創造主は暇だったので冒険者になった。

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6.

朝起きてベッドから降りると、そこにはルナが転がっていた。しかも俺の毛布にくるまって。俺はリュックサックの中からロープを出すと、毛布ごとルナを縛って朝食に降りた。

朝食を終えて部屋に戻ると、ルナが必死になってゴロゴロ転がっていた。
「あ、帰ってきましたね!これ解いてください!でないとあとで知りませんよ!」
ルナは俺に気づくなり喚き始めた。
「嫌だ。あと、お前にはもう一度眠ってもらう。」
「え、なっ何するつもりですか。待ってください近づかないで下さいフェアじゃないです私動けないんですよ待ってやめて耳あ────!」
ルナはぐったりと動かなくなった。両耳を思いっ切り引っ張ってやったのだ。俺はルナがもう一度起きた時のための準備を始めた。

                   三〇分後

ルナは俺を睨んでいる。椅子の背もたれに手を括り付け、椅子の足に両足を結んである。
「何をするつもりですか。あとそのクリップは何ですか。」
「尋問をするんだよ。クリップは…まぁ後で分かるさ。」
昨夜ベッドにルナが潜り込んでいたところから、聞きたいことは山ほどになっている。
「まず初めに、お前はなぜ昨夜この部屋にいたんだ?」
「…。」
ルナはこっちを睨んだまま口を開かない。しょうがないのでクリップを手に取る。
「ま、待って下さいそういうのはよくないと思うんですよ答えます答えますから、いたぁぁぁ!」
耳を挟まれたルナは涙目になってしまっている。その後も似たようなやり取りの末、尋問は無事終わったが、割愛。

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