fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

間桐桜


項羽と劉邦はオルタ化。
自身も黒化して悪落ち。

実の兄の死骸を踏みしめている蝙蝠。
人類で最も凶悪かつ凶賊なるままだ。

「いいんだよ、正直になっていいんだよ?」

彼女の祖父はどこかへ逃げた。
と見えるが破壊神の別の用途。
池袋と冬木を融合させ『西都』を創る。
その準備に入っていた、蝙蝠は養子だ。
もはや彼は家庭の事情を知り尽くした。
だからこそ彼女の欲望を解放させたのだ。
彼は元々見所のある女性を堕落させる事が趣味である、悪趣味で、とてつもない悪行だ。
それによって彼は女性を救っていると思うのが何よりもたちが悪い、存在価値を歪める。
「貴方だけが私を見捨てないんですね」
「少数を守ると決めた、君のような病みそうで誤魔化してそれでも芯を持っている女性に敬意を表しよう、僕は君の騎士となるよ」
「まぁ、それはうれしいですね」
「さて、女帝、どこに向かう?」
「破壊神を愛でにいきたいです」
「愛する、じゃなくて愛でるか」
「はい、出来ればこの子の誕生のための栄養分にしたいですね、そう、『鵺』のために」

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