奴隷商人
治療所と保険金
僕
うーん。いくらにするかなぁ?
フック
まず、治療所の治療の価値を算出してみるしかないですね。
僕
そしてある期間にそれが起こる確率か。価値と確率を掛けることで平均的な1日あたりの期待値が出るな。
それがいくらの損失かを計算して一月幾らかを算出して、多めにとって、際どいものは支払いを削減すると。
フック
そうですね。
僕
まず、回復魔法そのものが希少であるし、中傷以上を治せるのはさらに数が絞られる。
そこで、軽傷なら銀貨10枚、中傷なら金貨3枚、重症なら金貨10枚でどうだろうか?
フック
まぁ、そんなものですよね。
相手が貴族なら、複数で回復魔法をかけるということで、料金を多くとったらどうですか?
僕
あるいは、早く治療するから特別料金を取るかだな。
僕
怪我をしたらいくらではなく、治療を受ける権利を与えることにしよう。何故なら自分で怪我をするバカが居るからだ。
フック
そうですね。即時に癒されるのなら労働できなくなるというリスクも少ないわけですしね。
僕
そうだ。まぁ、領民達は税金から回収しているので、原則無料としておこう。そうすることで、特別なサービスを受けていると考えるだろう。そして、他からの移民も増えるだろうしな。
フック
では、一月の保険料はどうしましょうか?
僕
今の利用状況から、それぞれの怪我が起こる確率。つまり、15万人あたりの確率を算出することが出来るので、それを元に、保険料を算出しよう。そういや、怪我をしてもすぐに直してもらえる町があるとすれば、冒険者どもが集まりそうだな。
フック
とすると、怪我をする確率が高いわけなので、保険料を高くしましょう。
僕
あぁ、しかも重症化のリスクも高いわけだしな。
となると職業ごとの危険性を算出する必要があるな。
ふむ。治療所の者達に調査させるとしようか。
フック
そうですね。
それから、治療所の者に一月の治療者数の記録を提出させた。
僕
ふむ。だいたい50人に一人が怪我をしているようだな。
軽傷が約2%で中傷が0.2%重症は0.1%らしい。
にしても、150人が死ぬほどの大怪我で担ぎ込まれてきてるのか。しかも殆どが冒険者だとよ。
普通の人間には5%の確率で怪我すると考えた保険料を取ることにしよう。軽傷の治療費は銀貨10枚で中傷が金貨1枚、重症は金貨10枚とするか。まぁ、様子を見て調整だな。
フック
まぁ、実際には殆ど冒険者に売るということになりそうですね。
僕
そうだな。領民はタダだし入る意味ないしな。
とすると、冒険者達の確率か。重傷者150名の怪我の頻度を調査するか。
・・・1時間後
僕
ふむ、平均で一月に5回怪我してるな。
しかも全部中傷以上だぞ!こりゃー、一月金貨15枚でももらうかね?
フック
そうですね。まぁ、治療費を聞けば払うかもしれないですね。
僕
大丈夫だと思った奴が死んで、それを見てみんな入ると。
フック
はい。
僕
よし!来週からはこの方式で行くとするか!
治療所の横に保険屋を作るとしよう。
フック
そのうち、経済的な損失も保証できるといいですね。
僕
あぁ。まずはここからだな。
それから、僕は大工に指示を出し、治療所の横に建物を作らせた。
僕
・・・・というわけだ。今後は金が払えないよそ者は治すな。見殺しにしろ。手に余るなら僕の私兵を使っていいぞ。
魔法使い達
はい。
それから、金を払ってでも治療を受ける者達が出始めた。
なんでも、肩こりやギックリ腰などいろんなものに効くらしい。主に年寄りに多い傾向にあった。
僕
おい!ソニアを呼んでくれ!
メイド
はい。
ソニア
なんでしょうか?
僕
冒険者達の反応は?
