創造主は暇だったので冒険者になった。

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14.

依頼の報酬を貰って、いい時間だったので、ギルドで夕食をとった。食べ終わって、二人で話していると
「失礼、このメンバー募集の主は君たちで良いのか?」
長い黒髪をポニーにした小柄な黒ずくめの少女。手には『パーティーメンバー募集!』と書かれた紙を持っている。
「おー、そうです。わたしが作りました。二人のパーティーは寂しいですし。」
─勝手なことしてくれるなぁ…─
「で?パーティーに入りたいと?」
「そうだ。私はクレア、暗殺者アサシンだ。入れてもらえないだろうか。」
「俺は一向に構わんが…。」
「私も勿論オッケイです。」
「って事で、暗殺者アサシンクレアを俺のパーティーに迎え入れる。」
「恩に着る。」
そんな事があって、パーティーメンバーが三人に増えた。
「俺はパーティー長エンデ。こっちは魔術師メイジのルナだ。」
「よろしくです。」

「あっ、せっかく三人になったんですから、パーティーの名前決めましょう。」
「名前?」
そんなの付けられるのか、というか初耳だ。
「そうです、名前です。無名のパーティーもカッコイイですけど、やっぱり名乗りやすいじゃないですか。」
「ふーん、名前ね。」
「…『イースター』なんてどうですか?」
「なんで?」
「大陸の東端で集ったパーティーだから、東の者でイースターです。」
「ふーん、俺はそれに賛同しよう。正直どうでもいいしな。クレアは?」
「…異論無い。」
「よし、決まり。」

今日は四月一日。後にこの日は、『伝説のパーティーイースターの誕生日』として、国民に祝われたとか、祝われないとか。

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