“5人集”は個々の最強異能力を所持しているチート集団だった。【ほのぼの暮らすけどね、】

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第16話俺達と警備兵二人



あれこれありながら、俺、エルイ、
グーレの3人で“クランツェル大図書館”
についた。

「「うわーでっかーー(いですわ)」」
俺とエルイは図書館から数メートル離れたところから広大な空を見上げる様にして呟いた。
どうしよう,使おうか【全知全能受諾】
いいや、使っちゃえ

鑑定結果
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“クランツェル図書館”

過去の歴史、神話や魔法の詳細、未来的な予言、神託など様々な本が保管されている惑星上で随一,大きな図書館。

図書館の形は黄金比が元となり、
シンボルとなる、“博識の女神姉妹”の石像が両側に製作されているのも図書館の形の一つである。

その為か図書館や本に何らかの加護が付属されるようになる。
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あーーーやっぱり聞かなきゃ良かった
多分、いつかこの博識の女神姉妹に会うだろうに、
「【共通感覚】」
「...なるほどですわ」
エルイは鑑定魔法で図書館を見た後にそう呟いた。
「知り合いか?」
「まあ、そうですが。なんと言うか
ややこしい姉妹でしょうかねぇ?」
「話した事はあるのか?」
「いえ、見た事があるぐらいですわ」
あーーー。何か変なフラグが建築されましたよ。貴方実はフラグ建設の女神?
...

コラ、恥ずかしい事言わない。
(自重します。)

「とにかく、行こうか、」
「はい、ですわ」
俺達はそう言うと図書館に繋がるアーケードをくぐった。
■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
「お前達止まれ」
クランツェル大図書館の両サイドにいた警備兵の一人が声をかけて来た
「ここらでは見かけない顔だな。何処の国の者だ」
ここらは既に【全知全能受諾】で調査しておいたから大丈夫。
予習はバッチリ
「私達は<NOsノーズクラン>です」
「...チッ」

NOsノーズクラン>
現在の世界では国が保有する人材を集め優れた者達を一部の枠組みを作り資金や装備品の援助をすること、それが<クラン>。しかし国が保有せずに自主活動をしながらクローバル的なパーティーを構成しているのがのが<NOsクラン>である。ちなみに
<NOsクラン>の所属している人たちは差別される事が多いらしい。また差別用語で<NOsクラン>に所属している人を“ノーズ”と言うらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は少々作戦がある。この作戦通りに行けばすんなり事が済むのだが…

すると、もう一人の警備兵が
「おいおい、ノーズが何のようだ?汚らわしい奴らが入ったらシュイーナ様もカルーベル様も泣かれてしまう」
そう言うともう一人の警備兵が
「何を言う。汚らわしい者など女神姉妹様が守ってくれよう。まあ俺達の階級やらでも入れんがな」
「そうだったな、ハッハッ...はァ?!」
「なァッ?!!」
「いやー良かった。なんせ俺達が汚らわしい者達ではないのとお前ら以上に純白なのが証明できたみたいなだからな。」
俺達が立っていたのはクランツェル大図書館の入口に入った所である。

さっきも言っていたがこのクランツェル大図書館は博識の女神姉妹の加護により、大切な本が盗難されたり、不法侵入者や貴族以下の庶民が入れぬ様に阻止している。その為、何の影響も受けず図書館に入った様に見えた俺達がどの様に見えるかは......言うまでもないだろう。
「た、多々の御無礼申し訳ございません!」
「この非道の言動は、ばっ万死に値します!」
「「誠にも、申し訳ございませんでした!!!!!」」
いっても新しく手に入れた[無詠唱]で[超阻害魔法]をかけたのだが、
「いい、気にするなノーズなのは本当だからな。」
「しかしあなた方のような人たちがノーズなのですか、?」
「おっと、少し侵害し過ぎだな、」
「「ヒッ!!??」」
おいおい、大の大人の男がチビってんじゃないよ、
「申し訳ございませんでした、ごゆっくり閲覧なさいませ、」
「ご苦労」
「「ハッ!!」」___ガシャ
敬礼と共に鳴り響く警備兵の鎧
それを耳の奥に置き俺たちは歩き出した。



台風、もっと熱くなれよぉぉぉぉぉおお!!!
次回出てきます姉妹

すいません遅れましたね。

17/10/25:クランに関する内容変更を変更しました。

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