ソニア
および腰ですね。
僕
それでいい。バカが死んでそのうち金が入る。悩むだけの頭があればそれでいい。リスクを見れば気が変わるだろう。
それから、怪我をしても治してもらえると評判だった領内でたくさんの冒険者が死んだ。
人殺しだの散々言われだが、保険に入ってる連中は治療を受けられて助かった。中傷までの連中も殆ど助かったが、貧乏な奴が大怪我した場合は例外なく死んだ。
僕
・・・ふぅ。
コト。
酒を飲みながら窓から月を眺めている。
サーニャ
どうしたんですか?
僕
・・・いや、想像力のない連中だなと思って。
なぜ、安全だと思ったのか僕にはわからない。
実力がなく、保険に入れないのなら中傷以上の怪我をしないように注意すべきだろう。
サーニャ
それが冒険者ではないのですか?
僕
未知を追い求めるものであって、危険を追い求める者ではない。
サーニャ
たしかに。
僕
明日、保険の加入者と治療所の収益を教えてくれ。
サーニャ
はい。
・・・翌日
コンコン!
僕
入れ。
サーニャ
資料を持ってきましたよ。
僕
ご苦労。
サーニャ
保険加入者は200人で収益が金貨1500枚だそうです。
僕
ふむ。表層的な収益では測れぬ価値があるからな。
保険料と合わせて4500枚か。
治療所の連中に一月金貨1000枚くらい給料を出してやれ。
サーニャ
はい。
僕
さて、ラックの様子でも見るとするか。
サーニャ
呼んできましょうか?
僕
そうしてくれ。
程なくして、ラックがやってきた。
僕
調子はどうだ?ここには慣れたか?
ラック
おかげさまで。上手くやれてます。
僕
ふむ。これから、賭場荒らしに行くぞ。
ラック
はい。
それから僕たちは支度をして、ミケに乗り大陸の中央に位置するミュゼルに向かった。
キール
今回はお忍びで?
僕
あぁ、幸運の女神 レアの祝福を持つ小僧をカジノで手に入れた。
キール
あの噂は本当だったんだな。
僕
そうだ。つまりこれから賭場荒らしに行く。
キール
ほほーー!!!いくら賭けるんで?
僕
金貨10万枚からだな。
キール
ぶへへ!
大量の金貨を持った僕たちはミュゼルに向かった。
・・・5時間後
僕
おー!着いたぞ!初めて来るなぁ。
キール
へへへ!壊しがいのある建物がいっぺぇだ!
僕
今からカジノをやりに行くんだよ。
殺すんじゃあないぞ。
キール
ふひひ!
それから、高いレストランでたらふく飲み食いしてカジノに向かった。
キール
あー食った食った!
僕
食いすぎだ。お前一人で金貨一枚も食べてたぞ。
キール
へへ!
ラック
あっ!
僕
あれか。
ジャラジャラ!
ガヤガヤ!
ラック
すごい。
僕
これからもっと凄くするんだよ。
おい!そこの者!両替してくれ。
ボーイ
かしこまりました。
僕
さーてどこにするかねー?
ラック
アレやりたい!
僕
お?あー。あれか。
カードを使って何やらやっているようだった。
相手より強い役を揃えたら勝ちで、役によって払い戻しの額が異なるらしい。
僕
ふーん。やってみたら?
ラック
うん。
ディーラー
おや?僕が賭けるのかい?
ラック
うん。
ジャラーーーー!!!
ラック
これ全部
僕
ほほーー!!!一発目からか!
キール
こいつはすげぇ!
・・・ザワザワ
ディーラー
・・・では、カードを配ります。
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
ラック
・・・!ニコッ!
ディーラー
・・・・ビクビク。
・・・ザワザワ!
周囲
すげーぞボーズ!
ほほほー!
こりゃーひょっとすると。
ヒソヒソ。
そして、手札が開かれた。
結果はラックの勝ち。
払い戻し倍率は250倍。
周囲
おおおオーーーーーーーー!!!!!!!!
