fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

エドモン・ ダンテス


ドイツから取り寄せたソーセージ。
スイスより取り寄せたチーズ。
北海道より取り寄せたハム。
そして自家製サルサソース。

それでピザトーストを作る。

ブラジルより取り寄せた珈琲豆を手作業で粉々にしていく、そして珈琲を入れる。
ピザトーストが焼けた、皿に盛り付ける。
「いただきます」

ワンルームマンションの窓が割れる。
エドモン・ ダンテスが、入ってきた。

気にさず軽い結界でガラス片を防いで朝食を再開する。
「なんで、てめぇなやつがそんな日常を!」
「気を抜きたまえ、君の分も用意してある」
「その余裕は、どこの貴族だ?」
「余裕どころか、これは慢心だ」





片手で相手しながらピザトーストを食べる。
片手で相手しながら珈琲を飲み干していく。





「さてご馳走さま、ではもう片手も使おう」

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