奴隷商人
キプロス火山と貴族
僕
ふぅふぅ!暑い!
でも、もう少しだ。
僕たちは今、キプロス火山を上っている。
僕
ヒール!
みんな
アァー!生き返るー!
僕
よし、行くぞ。
しばらく歩いていると、頂上が見えてきた。
僕
うわっ!本当にいるぞ!
事前に調査したところによると、ドラゴンは普通に夜眠るそうだ。
僕
この辺りにテントを張って夜まで休もう。
サーニャ
あづい!
僕
風魔法を起こせ。
ソニアとエリスは氷魔法で空気を冷やしてくれ。
このために妖精の雫を買ってある。
ソニア
!!!金貨10枚もするのに!
僕
必要経費だ。
そして、僕たちは涼みながら夜を待った。
僕
暗くなってきたな。
サーニャ
ちょうどいい暑さになった。
僕
奴が眠ったら、睡眠魔法を連続で掛けて、サーニャが風魔法で加速して取ってこい。
そして、すぐに逃げるぞ。
それから2時間ほど経ってドラゴンはいびきをかき始めた。
ドラゴン
ゴォ!ゴォ!・・・ZZZ
僕
ソニア頼む。
ソニア
かの者を眠りに誘えスリープフォール!
僕
連続だぞ。可能な限り。
今だ!サーニャ!
サーニャはすごい速さで動いた。
ソニアには僕の首飾りを貸しているので魔力が大幅に上がっている。
サーニャ
取ってきた!
僕
よし!ズラがるぞ!
僕たちは事前にキプロス火山の麓に置いてある馬車を目指して走り出した。
僕
馬車だ!
ソニア
はぁはぁ
僕
乗るぞ!
よし、出してくれ!
ガタガタ!
僕
ふぅ!上手くいったな!
サーニャ
生きた心地がしなかったよ!
僕
わるいわるい!
でも、あれがベストな判断だろ?
サーニャ
むう!
そして、僕たちは飯を食って町に帰った。
カランカラン
受付嬢
いらっしゃいませ!
僕
取ってきました。
受付嬢
まぁ!本当にやったんですか?
無事だったんですか?
僕
はい。
冒険者達
スゲェぞボウズ!
冒険者
でもどうやって?
僕
強力な魔道具で魔力を高め、スリープフォールの威力を増大させた状態で身軽なものが風魔法で加速して卵を盗みました。
冒険者
その魔道具とやらはいくらするのかね?
僕
2人合わせて金貨3000枚です。
冒険者達
!!!!
そして、僕たちは学園に行った。
クラスメート
ガヤガヤ
ウォルト
で、そのドラゴンはどこにいるのですか?
僕
ここにいます。
ウォルト
まさか、それは・・・
僕
本物のドラゴンの卵です。
ウォルト
合格です。卵を壊すことなく持ってくるのは至難の技です。よく持ってこれましたね。
僕はやり方を説明した。
クラスメート達
スゲェ・・・
クラスメート
でも、メチャクチャ金がかかってるな。
クラスメート
なんというか、アイツらしい。
僕
では、この卵の調査があるので失礼します。
僕は王立研究所に卵を持ち込んだ。
聞いた話によると、ほっといても孵化するらしい。
大概、最初に見たものに懐くそうで、知能は非常に高く、人語を解するものもいるとかいないとか。
それから1月ほど経った時、ドラゴンが孵った。
ドラゴン
ガァ!
僕
お前の名前はミケだ!
僕
かの者のステータスを示せ!
名前 ミケ
種族 ドラゴン 幼生
HP 20
MP 30
体力 20
知力15
精神力35
特技 ブレス 飛行
魔法 闇魔法
僕
ふむ、黒いドラゴンが生まれたぞ!
ひき肉と柔らかい内臓を食わせよう。
それからミケはスクスクと育った。
ミケ
ガァァ!
僕
よしよし!
僕
こいつはウチの番犬にしよう。
盗みを働いたやつを食わせる。
ミケは普段は僕の店が立ち並ぶ地域の空き地に住ませることにした。
小さなうちからミケを見ており、住人達は怯える様子はなかった。
ミケは普段はよく寝てよく食べている。
時折、盗みに入ろうとする輩が出るが、ミケに捕まって、次の日には死んでいる。
時々賞金首が引っかかるので、ミケの餌代の足しにしている。
ある程度でかくなったら森で暴れさせる予定だ。
僕
サーニャ、お茶を持ってきてくれ!
