fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
かつての東京と今の池袋
この話は少し未来の話だ、という仮定である、実在してるなんたらとは全く関係ない、今はまだ。
上京すれば何が変わるとは思えない。
冷たい人間は多い、と言われる一方。
詐欺に遭いやすいほど騙されやすい。
何よりも腐敗した政治はまだ残った。
膿を溜め込んでいるのが現状である。
政治家は金銭しか貪らず怠惰をする。
女性政治家はまったく活躍できない。
それでも希望は捨てる事が出来ない。
ガラスの天井はある。
資質又は成果にかかわらずマイノリティ及び女性の組織内での昇進を妨げる見えないが打ち破れない障壁である 。 
女は仕事で活躍できない。
女だから。
女だから。
女だから。
男の方が上であり、男尊女卑は健在だ。
男性のステレオタイプの総意を鬼としよう。
それは現代社会に生まれる新型の鬼の帝王。
末法の世の中、世紀末、終焉の時ぞ、近い。
クハンダが猛威を振るった。
東京の聖杯戦争終結後にて。
聖杯によって召喚された……
アンリマユの受肉体であり。
普遍的無意識に混合してる。
男のステレオタイプの残粕。
女性優位社会を認められぬ。
男の最後の悪足掻きである。
特異点が生まれる。
隔離された腐界だ。
魔境である、滅びた東京の最後の廃園。
それが、池袋としてなぜか残ったのだ。
なぜか、と言うべきではない。
そこが、植民地なのであった。
異界が人間界の一部を掌握。
そこの女帝はもはや姉妹だ。
黒き百合が、重なりあった。
鬼畜姫とレオポルド二世だ。
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