奴隷商人
世直し
近頃は、何かと物騒だ。
お供を連れて、治安維持活動を行うとしよう。
ルロイ
失礼します。
僕
ん?どうした?
ルロイ
以前仰せつかっておりました、収納持ちを見つけました。
僕
ほう!よくやったぞ!褒めてつかわす。
ルロイ
ありがとうございます。
僕
では、フックとラックを呼んできてくれ。
ルロイ
かしこまりました。
程なくして2人がやってきた。
僕
・・・最近、世の中物騒だからな。
正義のために世直しすることにしたんだ。
悪者を捕まえるために、お前達の力を貸してくれないか?
フック&ラック
はい!
元気な返事だ。
僕
さて、キールを呼んで、ミケに乗って出掛けるぞ。
それから、僕は準備が整ったので、ミケに乗って飛び立った。
僕
・・・時にミケよ、お主、でかくなったのう。
ミケ
ガオオオ!
僕
北を目指して飛んでくれ。
キール
今日は何をするので?
僕
ラックにくじを引かせる。
キール
ほう!
フック
僕は?
僕
お前は荷物持ち兼知恵袋だよ。
・・・・5時間後
僕
着いたぞ!
キール
ふーーー!腹減った!
僕
飯を食おう!
ラック
やった!ツイてる!
こいつがツイてるのは今に始まった事ではない。
僕
さーて、何を食おうかな?
キール
肉と魚かなー。
ラック
甘いものが食べたいなー。
フック
果物が食べたい。
僕
うーん。とりあえず、高級レストランにでも行くとするか。
それから僕たちは高級レストラン向かった。
ギィ!
ボーイ
いらっしゃいませ。
僕
4名だ。
ボーイ
ご案内致します。
僕
うむ。
キールの奴、下品に周りを見渡してやがる。
いくら高い服を着せても台無しだぞ。
僕
とりあえず、肉と魚と果物を持ってこい。
あとデザートもな。
一番高いやつだぞ。
ボーイ
お客様、一番高いメニューはお値段が金貨10枚からとなっておりますがよろしいでしょうか?
僕
構わん。端金だ。
フック、見せてやれ。
フック
はい。ジャラーーーーーー!!!!!
あたりが眩い光を放った。
周囲
おおお!
僕
皆さん、食べたいものがございましたら、お好きなだけお召し上がりください。イシュタール地方、領主のミロがお支払い致します。皆様にはいつもお世話になっておりますので、ちょっとしたお礼です。
周囲
おお!
ザワザワ。
あれが噂の。
とんでもない金持ちだな。
連れもヤバい奴に違いない。
僕
しまっていいぞ。
フック
はい。
僕
哀れなもんだな。こんなしょぼい店で飯を喰うぐらいでえらい騒ぎだ。
キール
違いない。
ジューーーーー!!!
僕
お!肉が来たぞ!
キール
へへへ!肉が来やがった!
ラック
うわぁ!
フック
美味しそー!
それから、魚料理に、豪華なデザート、高い酒とまさに豪華絢爛な昼飯が続いた。
僕
プハー!くったくった。
キール
シー!シー!はぁー満足満足!
ラック
すごく美味しかった。
僕
おい、ボーイ。会計だ。
ボーイ
かしこまりました。
金貨3280枚でございます。
僕
フック、出してやれ。
フック
はい。
僕
ふー!
さて、あたりを飛んでみるとするか。
しばらく空を飛んでいると、下品な男たちの集団を見つけた。
僕
・・・あいつら何かするに違いない。
見た目からして悪党だ。
キール
あぁ、殺しに盗みなんでもやるに違いない。
僕
ほんの少しでも悪さをしたら不思議な魔法を味わうことになるだろう。
男達
ガヤガヤ
僕
お!連中の少し先に商人らしき馬車があるぞ!
キール
ほほー!こりゃ、縁起がいいな!
僕
あぁ、普段の行いだな。
程なくして、男達の声と、商人達の叫び声が聞こえて来た。
僕
よし、やるか。
バサバサ!!!
僕
止まれ!
男達
なんだありゃ?
デケェ鳥だ!
いや、ドラゴンだろうよ。
僕
お前たち、何をしている!
男達
ゲヘヘヘ!
貴族の坊ちゃんかい?
金を渡しな、そしたら見逃してもいいぞ?
はーはっはっ!
僕
そうか、ミケよこいつらの馬を食っていいぞ。
ミケ
ガーーーー!!!!
男達
やっちまえ!
僕
キール!こいつらを半殺しにしておけ!
キール
シャバの連中を思いっきりヤレるたぁ、こいつぁついてるぜ!
