つまりは、壊れかけた僕の思うこと

ただのねこ

p3

落ちてから、涙が出るようになった。
乾いた心が、潤ったみたいに。
あまり、嘘をつかなくなった。
そんな気がする。
捨てたかった。
消したかった。
見せかけの僕が、崩れていくような。
最近。
そんな、快感がある。
僕が落ちた、あの場所に。
いらない僕を捨てたかのような。
そんなきがした。
僕は、一番の願いが叶った。
捨てたい僕を、捨てられた。
まだ、捨てかけだけど。
叶った。
なのに。
なんでだろう。
まだ、生きようとは。
思えない。
そんな、図々しいこと。
思えない。
僕が、ここに存在する事自体が。
罪に思える。
まだ、罪になっている。
結局僕は、許して欲しいんだ。
そうなのかもしれない。
こんな、バカなことした僕を。
一度、死を選んだ僕を。
誰かに、許してほしい。
誰でもいい。
なんでもいい。
そう簡単に。
許されるだなんて。
思っちゃいない。
それでも。
そうだとしても。
僕は、ただ。

許して欲しい。

「つまりは、壊れかけた僕の思うこと」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「文学」の人気作品

コメント

コメントを書く