サーニャ
はいはい
僕
ありがとう。はぁー美味い!
秘書
失礼します。
僕
ん?どうした?
秘書
王城から使いの方がお見えです。
僕
わかったすぐに行く。
サーニャ
行ってらっしゃい。
僕
僕の装備を持ってきてくれ。
僕
お待たせ致しました。
ミロ商会のミロでございます。
使い
王があなたをお呼びです。
これより王城までお越し下さい。
僕
かしこまりました。
運が良かったな。昔の僕が相手なら王妃は殺され王女と宝物はお持ち帰りだ。
いかんいかん!静まれっ!
そして、馬車で王城へ向かった。
王
よくぞ参った。余はミハエル・フォン・イシュタールである。
僕
王のご高名はかねてより聞き及んでおります。
今回は私のような卑しい身分の者に過分な機会をお与え下さったことに感謝いたします。
マジでこいつ殺してぇ!
ダメだ!神が見てるからな。まだ早い。
イシュタール王
そなたの活躍は王城まで届いておる。
僕
ははっ!有難き幸せ!
イシュタール王
そなたは十分な税を納め、国民を大いに幸せにしておる。そこで、これまでの功績を鑑み、男爵の位を授けるものとする。
ちなみに公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の順になっている。
僕
ははっ!謹んでお受けいたします。
イシュタール王
では、そなたに男爵の爵位を授ける。
収める地域と税などの説明はこの書を読むが良い。
僕
はっ!
イシュタール王
下がってよいぞ。
僕
失礼致します。
そして、僕は王城を後にした。
ステータス
名前 ミロ
レベル18
HP 90
MP 800
体力 590
知力180
精神力180
回復魔法 ヒール小 アンチカーズ小
空間魔法 収納 小
キュエルの祝福 中
装備品 死神の鎌、妖精の瞳、魔法の盾
所持金 金貨20000枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        収益物件6件
ペット ダークドラゴン
ふぅふぅ!暑い!
でも、もう少しだ。
僕たちは今、キプロス火山を上っている。
僕
ヒール!
みんな
アァー!生き返るー!
僕
よし、行くぞ。
しばらく歩いていると、頂上が見えてきた。
僕
うわっ!本当にいるぞ!
事前に調査したところによると、ドラゴンは普通に夜眠るそうだ。
僕
この辺りにテントを張って夜まで休もう。
サーニャ
あづい!
僕
風魔法を起こせ。
ソニアとエリスは氷魔法で空気を冷やしてくれ。
このために妖精の雫を買ってある。
ソニア
!!!金貨10枚もするのに!
僕
必要経費だ。
そして、僕たちは涼みながら夜を待った。
僕
暗くなってきたな。
サーニャ
ちょうどいい暑さになった。
僕
奴が眠ったら、睡眠魔法を連続で掛けて、サーニャが風魔法で加速して取ってこい。
そして、すぐに逃げるぞ。
それから2時間ほど経ってドラゴンはいびきをかき始めた。
ドラゴン
ゴォ!ゴォ!・・・ZZZ
僕
ソニア頼む。
ソニア
かの者を眠りに誘えスリープフォール!
僕
連続だぞ。可能な限り。
今だ!サーニャ!
サーニャはすごい速さで動いた。
ソニアには僕の首飾りを貸しているので魔力が大幅に上がっている。
サーニャ
取ってきた!
僕
よし!ズラがるぞ!
僕たちは事前にキプロス火山の麓に置いてある馬車を目指して走り出した。
僕
馬車だ!
ソニア
はぁはぁ
僕
乗るぞ!
よし、出してくれ!
ガタガタ!
僕
ふぅ!上手くいったな!
サーニャ
生きた心地がしなかったよ!
僕
わるいわるい!
でも、あれがベストな判断だろ?
サーニャ
むう!
そして、僕たちは飯を食って町に帰った。
カランカラン
受付嬢
いらっしゃいませ!
僕
取ってきました。
受付嬢
まぁ!本当にやったんですか?
無事だったんですか?
僕
はい。
冒険者達
スゲェぞボウズ!