ディーラー
・・・・・・。
僕
よし、じゃあ払ってもらおうか。
ディーラー
少々お待ちください。
僕
キール。準備しておけ。
奴ら僕たちを消す気だ。
キール
あいよ。
それから僕たちは、金の受け渡しのために別の部屋に通された。
大男
・・・死ねぇぇぇ!!!
僕
死ぬのはお前だ。
キール
・・・可愛がってやるよ。じゅるり。
大男はあっという間に手足を切断されて殺された。
僕
お!こいつ結構いい武器持ってるな?
キール
おー!もーらい!
僕
そいつよりも、金庫の中身を頂戴するか。
しばらく待ってると男が入って来た。
ガチャ
男
終わったか?
なんでテメェらがピンピンして、こいつが死んでんだ!
僕
死にゆくお前に答える必要があると思うか?
シュッ!
ボトッ。
男はキールに首を飛ばされて死んだ。
キール
へへっ!こいつ鍵を持ってるぜ。
僕
とりあえず、オーナーのところに行くか。
それから僕たちは惨殺しながら素早くオーナーの元へ駆けつけた。
僕
金庫の鍵を出せ。楽に死にたいならな。
オーナー
・・・・パクパク
僕
やれ。
キール
ふんっ!
ブジューーー!!!
僕
汚ねぇぞ!
キール
ハハハ!
僕たちは鍵を奪って、金庫を開けた。
僕
お前たちは見張ってろ。
キール
ウヒョー!スゲェ!デカイ山だ!
ラック
もう、ギャンブルとか運とか関係ないですね。
僕
そうでもないぞ。誰にも怪しまれずに内部に入れた。
それに、連中から襲って来たので、正当防衛だ。
後から言いがかりをつけることもできんだろう。
奴ら自体、黒い組織だし、そもそも国も違うのに人相書きだけでどうやって探す?
ラック
うーん
僕
とにかくだ。金を奪って逃げるぞ!
久しぶりに使うか。
収納!
あたりを覆い尽くしたていた金銀財宝があっという間に吸い込まれていった。
ラック
すごい。
僕
さて、逃げるぞ!
それから僕たちは何食わぬ顔で表に出て行き。
民衆に金を見せびらかした。
僕
見てくれ!250倍になったぞ!
民衆
ガヤガヤ!!!
僕
よし、今日のところは帰るとするか。
ラック
うん!
そして僕たちは、街のはずれに隠していたミケに乗って、急ぎロール地方を目指した。
僕
いやー!大冒険だったな!
キール
フゥーー!
ラック
大丈夫かな?
僕
僕たちは普通に払い戻しを受けた客だ。
何が起こっても関知しない。
それに、僕たちがここを去ってからの空白の時間が存在するので、誰の仕業か特定するのは困難だ。
それにしても、ざっとみただけで金貨100万枚は絶対あったな!
キール
あぁ!
それから、ミュゼルでは大規模な犯人探しが行われ、厳戒態勢が敷かれた。
僕
・・・というわけだ。物騒な世の中だな。
エリス
この、子供と2人組の男って誰のことですか?
人相書きに少し見覚えがあるのですが?
僕
そんな紙切れあてにはならんよ。
エリス
ジーーーー。
そういえば、この間どこに行ってました?
僕
散歩だ散歩!
エリス
ふーん?
まったく、礼儀のなっとらん付き人だ。
僕はほとぼりが冷めてから金を使うことにした。
現在のステータス
名前 ミロ
年齢  14歳
性別 男
種族 人間
レベル59
HP 1950
MP 1430
体力 1530
知力460
精神力460
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中
装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨136万枚
負債    金貨0万枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        賃貸6件
        ロール地方   収益金貨20万枚/月 住人156000人
        私兵 1500人
        大規模農地 
        魔物牧場
        貸店舗50件
       公衆浴場20件
       ロール学園 1校
       ロール銀行
       カジノ
       クジ
       治療所
       風俗
       銀行
       大規模収容施設
       大規模集合住宅地
       カジノで奪った金
       
        奴隷  約200人
ペット ダークドラゴンのミケ
うーん。いくらにするかなぁ?
