奴隷商人
飲む、打つ、買う。幸せって何?
急ピッチかつ、人海戦術をもって異常な速度で建造物は完成していった。
メイド
ご主人様、1週間前にご支持を頂いた建物が完成いたしました。人材も集まっているそうです。
僕
そうか。
して、クジはどうなった?
メイド
はい。なんでもその場で玉を割って取り出すようにしたとのことです。
僕
まぁ、いい。基本は抑えてある。
では、警備が厳重な銀行でくじを引かせろ。
妙な真似をする奴がいたら殺せ。
メイド
かしこまりました。
殺す時の理由はこうだ。
皆さんのあたりを守りたかったのです。
僕
さて、完成した建物を見に行くかな。
僕
ほほーーー!
デカイ!
なかなかに豪華な仕上がりだった。
早速、奴隷達に風俗で働いてもらうことにした。
カジノもオープンできそうだったので、オープンさせることにした。
・・・数日後
僕
モグモグ・・・むしゃむしゃ!
ゴクン!・・・して、どうなっている?
ソニア
はい、順調にいっているようです。
カジノは1日あたり金貨500枚
風俗は1日あたり金貨30枚を稼いでいるようです。
僕
悪くない。
その利益の半分は銀行への返済に回すとしよう。
収益は毎日フックに預けておけ。
ソニア
はい。ところで、思ったほど働いてる奴隷達も不幸せじゃなさそうですね?
僕
当たり前だ!自分好みのやつとやれて金までもらってるんだぞ?こんな虫のいい話があるか?
ソニア
まぁ、そう言われれば。
僕
クジはどうなった?
ソニア
長蛇の列ができています。
僕
クジの販売台を増やせ。
銀行を増築しても構わん。
増築したらその分だけ兵を増やせ。
兵は領民のうち、家族のいるものから集めろ。
体力や人物、スキルなど総合的に判断して採用しろ。
クジは本当によく売れた。
バカ売れだった。
ちなみにクジ一枚あたりの期待価値は銅貨0.01枚である。それを銅貨1枚で売っている。庶民の日給が銅貨100枚なので気軽に引いて行くようだ。
僕
全部売れたら僕に知らせろ。
その金で新たな目玉を手に入れて、くじを売る。
ソニア
はーい。・・・まさか!
僕
ニヤリ!
ソニア
人間はダメですよ!
僕
売らねぇよ!
全くこいつは僕をなんだと思ってるんだろう?
それから数日、ダラダラ過ごした。
ちなみに学園の最終試験は簡単だった。
なんでも、10万ゴールド相当の財宝を見つけることだった。現金を示してその日に終わりにした。
飯を食って、肩を揉まれて、ミケに乗って、家でゆっくりくつろいだ。忙しい日々の中、金のことを忘れる時間も必要だ。金があっても金に支配されたのでは、金のために働く奴隷と変わらないからだ。ゆとりが自分を確かなものにする。休むこともまたビジネスの一環だ。
ちなみに貴族の誘いにはあまりでない。
一度でたら不気味な勢いで娘達が群がってきた。
あいにく僕は女に不自由してはいない。
実家にも帰ったが、もはや見る影もなく、みんな別人を扱うようだった。
僕
ん?・・・・!!!!!!!
僕
おーーーーい!!!
メイド
はい!ただいま
僕
絵描きと物書きを連れてこい!
メイド
はい
しばらくして絵描きと物書きが来た。
僕
お前達、絵を描いて人間にセリフを喋らせろ。
それを娯楽にして、貸し出して金を取る。
ものでさえ奴隷として働いてもらうつもりだ。
絵描き
こんな風に人を描いて・・・
物書き
こんな風に喋らせると・・・
僕
様々な種類が欲しい。種類を増やして仕事に当たれ。
笑い話や冒険ものがあってもいいかもしれない。
僕
その本を置いた場所を喫茶店にしろ。
繰り返し使えるもので金を取るのはいい。
そもそも物というのは、正しい使い方をすれば不気味なほど長持ちするものだ。
僕
ふぅ、何故だろう?
なんでも思い通りにいくのにちっとも楽しく感じなくなって来たぞ?不便であること、不自由であること、それらはとても価値があることだったのかもしれない。何故なら、だから人は考え、思いそして、成長するのだから。おそらくなんでも手に入るとすると、人は不便や不自由を望むだろう。簡単すぎるゲームなどつまらないからだ。そういう意味では本当の天国なんてどこにもないのかも・・・あるとすれば心の状態によって規定されるかもしれない。天国とは場所ではなく状態なのだろうか?
僕
・・・ブツブツ
メイド
ヒッ!
僕
険しい表情!!!
メイド
!!!??!!
僕
おい、そこの者。
メイド
はっはいぃ!
僕
お前は幸せか?
メイド
普通です。
僕
そうか。僕は幸せを探しにいく。ソニアに伝えておけ。
そして僕は体一つで領地を飛び出したのだった。
今後の運営の指針と税金を払って残った金で暮らすように指示した。いずれ僕は帰るので、3人で領地を運営するように指示しておいた。
僕
・・・さて、幸せを探しにいくか。
現在のステータス
名前 ミロ
年齢  13歳
性別 男
種族 人間
レベル58
HP 1900
MP 1400.
体力 1500
知力450
精神力450
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中
装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨15万枚
負債    金貨142万5000枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        賃貸6件件
        ロール地方 
        大規模農地 
        魔物牧場
        貸店舗50件
       公衆浴場20件
       ロール学園 1校
       
        奴隷  73人
ペット ダークドラゴンのミケ
メイド
ご主人様、1週間前にご支持を頂いた建物が完成いたしました。人材も集まっているそうです。
僕
そうか。
して、クジはどうなった?