商人達
あなた方は一体?
僕
名乗るほどのものではございません。
通りすがりの旅人です。
それから、アホどもはあっという間に半殺しになり地面に転がった。
僕
さて、お前達に聞きたいことがある。
仲間かお前達の同類の居所を教えろ。
そしたら拷問は勘弁してやる。
男達
・・・・・
僕
そうか、耳よりも体に聞いて欲しいそうだな。
ブスッ!ブシャーーーー!!!
男
ギャーーーーーーー!!!
僕
ミケよ、こいつを足から食ってくれ。
ミケ
ガァ・・・・
ミケはよだれを垂らして男に近づいている。
男
話す!話すから止めてくれ!
僕
ミケ、こいつを食うな。
ミケ
ガー!
僕
おや?急に素直になったな。良い心がけだ。
男
ここから東に行った森の中の洞窟に野党の群れが住んでいる。仲間はこいつらで全部だ。
僕
よかったな。ほんの少しだけ寿命が延びたぞ。
それから、フックとラックに馬車を持って来させ、連中を詰め込んだ。
商人達
なんとお礼をすればよろしいか・・・
僕
いえ、あなた方の普段の行いが、あなたがたを救ったのですよ。
商人達
そんな・・・
僕
髪はご覧になっているのです!
キール
・・・・・
奴は下を向いて笑いを堪えている。
小さな声で、とんだ神も居たもんだと言ったのを聞き逃さなかったぞ。
僕
では、僕にはなすべきものがあるため失礼します。
娘
ステキ・・
それから、僕たちは東の森に進んでいった。
キール
今度は切りごたえのある肉だと良いな!
僕
あぁ、その方が面白いもんが作れそうだからな。
ラック
お二人は危険も顧みずこんな事をなさっているのですか?
僕
そうだ!
キール
ボーズ、よく見とけ!これが人の上に立つって事だぞ。
ラック
・・・凄い。
キール
お前もでかくなったら、きっとなれるさ!
こんな子がお前みたいになったら世も末だよ。
フック
洞窟だ。
僕
ほう。
そういえば、少し寒くないか?
キール
ブルブル!おぉ!さみぃ!
僕は森に火を放った。
ゴォオオオ!!!!!
ラック
何をしてるんですか?
僕
連中をおびき出している。
程なくして野蛮人どもが出てきた。
男達
くそっ!なんだこりゃ!
ヤベェよ!お頭にどやされるよぉ!
水を持ってこい!
それから男達がワラワラと出てきた。
僕
おや、みなさんお揃いで水遊びですか?
男達
なんだおめえは!
お前がやったのか?
僕
そうだ。そして次はお前達の肉を焼いてやる。
男
死にてぇらしいな。
僕
こわいよー!たすけてー!
キール
ワハハハ!
男
何がおかしい。
キール
みんな同じこと言うんだな。
僕
あぁ、こいつらは同類だから仕方ないだろう。
縛り上げておくとするか。
それから戦闘が始まった。
男達
なんだこいつらは!
バケモンみてぇにつえぇぞ。
仲間をこんなにしやがって!
僕
降伏するなら命だけはたすけてやる。
男達
ふざけるんじゃねぇぞ!
僕
キール!
キール
あいよ。
キールは異常な速度で連中の足を切り落としていった。
あたりは一瞬の静寂ののち悲鳴で包まれた。
僕
さて、回復させて馬車に詰めておこう。
おーい!お前達も洞窟の中を見てみるか?
フック
見たい!
ラック
僕もー!
洞窟の中は暗くジメジメしていた。
妙な異臭もする。
僕
なんだあれは?
なんと、檻につながれた女達を見つけた。
キール
こっちにゃ金があるぜぇ!
僕
ほう!溜め込んでいるようだな。
女達
助けてー!!
僕
助けても良いが、うちで働くか?
女達
働きます!
僕
なら助けてやろう。
それから、町に戻って馬車を追加で1つ買い、女達を乗せて領地に戻った。
現在のステータス
名前 ミロ
年齢  14歳
性別 男
種族 人間
レベル59
HP 1950
MP 1430
体力 1530
知力460
精神力460
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中
装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨536万枚
負債    金貨0万枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        賃貸6件
        ロール地方   収益金貨41万枚/月 住人156000人
        私兵 1500人
        大規模農地 
        魔物牧場
        貸店舗50件
       公衆浴場20件
       ロール学園 1校
       ロール銀行
       カジノ
       クジ
       治療所
       風俗
       銀行
       大規模収容施設
       大規模集合住宅地
       図書館
       
        奴隷  約200人
ペット ダークドラゴンのミケ
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