fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
袖の下
「よぉ、警察所長さん」
「自首をしにきたのか」
「尻の穴の中まで調べてくれるのかい?」
「そんな趣味はない」
「俺の尻を舐めるか」
「戯言はいい、本題に入れ」
「はいはい、実はな正式な第六次聖杯戦争のサーヴァント枠がまだ埋まってないんだよ」
「触媒を持ってきたならば見逃してやろう」
「山田浅右衛門の中で辻斬りに堕ちた女の」
机の上に短刀が刺さった。
「まぁ必殺仕事人の原典みたいな女だよ」
「さては江戸時代にタイムスリップしたか」
「今時あるんだねぇ」
「お前に堕落させられた魔女がまた一人、か」
「人聞き悪い事言うなよ」
「事実だろ?」
「まぁな」
「そんなお前が堕落させた正義ならこの私も同じだ、鬼に外れたならそのまま猪突猛進しよう」
「愛してるぜ、警察所長ちゃん」
男装の女性が蝙蝠に照れながら短刀を抜く。
奇しくも、因果により前世の自分を呼ぶことになった、それすら厄に数えるに相応しいのである。
「自首をしにきたのか」
「尻の穴の中まで調べてくれるのかい?」
「そんな趣味はない」
「俺の尻を舐めるか」
「戯言はいい、本題に入れ」
「はいはい、実はな正式な第六次聖杯戦争のサーヴァント枠がまだ埋まってないんだよ」
「触媒を持ってきたならば見逃してやろう」
「山田浅右衛門の中で辻斬りに堕ちた女の」
机の上に短刀が刺さった。
「まぁ必殺仕事人の原典みたいな女だよ」
「さては江戸時代にタイムスリップしたか」
「今時あるんだねぇ」
「お前に堕落させられた魔女がまた一人、か」
「人聞き悪い事言うなよ」
「事実だろ?」
「まぁな」
「そんなお前が堕落させた正義ならこの私も同じだ、鬼に外れたならそのまま猪突猛進しよう」
「愛してるぜ、警察所長ちゃん」
男装の女性が蝙蝠に照れながら短刀を抜く。
奇しくも、因果により前世の自分を呼ぶことになった、それすら厄に数えるに相応しいのである。
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