フック
まず、治療所の治療の価値を算出してみるしかないですね。
僕
そしてある期間にそれが起こる確率か。価値と確率を掛けることで平均的な1日あたりの期待値が出るな。
それがいくらの損失かを計算して一月幾らかを算出して、多めにとって、際どいものは支払いを削減すると。
フック
そうですね。
僕
まず、回復魔法そのものが希少であるし、中傷以上を治せるのはさらに数が絞られる。
そこで、軽傷なら銀貨10枚、中傷なら金貨3枚、重症なら金貨10枚でどうだろうか?
フック
まぁ、そんなものですよね。
相手が貴族なら、複数で回復魔法をかけるということで、料金を多くとったらどうですか?
僕
あるいは、早く治療するから特別料金を取るかだな。
僕
怪我をしたらいくらではなく、治療を受ける権利を与えることにしよう。何故なら自分で怪我をするバカが居るからだ。
フック
そうですね。即時に癒されるのなら労働できなくなるというリスクも少ないわけですしね。
僕
そうだ。まぁ、領民達は税金から回収しているので、原則無料としておこう。そうすることで、特別なサービスを受けていると考えるだろう。そして、他からの移民も増えるだろうしな。
フック
では、一月の保険料はどうしましょうか?
僕
今の利用状況から、それぞれの怪我が起こる確率。つまり、15万人あたりの確率を算出することが出来るので、それを元に、保険料を算出しよう。そういや、怪我をしてもすぐに直してもらえる町があるとすれば、冒険者どもが集まりそうだな。
フック
とすると、怪我をする確率が高いわけなので、保険料を高くしましょう。
僕
あぁ、しかも重症化のリスクも高いわけだしな。
となると職業ごとの危険性を算出する必要があるな。
ふむ。治療所の者達に調査させるとしようか。
フック
そうですね。
それから、治療所の者に一月の治療者数の記録を提出させた。
僕
ふむ。だいたい50人に一人が怪我をしているようだな。
軽傷が約2%で中傷が0.2%重症は0.1%らしい。
にしても、150人が死ぬほどの大怪我で担ぎ込まれてきてるのか。しかも殆どが冒険者だとよ。
普通の人間には5%の確率で怪我すると考えた保険料を取ることにしよう。軽傷の治療費は銀貨10枚で中傷が金貨1枚、重症は金貨10枚とするか。まぁ、様子を見て調整だな。
フック
まぁ、実際には殆ど冒険者に売るということになりそうですね。
僕
そうだな。領民はタダだし入る意味ないしな。
とすると、冒険者達の確率か。重傷者150名の怪我の頻度を調査するか。
・・・1時間後
僕
ふむ、平均で一月に5回怪我してるな。
しかも全部中傷以上だぞ!こりゃー、一月金貨15枚でももらうかね?
フック
そうですね。まぁ、治療費を聞けば払うかもしれないですね。
僕
大丈夫だと思った奴が死んで、それを見てみんな入ると。
フック
はい。
僕
よし!来週からはこの方式で行くとするか!
治療所の横に保険屋を作るとしよう。
フック
そのうち、経済的な損失も保証できるといいですね。
僕
あぁ。まずはここからだな。
それから、僕は大工に指示を出し、治療所の横に建物を作らせた。
僕
・・・・というわけだ。今後は金が払えないよそ者は治すな。見殺しにしろ。手に余るなら僕の私兵を使っていいぞ。
魔法使い達
はい。
それから、金を払ってでも治療を受ける者達が出始めた。
なんでも、肩こりやギックリ腰などいろんなものに効くらしい。主に年寄りに多い傾向にあった。
僕
おい!ソニアを呼んでくれ!
メイド
はい。
ソニア
なんでしょうか?
僕
冒険者達の反応は?
