fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

正義VS悪党

「お前の葛藤は浅ましい」
アーチャーが投影した魔剣の双剣を。
蒼白する剣が片手だけで抑えている。
レイピアながら歪な形状をしている。
「そうだよなぁ白痴のように純朴に盲目そのものに恋慕に従ってれば幸福になれただろうなぁ!」
「他者愛を向けるな、お前のはレイプ犯と変わらん、人々を堕落させるなど悪魔の所業だ」
「元々だからなぁ、浮気はやめろと嫁に言われて、魔女ラフレシアを全然産み出せれねぇんだよなぁ、はぁ、嫌だねぇ、あれこそ人類悪よりも汚物な売女だと言うのにさぁ!!」
「とことん下衆な男だ」
「あぁ、あの女が一番小生を狂信してたからなぁ、そのくせ、小生を尻に敷こうとしてさぁ、遠距離恋愛の弊害だな、口だけなら何とでも言える、近くにいたらDVしてただろうぜぇ、それに、二十歳になったら死にたいだのメンヘラってたゴミだよ、だからずっと生きていたくなるほどの絶望と復讐心を植え付けてやった、爽快だったぜ?正義の味方にはこの愉悦が分からねぇんだろうけどよぉ!女に涙目で殺してやるって言われるほど倒錯はねぇよ、あれほど心を折っても魔女ラフレシアはまだ臭い、醜悪そのもの、マジ笑殺話だろ?」

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