fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

パラドックス逮捕

排斥例の一つ抑止力の人理の破壊。
過去にさかのぼってのやり直しを行うことは人理の深刻な破壊につながり、歴史が丸ごとひっくり返ってしまうため、抑止力の対象になりうる、よってパラドックスはマスターとサーヴァントに袋叩きされた後逮捕される。




"冷酷の化身" ラインハルト・ハイドリヒ。
ライダーのマスターであるナチスで最も危険な男SS ナンバー2で冷酷を極めた手腕が光る。

処刑人にしてナチス最強の誉れを受ける男。

その彼が魔術協会と埋葬機関の合作による拘束衣に縛られた人類最凶の蝙蝠を尋問する。

「さて、貴様は血族の者か?」
「いかにも」
「まさか二頭狐のifとは言わないよな?」
「それは違う」
「流暢なドイツ語だな」
「貴方に誉められるとはね、貴方に憧れを持っていた、序列で言えばヴラド三世より上」
「なるほど、大量殺戮、いや人間選別が未来では必要になった、そう解釈して良いかな」
「鋭いな」
「しかしイレギュラーはまだ加えたくない、常勝の布石が粉々になりそうになるのでね」
「そうか、慎重になれ、これでも観客に悪目立ちし過ぎと言われてね、自重したかった」
「あぁ、ヨーゼフ・メンゲレに遊ばれてろ」「歓迎するよ、サンプルだろうと実験体だとしてもそろそろ黒子は影に引っ込むべきだ」

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