ソニア
および腰ですね。
僕
それでいい。バカが死んでそのうち金が入る。悩むだけの頭があればそれでいい。リスクを見れば気が変わるだろう。
それから、怪我をしても治してもらえると評判だった領内でたくさんの冒険者が死んだ。
人殺しだの散々言われだが、保険に入ってる連中は治療を受けられて助かった。中傷までの連中も殆ど助かったが、貧乏な奴が大怪我した場合は例外なく死んだ。
僕
・・・ふぅ。
コト。
酒を飲みながら窓から月を眺めている。
サーニャ
どうしたんですか?
僕
・・・いや、想像力のない連中だなと思って。
なぜ、安全だと思ったのか僕にはわからない。
実力がなく、保険に入れないのなら中傷以上の怪我をしないように注意すべきだろう。
サーニャ
それが冒険者ではないのですか?
僕
未知を追い求めるものであって、危険を追い求める者ではない。
サーニャ
たしかに。
僕
明日、保険の加入者と治療所の収益を教えてくれ。
サーニャ
はい。
・・・翌日
コンコン!
僕
入れ。
サーニャ
資料を持ってきましたよ。
僕
ご苦労。
サーニャ
保険加入者は200人で収益が金貨1500枚だそうです。
僕
ふむ。表層的な収益では測れぬ価値があるからな。
保険料と合わせて4500枚か。
治療所の連中に一月金貨1000枚くらい給料を出してやれ。
サーニャ
はい。
僕
さて、ラックの様子でも見るとするか。
サーニャ
呼んできましょうか?
僕
そうしてくれ。
程なくして、ラックがやってきた。
僕
調子はどうだ?ここには慣れたか?
ラック
おかげさまで。上手くやれてます。
僕
ふむ。これから、賭場荒らしに行くぞ。
ラック
はい。
それから僕たちは支度をして、ミケに乗り大陸の中央に位置するミュゼルに向かった。
キール
今回はお忍びで?
僕
あぁ、幸運の女神 レアの祝福を持つ小僧をカジノで手に入れた。
キール
あの噂は本当だったんだな。
僕
そうだ。つまりこれから賭場荒らしに行く。
キール
ほほーー!!!いくら賭けるんで?
僕
金貨10万枚からだな。
キール
ぶへへ!
大量の金貨を持った僕たちはミュゼルに向かった。
・・・5時間後
僕
おー!着いたぞ!初めて来るなぁ。
キール
へへへ!壊しがいのある建物がいっぺぇだ!
僕
今からカジノをやりに行くんだよ。
殺すんじゃあないぞ。
キール
ふひひ!
それから、高いレストランでたらふく飲み食いしてカジノに向かった。
キール
あー食った食った!
僕
食いすぎだ。お前一人で金貨一枚も食べてたぞ。
キール
へへ!
ラック
あっ!
僕
あれか。
ジャラジャラ!
ガヤガヤ!
ラック
すごい。
僕
これからもっと凄くするんだよ。
おい!そこの者!両替してくれ。
ボーイ
かしこまりました。
僕
さーてどこにするかねー?
ラック
アレやりたい!
僕
お?あー。あれか。
カードを使って何やらやっているようだった。
相手より強い役を揃えたら勝ちで、役によって払い戻しの額が異なるらしい。
僕
ふーん。やってみたら?
ラック
うん。
ディーラー
おや?僕が賭けるのかい?
ラック
うん。
ジャラーーーー!!!
ラック
これ全部
僕
ほほーー!!!一発目からか!
キール
こいつはすげぇ!
・・・ザワザワ
ディーラー
・・・では、カードを配ります。
シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!
ラック
・・・!ニコッ!
ディーラー
・・・・ビクビク。
・・・ザワザワ!
周囲
すげーぞボーズ!
ほほほー!
こりゃーひょっとすると。
ヒソヒソ。
そして、手札が開かれた。
結果はラックの勝ち。
払い戻し倍率は250倍。
周囲
おおおオーーーーーーーー!!!!!!!!