冒険者
でもどうやって?
僕
強力な魔道具で魔力を高め、スリープフォールの威力を増大させた状態で身軽なものが風魔法で加速して卵を盗みました。
冒険者
その魔道具とやらはいくらするのかね?
僕
2人合わせて金貨3000枚です。
冒険者達
!!!!
そして、僕たちは学園に行った。
クラスメート
ガヤガヤ
ウォルト
で、そのドラゴンはどこにいるのですか?
僕
ここにいます。
ウォルト
まさか、それは・・・
僕
本物のドラゴンの卵です。
ウォルト
合格です。卵を壊すことなく持ってくるのは至難の技です。よく持ってこれましたね。
僕はやり方を説明した。
クラスメート達
スゲェ・・・
クラスメート
でも、メチャクチャ金がかかってるな。
クラスメート
なんというか、アイツらしい。
僕
では、この卵の調査があるので失礼します。
僕は王立研究所に卵を持ち込んだ。
聞いた話によると、ほっといても孵化するらしい。
大概、最初に見たものに懐くそうで、知能は非常に高く、人語を解するものもいるとかいないとか。
それから1月ほど経った時、ドラゴンが孵った。
ドラゴン
ガァ!
僕
お前の名前はミケだ!
僕
かの者のステータスを示せ!
名前 ミケ
種族 ドラゴン 幼生
HP 20
MP 30
体力 20
知力15
精神力35
特技 ブレス 飛行
魔法 闇魔法
僕
ふむ、黒いドラゴンが生まれたぞ!
ひき肉と柔らかい内臓を食わせよう。
それからミケはスクスクと育った。
ミケ
ガァァ!
僕
よしよし!
僕
こいつはウチの番犬にしよう。
盗みを働いたやつを食わせる。
ミケは普段は僕の店が立ち並ぶ地域の空き地に住ませることにした。
小さなうちからミケを見ており、住人達は怯える様子はなかった。
ミケは普段はよく寝てよく食べている。
時折、盗みに入ろうとする輩が出るが、ミケに捕まって、次の日には死んでいる。
時々賞金首が引っかかるので、ミケの餌代の足しにしている。
ある程度でかくなったら森で暴れさせる予定だ。
僕
サーニャ、お茶を持ってきてくれ!
サーニャ
はいはい
僕
ありがとう。はぁー美味い!
秘書
失礼します。
僕
ん?どうした?
秘書
王城から使いの方がお見えです。
僕
わかったすぐに行く。
サーニャ
行ってらっしゃい。
僕
僕の装備を持ってきてくれ。
僕
お待たせ致しました。
ミロ商会のミロでございます。
使い
王があなたをお呼びです。
これより王城までお越し下さい。
僕
かしこまりました。
運が良かったな。昔の僕が相手なら王妃は殺され王女と宝物はお持ち帰りだ。
いかんいかん!静まれっ!
そして、馬車で王城へ向かった。
王
よくぞ参った。余はミハエル・フォン・イシュタールである。
僕
王のご高名はかねてより聞き及んでおります。
今回は私のような卑しい身分の者に過分な機会をお与え下さったことに感謝いたします。
マジでこいつ殺してぇ!
ダメだ!神が見てるからな。まだ早い。
イシュタール王
そなたの活躍は王城まで届いておる。
僕
ははっ!有難き幸せ!
イシュタール王
そなたは十分な税を納め、国民を大いに幸せにしておる。そこで、これまでの功績を鑑み、男爵の位を授けるものとする。
ちなみに公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の順になっている。
僕
ははっ!謹んでお受けいたします。
イシュタール王
では、そなたに男爵の爵位を授ける。
収める地域と税などの説明はこの書を読むが良い。
僕
はっ!
イシュタール王
下がってよいぞ。
僕
失礼致します。
そして、僕は王城を後にした。
ステータス
名前 ミロ
レベル18
HP 90
MP 800
体力 590
知力180
精神力180
回復魔法 ヒール小 アンチカーズ小
空間魔法 収納 小
キュエルの祝福 中
装備品 死神の鎌、妖精の瞳、魔法の盾
所持金 金貨20000枚
資産 賃貸住宅 250人収容 1棟
        収益物件6件
ペット ダークドラゴン
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