“5人集”は個々の最強異能力を所持しているチート集団だった。【ほのぼの暮らすけどね、】

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第13話 家事少女と理由




「んーやっぱり美味しいのは変わらんな。」
「サクヤ様にそんな事言って貰えるのは、このアスラ!!大変ありがたい限りでございます!」

部屋割り<外伝予定>が終わり、今はもう昼過ぎ位なので昼飯を食べている途中なのだ。

実は前に言ったのだが、アスラを奴隷にする理由が表面上「復元魔法の口外禁止」と「無自覚による暴力の保険」だ。

しかし、俺が奴隷にした本当の理由は同じく2つある。まず、アスラとの約束が1つである。これは前のやつだな。

そして2つめが[家事スキル]である。これは、料理、裁縫、洗濯、掃除に何故か金額計算が早くなると言う統一スキルなのだ。

この世界に来る前にもアスラの料理を食べたのだが。美味しいの、なんの、
依存症になるぐらいのだし巻き玉子だったよ、

あの“だし巻き玉子”がだよ?卵だけでどうすんのさ、

まあいいか。至ってはこの2つの理由が重要なんだ。だから...

「サクヤ様の布団、枕の準備と部屋掃除やっておきました!」
これも理由になるかな?

「おう、有難う」
[ナデナデ]
「フゥニャーー」
おいおい顔が蕩けきってるぞ。
大丈夫か。...大丈夫じゃないか。

「と言っても今回はエッチィ本無かったです...(ショボ-ン」
「どこ悲しんでんだよてめぇ...」

こんな感じが続きそうな予感

■+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+■
カーモルト村 3時

彼女の名前セリア・ベクトル。村長の孫娘にして「トモリの愛人志望」である彼女は、朝ごはんの時に美味しそうにサンドイッチとシチューを
       “呑んだり”                “飲んだり”
するトモリを思い出し耽っていた。

「トモリさん...あんな美味しそうに...ふふふっ♪」
完璧なる恋する乙女は窓に肘をつけて喋っている。

「また来てくれないかな〜」
「どーしたの?いるよー!」
「はぁぁぁっっ!!」
いきなり窓からフェイドインしてきたトモリに鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして尻餅をついた。

「えへへー。ごめんね、おどろかすつもりはなかったのー。」
「いやいいのですよごsyu[ンッンー]...トモリさん。」

いきなりの予行演習は早かったのか何故かびくついている。

「え、けどここまで歩いても走っても30分ぐらい以上も掛かりますよ?」
「わたしがはしったら1ぷんもいらなーい。」
「...納得出来ちゃう」

「けどどうしてここまで...。」



疲れた早う寝たい



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