ディーラー
・・・・・・。
僕
よし、じゃあ払ってもらおうか。
ディーラー
少々お待ちください。
僕
キール。準備しておけ。
奴ら僕たちを消す気だ。
キール
あいよ。
それから僕たちは、金の受け渡しのために別の部屋に通された。
大男
・・・死ねぇぇぇ!!!
僕
死ぬのはお前だ。
キール
・・・可愛がってやるよ。じゅるり。
大男はあっという間に手足を切断されて殺された。
僕
お!こいつ結構いい武器持ってるな?
キール
おー!もーらい!
僕
そいつよりも、金庫の中身を頂戴するか。
しばらく待ってると男が入って来た。
ガチャ
男
終わったか?
なんでテメェらがピンピンして、こいつが死んでんだ!
僕
死にゆくお前に答える必要があると思うか?
シュッ!
ボトッ。
男はキールに首を飛ばされて死んだ。
キール
へへっ!こいつ鍵を持ってるぜ。
僕
とりあえず、オーナーのところに行くか。
それから僕たちは惨殺しながら素早くオーナーの元へ駆けつけた。
僕
金庫の鍵を出せ。楽に死にたいならな。
オーナー
・・・・パクパク
僕
やれ。
キール
ふんっ!
ブジューーー!!!
僕
汚ねぇぞ!
キール
ハハハ!
僕たちは鍵を奪って、金庫を開けた。
僕
お前たちは見張ってろ。
キール
ウヒョー!スゲェ!デカイ山だ!
ラック
もう、ギャンブルとか運とか関係ないですね。
僕
そうでもないぞ。誰にも怪しまれずに内部に入れた。
それに、連中から襲って来たので、正当防衛だ。
後から言いがかりをつけることもできんだろう。
奴ら自体、黒い組織だし、そもそも国も違うのに人相書きだけでどうやって探す?
ラック
うーん
僕
とにかくだ。金を奪って逃げるぞ!
久しぶりに使うか。
収納!
あたりを覆い尽くしたていた金銀財宝があっという間に吸い込まれていった。
ラック
すごい。
僕
さて、逃げるぞ!
それから僕たちは何食わぬ顔で表に出て行き。
民衆に金を見せびらかした。
僕
見てくれ!250倍になったぞ!
民衆
ガヤガヤ!!!
僕
よし、今日のところは帰るとするか。
ラック
うん!
そして僕たちは、街のはずれに隠していたミケに乗って、急ぎロール地方を目指した。
僕
いやー!大冒険だったな!
キール
フゥーー!
ラック
大丈夫かな?
僕
僕たちは普通に払い戻しを受けた客だ。
何が起こっても関知しない。
それに、僕たちがここを去ってからの空白の時間が存在するので、誰の仕業か特定するのは困難だ。
それにしても、ざっとみただけで金貨100万枚は絶対あったな!
キール
あぁ!
それから、ミュゼルでは大規模な犯人探しが行われ、厳戒態勢が敷かれた。
僕
・・・というわけだ。物騒な世の中だな。
エリス
この、子供と2人組の男って誰のことですか?
人相書きに少し見覚えがあるのですが?
僕
そんな紙切れあてにはならんよ。
エリス
ジーーーー。
そういえば、この間どこに行ってました?
僕
散歩だ散歩!
エリス
ふーん?
まったく、礼儀のなっとらん付き人だ。
僕はほとぼりが冷めてから金を使うことにした。
現在のステータス
名前 ミロ
年齢  14歳
性別 男
種族 人間
レベル59
HP 1950
MP 1430
体力 1530
知力460
精神力460
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中
装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨136万枚
負債    金貨0万枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        賃貸6件
        ロール地方   収益金貨20万枚/月 住人156000人
        私兵 1500人
        大規模農地 
        魔物牧場
        貸店舗50件
       公衆浴場20件
       ロール学園 1校
       ロール銀行
       カジノ
       クジ
       治療所
       風俗
       銀行
       大規模収容施設
       大規模集合住宅地
       カジノで奪った金
       
        奴隷  約200人
ペット ダークドラゴンのミケ
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