fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

幻鏡陣

現在いまを見せてくれ、君の惨劇的な現在いまを」






異形達が仲間達を食べていく。
空には皆既月食、英霊の翼日。
原典という重力から解き放れようとする。
「マシュゥ!」
ダークセイバーになすがままにされる。
左腕を異形に食われた部分を剣で刺し自ら切り飛ばす、そして這い昇る、彼女のいる場所、玉座。

ダーク・セイバーが兜を外していた。
サーヴァント界の暗黒面を司る存在。
そこにあったのは藤丸立香と同じ顔。
「これが、貴様の願った末路だぞ!」
やがて、死が満ちる、不浄が満ちた。

「くっ、僕そのものに力は無いのか!!!」





「勝った!第三部・完!」
二頭狐が勝鬨を上げた!!




「選ばれただけの一般人の主人公補正は堕落しやすさの裏返しさ、全能感に浸れたかい?お疲れ様、君自身には誰も護る力などなかったねぇ」

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