出してくれたの?


如何にも。

妖精
願いを叶えてあげる。


そうか。じゃあ、ここに住んでくれ。
以上だ。あとで部屋の案内をさせる。
寛いでくれ。

こうして、屋敷に妖精が住むこととなった。


さて、マッドに預けた哀れな連中はどうなったかな?

コンコン!

メイド
ご主人様、マッド様がお呼びでございます。


お!今行くぞ!

それから、僕は地下に向かった。


おーい!やってるかー?

マッド
はい。今回の奴はまぁまぁの出来でしたね。

魔物
コヒュー!コヒュー!

今度の奴は身体中に顔がある紫の腐乱死体のような奴だった。


ほほー!見応えのある奴だな。

マッド
えぇ!

それから、僕は要請に会いに行った。


やぁ。寛いでいるかね?

妖精
えぇ。ここは随分と豊かなのね。


無論だ。僕は豊かさを好むからな。
私の名は、ロール地方領主ミロだ。
ところで妖精とは何者で、お前には何ができる?

妖精
私の名前は、フェル。
癒しの力を持ちます。妖精とは、希少な種族で主として森に住んでいるのですが、
生き物というよりは半分幽霊に近いような非物質的側面を持ちます。


というと、エネルギー体のようなものか?

フェル
そうです!なので、魔力の石をもらえると力が強くなります。


近いうちに石を用意させよう。
おーい!

メイド
お呼びでしょうか?


魔力の石を金貨10万枚分購入しておけ。

メイド
かしこまりました。

ふむ、便利そうな奴を見つけたぞ!
もしかしたら、すごく使えるかもしれないな!


で、具体的にどのくらいのことができるんだ?

フェル
今の段階では、軽い傷をいたしたり、他者の回復力を強化できます。


ほう!それはいいな!
実を言うと僕は回復魔法の使い手でヒールは中まで使え、キュエルの祝福も持っているぞ。

フェル
まぁ!そんなにいい人そうに見えなかったのですが、実はいい人なんですね!


・・・・あぁ。そうだといいな。
お前、今後は、僕について回り、もっと広い世界を見て見ないか?

フェル
いいですよ。壺の中に長いこといて退屈していたとこですし。


そうか!そうと決まれば、早速、レベル上げに勤しむとするか!
何かと物騒な奴が多いからな。

それから、僕は私兵たちを集めた。

ガヤガヤ!


諸君!僕は旅行に出ようと思う!
しかしだ。世の中何かと物騒だから、レベルを上げて装備品を一新しようかと思う。
そこで君たちには、経験値の元となる魔物や悪人たちを捕まえてきて欲しいのだよ。

ガヤガヤ!


捕まえてきたものの経験値に応じて金を払おう。

私兵
ダンナ!一ついいかい?


申してみよ。

私兵
ラックって奴に珍しい魔物の巣を探させた方が早くないかい?


ん?何か経験値になりそうな魔物がいるのか?

私兵
プラチナゼリーという魔物がいて滅多に人前に姿を現さないが、その経験値は莫大だと聞く。


ふむ。おそらく特殊なスキルを持つ可能性が高い。どう考えても数が少ないだけでは説明がつかないレベルで討伐の話を聞かないぞ。

私兵
奴は姿を消すことができるからな。


それに臆病で気配に敏感なんだろうな。
となると、こちらもそれなりの装備を整えて動く必要がありそうだな。

その後、僕は準備を整え、ラックとフック、キールの3人を連れて魔物探しの旅に出た。

現在のステータス

名前 ミロ
年齢 14歳
性別 男
種族 人間
レベル59
HP 1950
MP 1430
体力 1530
知力460
精神力460
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中

装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨536万枚
負債 金貨0万枚

資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
賃貸6件
ロール地方 収益金貨41万枚/月 住人156000人
私兵 1500人
大規模農地 
魔物牧場
貸店舗50件
公衆浴場20件
ロール学園 1校
ロール銀行
カジノ
クジ
治療所
風俗
銀行
大規模収容施設
大規模集合住宅地
図書館

奴隷 約220人
ペット ダークドラゴンのミケ
            妖精のフェル
   芋虫の化け物、腐乱死体の化け物

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