どうやら異世界転移は帰還してからが本番のようです

スーノ

第2話

とりあえず招き入れた訳ですが、一体俺に何の用なのでしょうか
「そう警戒しなくても、大丈夫ですよ貴方に危害を加えるつもりはありませんので」
まあ、今は家に招いてますし、警戒しても仕方ないですね。少し緩めますか
「では、貴方に会いに来た理由を、説明させていただきます。
まず、大前提としてこの世界でも魔物と、呼ばれる存在が確認されている事をご存知ですか?」
「この世界でもいるのですか。知りませんでした」
へぇ、喋る兎なんてのが居るから可能性は考えていましたがやはりいるのですか
「はい、存在しております
まあ、実際に出現致しますのは世間から秘匿された一つ島だけですので仕方ないと思われます。そして私がここに来た理由は、その島に帰還者を招き入れそこの魔物を討伐して頂く為です」
「因みに拒否権はありますか」
「ええ、一応ありますよ余程の事がない限り力を使わないように制約を受けて頂きますが。」
なるほど、その島はある一種の隔離といったところか、力をもった人間は危険な存在になる可能性があるのだから、その前に力を封じて好き勝手出来ないようにするもしくは、その島で世界のために戦い続けてもらうかといったところでしょうか。行くかどうかは、島の詳細を聞いてからでも遅くはないでしょう
「ああ、因みにその島で、魔物と戦いうにあたってサバイバルしろといっているのではありませんむしろその島にある都市は、沢山の帰還者が居るだけに魔法と科学が融合した魔科学が発達しておりそこらの大国の都市よりもかなり発展しております。
そしてそこで発生する魔物のランクは、最低でも異世界で言われる準魔王級となっております。」
他の帰還者の中でも技師はいるでしょう。それに魔物のランクも相当たかそうですね。
「分かりました、では行かせていただきます(面白そうですしね)」
「それでは、先に貴方の能力値を確認させて頂きます。この板に触れ[ステータス]と考えるまたは、呟いていただければ表示されます。」
この白い板は、要するに異世界系の小説などにあるステータスプレートというものでしょうか?ものは、試しですね。
([ステータス])

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品