メイド
はい。なんでもその場で玉を割って取り出すようにしたとのことです。
僕
まぁ、いい。基本は抑えてある。
では、警備が厳重な銀行でくじを引かせろ。
妙な真似をする奴がいたら殺せ。
メイド
かしこまりました。
殺す時の理由はこうだ。
皆さんのあたりを守りたかったのです。
僕
さて、完成した建物を見に行くかな。
僕
ほほーーー!
デカイ!
なかなかに豪華な仕上がりだった。
早速、奴隷達に風俗で働いてもらうことにした。
カジノもオープンできそうだったので、オープンさせることにした。
・・・数日後
僕
モグモグ・・・むしゃむしゃ!
ゴクン!・・・して、どうなっている?
ソニア
はい、順調にいっているようです。
カジノは1日あたり金貨500枚
風俗は1日あたり金貨30枚を稼いでいるようです。
僕
悪くない。
その利益の半分は銀行への返済に回すとしよう。
収益は毎日フックに預けておけ。
ソニア
はい。ところで、思ったほど働いてる奴隷達も不幸せじゃなさそうですね?
僕
当たり前だ!自分好みのやつとやれて金までもらってるんだぞ?こんな虫のいい話があるか?
ソニア
まぁ、そう言われれば。
僕
クジはどうなった?
ソニア
長蛇の列ができています。
僕
クジの販売台を増やせ。
銀行を増築しても構わん。
増築したらその分だけ兵を増やせ。
兵は領民のうち、家族のいるものから集めろ。
体力や人物、スキルなど総合的に判断して採用しろ。
クジは本当によく売れた。
バカ売れだった。
ちなみにクジ一枚あたりの期待価値は銅貨0.01枚である。それを銅貨1枚で売っている。庶民の日給が銅貨100枚なので気軽に引いて行くようだ。
僕
全部売れたら僕に知らせろ。
その金で新たな目玉を手に入れて、くじを売る。
ソニア
はーい。・・・まさか!
僕
ニヤリ!
ソニア
人間はダメですよ!
僕
売らねぇよ!
全くこいつは僕をなんだと思ってるんだろう?
それから数日、ダラダラ過ごした。
ちなみに学園の最終試験は簡単だった。
なんでも、10万ゴールド相当の財宝を見つけることだった。現金を示してその日に終わりにした。
飯を食って、肩を揉まれて、ミケに乗って、家でゆっくりくつろいだ。忙しい日々の中、金のことを忘れる時間も必要だ。金があっても金に支配されたのでは、金のために働く奴隷と変わらないからだ。ゆとりが自分を確かなものにする。休むこともまたビジネスの一環だ。
ちなみに貴族の誘いにはあまりでない。
一度でたら不気味な勢いで娘達が群がってきた。
あいにく僕は女に不自由してはいない。
実家にも帰ったが、もはや見る影もなく、みんな別人を扱うようだった。
僕
ん?・・・・!!!!!!!
僕
おーーーーい!!!
メイド
はい!ただいま
僕
絵描きと物書きを連れてこい!
メイド
はい
しばらくして絵描きと物書きが来た。
僕
お前達、絵を描いて人間にセリフを喋らせろ。
それを娯楽にして、貸し出して金を取る。
ものでさえ奴隷として働いてもらうつもりだ。
絵描き
こんな風に人を描いて・・・
物書き
こんな風に喋らせると・・・
僕
様々な種類が欲しい。種類を増やして仕事に当たれ。
笑い話や冒険ものがあってもいいかもしれない。
僕
その本を置いた場所を喫茶店にしろ。
繰り返し使えるもので金を取るのはいい。
そもそも物というのは、正しい使い方をすれば不気味なほど長持ちするものだ。
僕
ふぅ、何故だろう?
なんでも思い通りにいくのにちっとも楽しく感じなくなって来たぞ?不便であること、不自由であること、それらはとても価値があることだったのかもしれない。何故なら、だから人は考え、思いそして、成長するのだから。おそらくなんでも手に入るとすると、人は不便や不自由を望むだろう。簡単すぎるゲームなどつまらないからだ。そういう意味では本当の天国なんてどこにもないのかも・・・あるとすれば心の状態によって規定されるかもしれない。天国とは場所ではなく状態なのだろうか?
僕
・・・ブツブツ
メイド
ヒッ!
僕
険しい表情!!!
メイド
!!!??!!
僕
おい、そこの者。
メイド
はっはいぃ!
僕
お前は幸せか?
メイド
普通です。
僕
そうか。僕は幸せを探しにいく。ソニアに伝えておけ。
そして僕は体一つで領地を飛び出したのだった。
今後の運営の指針と税金を払って残った金で暮らすように指示した。いずれ僕は帰るので、3人で領地を運営するように指示しておいた。
僕
・・・さて、幸せを探しにいくか。
現在のステータス
名前 ミロ
年齢  13歳
性別 男
種族 人間
レベル58
HP 1900
MP 1400.
体力 1500
知力450
精神力450
回復魔法 ヒール中 アンチカーズ中 増幅 中
空間魔法 収納 中
キュエルの祝福 中
装備品 殺戮の剣、破滅の盾、自殺の鎧、黒の秘宝、死の兜、反逆の靴
所持金 金貨15万枚
負債    金貨142万5000枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        賃貸6件件
        ロール地方 
        大規模農地 
        魔物牧場
        貸店舗50件
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        奴隷  73人
ペット ダークドラゴンのミケ
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